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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342535506/ ―部室― 咲「プール…?」 京太郎「ああ。県大会も無事終わっただろ?それで息抜きも兼ねてプールにでも行かないかって思って」 優希「ほう、面白そうな話だじぇ。詳しく聞かせろー!」ドーン 京太郎「痛てて…乗っかるなっての優希…」 和「プール…ですか。そういえば最近暑くなってきましたしね。でも海じゃだめなんですか?」 京太郎「いや、最近隣町で大型プールがオープンしたろ?せっかくだからそこに行ってみようと思うんだ」 咲「あーそういえばそうだったね。でもあのプールオープンしたてなのにトラブルが続いてるって聞いたんだけど…」 和「ニュースでやってましたよね。流れるプールの流れが止まったとか、スライダーの水が止まったとか…」 優希「ふーむ…流れないプールっていったい何の意味があるんだじぇ…普通のプールだじぇ」 咲「スライダーが途中で止まるなんて、危なすぎるしね…」 京太郎「まあ、あれからしばらく経ってるし、さすがにもう大丈夫じゃないか?」 京太郎「それにせっかくだから新しいプールってのに行ってみたいんだよ」 ガチャ 久「あら、面白そうな話してるわね」 咲「あ、部長。こんにちは」 和「会議のほうはもういいんですか?」 久「ええ。ちょうどさっき終わったところよ。会議室にクーラーがないから、ホントに暑くてたまらないわ…」 咲「染谷先輩は今日はどうしたんですか?」 久「まこは今日は家の手伝いで来れないらしいわ」 久「で、なんか面白そうな話してなかった?プールに行くとかなんとか」 京太郎「あ、部長達もあとから誘おうと思ってたんですよ」 京太郎「今週の日曜日に、最近オープンしたプールに行こう、っていう計画で」 京太郎「麻雀部の県大会終了慰安企画、って感じです」 久「なるほど、面白そうね…さっきも言ったけど、最近すごく暑いし魅力的な提案だわ」 久「それに慰安計画をわざわざ須賀君が立ててくれたんだから、部長の私がのらないわけないわよ」ニコッ 京太郎「部長…」ジーン 久「当然、須賀君が全部お金出してくれるのよね?」 京太郎「え?」 久「交通費とか、プールの入場料とか、昼食代とか…あとうきわとかのレンタル代とかも」 京太郎「え…?ちょ、ちょっと」 久「ホント先輩思いの後輩をもって私は幸せだわ」ニコッ 京太郎「あの…部長?」 久「なあに?須賀君」ニコッ 京太郎「あ、あの…」 久「ん?」ニコッ 京太郎「う…わ、分かりましたよぉ…」 優希「やったじぇー!さすが私の犬なだけはあるな、京太郎ー!」 咲「あ、あんまり無理はしないでね、京ちゃん」 和「まあ、本当に足りなくなったら私たちも出しますから大丈夫ですよ」 優希「あー日曜日が楽しみだじぇー」 ワイワイガヤガヤ 久「須賀君」ヒソヒソ 京太郎「なんですか、部長」ズーン 久「そんなに落ち込まないの。それに…皆の水着をタダで見放題だと思えば安いものでしょ?」ヒソヒソ 京太郎「それはそうですけど…」 久「それに…何かあったとき、須賀君がお金を払ってるから」 久「ってことで不満を反らして皆が須賀君に当たらないようにする、っていう意味合いも込めてるわ」ヒソヒソ 京太郎「あ、なるほど…意外と考えてくれてるんですね、部長」 久「あら、私はいつもみんなのためになるように行動してるつもりよ。それは須賀君相手でも例外じゃないわ」 久「それに…払ってもらう分はちゃんと価値を提供するから安心して?」ニコッ 京太郎「は、はい。ありがとうございます(どういう意味だろ…)」 久「(ふふ…主に和や咲や優希たちがね)」ニヤニヤ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 久「じゃあ、今日の部活はここまでにしましょうか」 優希「はあー今日も疲れたじぇ~相変わらず咲ちゃんはなぜかカン材持っててリンシャンであがるし!」 咲「あはは…」 優希「のどちゃんはおっぱいでイカサマしてるし!」 和「してません!//」 京太郎「お疲れーじゃあ帰ろうぜ、咲ー」 久「須賀君、ちょっと女子だけで話すことがあるから、今日は先に帰ってくれる?」 京太郎「あ、そうなんですか、分かりました」 咲「(あれ…そんな予定あったっけ…?)」 京太郎「じゃあ、お疲れさまでした」 バタン 久「…」 久「さて、須賀君帰ったわね」 和「部長?急にお話ってなんですか?」 優希「もう今日は麻雀の話はしたくないじょ~…」 久「そうね、私も急に思いついたから仕方ないわ」 久「今週の日曜日にプールに行くでしょ?だからその前日に皆で水着を買いに行かない?」 久「私ちょうど新しい水着がほしいと思ってたところなのよ」 久「それで皆もどうかなって思ってね」 咲「水着…ですか」 和「なるほど…そういうわけですか」 優希「私も新しいのほしいーじぇー」 久「どうする?せっかくだから可愛い水着着たくない?」 久「それに…皆須賀君に可愛いところ見せたくないの?」ニヤニヤ 咲、和、優希「「「?!」」」 咲「わ、私は別に…」アセアセ 和「そ、そうですよ!須賀君は関係ありません!」 優希「い、犬ごときに見せる水着なんてないじぇ!」 咲「(京ちゃんに…水着…可愛いの来て行ったら褒めてくれるかな?)」モワモワ… 「お、咲新しい水着買ったのか?」 「ふーん、い、意外と似合ってるな…」 「まあその…咲らしくて可愛いんじゃないか?」 咲「(っていう感じで…)」ポー 優希「はぁ~犬に水着を見せてもなんの得にもならないじぇ…でも買いにいくのは楽しみだじぇ~」 和「全く部長は…でもたまには皆で買い物もいいかもしれませんね。ねえ宮永さん…宮永さん?」 咲「」ポー 和「宮永さん?どうかしたんですか?」 咲「はっ!い、いやなんでもないよ!別に京ちゃんのことなんか考えてないよ!」 和「え…?」 咲「あ、じゃなくって今日は暑いなって…(く、苦しい…私ったら何言ってるのバカー!)」 和「そうですね。当日も暑くなったらいいですね」 優希「大丈夫だじぇ!のどちゃんのおっぱいに誓って、必ず日曜日は晴れるじぇ!」 和「そんな必ず晴れるかなんて分かりませんよ…って私のおっぱいは関係ありません!」 優希「のどちゃんが怒ったじぇー逃げるじぇ!」タタタ 和「まったくもう…優希ったら…」 咲「あはは…(でも原村さんの胸…やっぱり大きいから水着ですごく目立つんだろうなあ…なんかうらやましい…)」 咲「(それに比べて…私は…)」グスッ 久「はいはい。その辺にしときなさい。じゃあ、来週の土曜日の午後二時に長野駅に集合ね。じゃあ今日は解散!」 久「(一年生は皆初々しいわねえ…ま、一応私もまだ18なんだっけ…)」 久「(華の女子高校生が水着を見せる相手もいないなんて寂しいわねえ…)」 久「(まあ、別にいいわよね。そういえばまこも誘わないとね)」 久「(………)」 久「(あのワカメみたいな髪の毛は水につけても大丈夫なのかしら?)」 ―土曜日 長野駅― 和「ふう、今日はとても暑いですね」 久「ホント、最近の夏の暑さは異常なくらいだわ。でも明日はこれぐらいだといいわね」 優希「その点なら大丈夫だじぇ。天気予報では明日も晴れるって言ってたじぇ!」 優希「わたしのおっぱい眼に間違いはないじぇ!」 和「だから何言ってるんですか優希は!!//」 優希「冗談だじぇ~あんまり怒ってるとしわが増えるぞ、のどちゃん」キリッ 和「怒らせてるのは誰なんですかもう…」 和「だいたい胸で天気だなんてそんなオカルトありえません」ボソボソ 久「あんたたちのやりとりは相変わらずね~」 優希「おうよ!のどちゃんは私の中学時代からの友人だからなんでも知ってるじぇ!」 和「なんでもは言いすぎですが、確かに長い時間を過ごしてきた友人ではありますね」 優希「のどちゃん素直じゃないじぇ~素直じゃないのはこのおっぱいか、このっ!」ポヨン 和「ちょっ…こら!優希!いい加減にしなさい!」 優希「うわ~ん。のどちゃんがいじめるじぇ~」 久「ほーんと、仲いいわね~」 久「それにしても咲はどうしたのかしら、遅いわね。ってもしかして遠くから走って来てるのは咲かしら?」 タッタッタッ 咲「す、すいません遅刻しちゃって…」ハアハア 咲「(どんな水着にしようか考えてて眠れなくなって寝坊しちゃったなんて言えないよー)」 久「じゃあ、全員そろったから行きましょうか」 咲「あれ…?染谷先輩はいないんですか?」 久「ああ、まこなら水着はあるからいいって。明日はちゃんと来るから、清澄麻雀部は全員参加よ」 咲「なるほど、分かりました」 久「まあ、まこらしいと言えばまこらしいわ。」 久「で、…あんたたちはいつまでやってるの?」 和「…もうやめてくださいね、優希」ハアハア 優希「…今回はなかなかのどちゃんしぶとかったじぇ」ゼエゼエ 咲「えーと…二人とも…大丈夫?何かあったの?」 久「気にしなくていいわ。二人の自業自得だから」 和「部長…ひどいです!元はといえば優希が…!」 優希「のどちゃんのおっぱいが原因だじぇ!」 和「~~!まだ言いますか!!」 久「じゃ、行きましょうか。咲」スタスタ 咲「はい、そうですね部長」スタスタ 和「あ…ま、待ってください!」 優希「わたしを置いていかないでほしいじぇ~」 ―デパート― 久「この店は割と品揃えがいいわね、ここで買いましょうか。じゃあ、各自自由に選びましょう」 咲、和、優希「了解です(だじぇ)」 ・ ・ ・ ・ 和「(それにしても、水着のデザインってたくさんあるんですね…)」 和「(あ、これなんか結構可愛いかも…)」 サイズ C~D 和「(……無理ですね)」 ・ ・ ・ ・ 優希「あー夢中になってるうちにみんなとはぐれちゃったじぇ…」 優希「うーむ。水着を買うのは楽しみにしていたものの、どれを買えばいいか分からないじぇ…」 優希「あ…これとか可愛いじぇ」 サイズ:C~D 優希「(…無理だじぇ)」ズーン ・ ・ ・ ・ 久「さて、今年はどんな水着にしようかしら」 久「(ふむ…やっぱり男の子がいるわけだから、多少は可愛いやつにするべきよね…)」 久「(…別に私は皆と違って可愛いところを見てもらおうとか思ってないわ)」 久「(お金を払わせるわけだし…あ、当たり前よね)」 久「(…誰に言い訳してるのかしら私)」 店員「水着をお探しですか?」 久「あ…はい。明日プールに行くことになったので、買っておこうと思いまして」 店員「なるほど~お客様可愛いし、スタイルもいいから、これなんてどうですか」 久「えっと…少し大胆すぎじゃないですか…その…特に下とか…」 店員「じゃあ、下にパレオを巻いてみてはいかがですか?この水着でしたら…これがぴったりですね」 久「あ、これいいですね。色は…これにしようかしら」 店員「パレオの中身は彼氏さんだけに見せてあげてくださいね」ニコッ 久「ち、違います、別に彼氏と行くわけじゃ…」 店員「そうですかー友達と行くんでしたらバレオはいりませんよね、もったいないですもんね」ニヤニヤ 久「!じゅ、純粋にこのパレオが気に入ったんで…」 店員「なるほど~どうもお買い上げありがとうございます」 久「じゃあ、お会計をお願いします(いったいなんなのよ…この店員は…)」 久「とにかく、私の分は買えたわね…皆はもう買ったかしら」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 咲「こ、ここどこ~?水着探してたら迷っちゃたよお~…」ウロウロ ・ ・ ・ ・ 優希「むむむ…なんか考えるのめんどくさくなってきたじぇ~」 優希「よく考えたら家に水着がないわけじゃないし…」 優希「よし!明日はいつも通り学校の水着でいくじぇ!余ったお金でタコス買って帰れば完璧だじぇ!」 ・ ・ ・ ・ 和「(なんとかサイズを探してもらって買うことができましたね…)」 和「(…あそこでウロウロしてるのは、宮永さん?!)」 和「宮永さん、そんなところで何やってるんですか?」 咲「あ…原村さん…!実は水着探しててウロウロしてたら迷子になちゃって…」 咲「原村さんが来てくれて助かったよお…」 和「(こんなところで迷うなんて…麻雀だけじゃなくて方向感覚もオカルトですね…明日は大丈夫なんでしょうか)」 和「もう…気をつけてくださいね。ところで水着はもう買いましたか…って迷子になってたんでしたね」 咲「う、うん。もう皆は買ったよね?早く選ばないと、皆待たせちゃうよね…」 和「じゃあ私が一緒にいますから、咲さんは水着を選ぶのに集中してください」 咲「ありがとう、原村さん!私、頑張るよ!」 和「大げさですよ…とにかく、急ぎましょう」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 久「よし、皆買えたみたいね。じゃあ明日も早いことだし、今日は帰ってゆっくり休みましょうか」 和「そういえば、明日は何時に集合なんでしょうか」 久「あ、忘れてたわ。明日は長野駅に午前九時に集合。電車で隣町に行ってそこから歩いてプールに行く」 久「持ち物は…今日買った水着と、あとはまあ常識の範囲内で持ってきてね」 久「うきわとかレンタルするやつは須賀君が全部出してくれるから問題ないわ」 久「以上よ。何か質問はあるかしら?」 久「…特にないわね。あ、それと優希」 優希「なんだじぇ?」 久「優希は学校指定の水着で明日行くつもりなんでしょ?水着をつけて来るのはいいけど、下着を忘れないようにしてね」 優希「!いくらわたしでもそんなの忘れたりしないじぇ!!」 和「部長、忠告ありがとうございます」 優希「のどちゃんひどいじぇ?!」 咲「優希ちゃんならありえるかもね」アハハ 優希「咲ちゃんまで…皆ひどいじぇ~…」 久「ま、こんなところね。じゃあ、解散!明日は遅刻しないでね、咲!」 咲「は、はい!分かりました(うう…私も人のこと言えないな…)」 ―原村家― 和「改めて見るとこの水着サイズが大きいですね…」 和「自分で見てて恥ずかしくなってきました…//」 和「形が崩れないように、ここにかけておきますか…」 和「ふう、ちょっと疲れましたね。少し麻雀してから寝ましょうか」 和「よいしょと…いつもの部屋は…空いてますね」 和「ふむ…なかなか調子は悪くないですね…」 和「」チラッ 和「……」 和「ちょっと試しに水着を着てから寝ましょうか」 和「あ、明日着てみてサイズが合わない、なんてことがあったら困りますから、仕方ないですよね」 和「……」ヌギヌギ 和「……」 和「あ、ぴったりですね…よかった…」 ―片岡家― 優希「確かこの辺に…あったじぇ!」 優希「う…改めてみるとなんて普通の水着だじぇ…」 優希「ま、まあ犬に見せるために明日行くわけじゃないから関係ないじぇ!」 優希「そーと決まったら明日のためにさっさと寝るじぇ!」 優希「…やっぱ可愛いの買っとけばよかったかな…」ボソッ ―竹井家― 久「さて、明日のために一回この水着を着ておきましょうか」 久「あの店員のせいで、試着できなかったし…」 久「……」 久「なにこの露出量…よ、よかったわ、パレオ買っておいて…」 久「まあ、サイズは問題ないわね、それじゃあさっさと寝ましょうか」 久「明日が楽しみね」 ―染谷家― まこ「明日は京太郎がプールに招待してくれるらしいの、なかなかあいつも粋なことするのお」 まこ「明日がいろいろ楽しみじゃ」ニヤニヤ ―日曜日― 京太郎「みんなおはよう!部長、染谷先輩おはようございます」 まこ「おう、おはよう京太郎」 久「おはよう須賀君。お、今日は皆時間以内に集合してるわね。やっぱり遅刻しないのが一番ね。ねえ咲」ニヤニヤ 咲「そ、そうですよ。遅刻なんて…うう…」 和「(うろたえる宮永さん…可愛いですね…)」 優希「それにしてもホントにいい天気になってよかったじぇ!これも私のおっぱ…むぐっ?!」 和「その先はもう言わせませんよ!」 優希「んーんんんんー!んー!!」 久「ふふ。今日は和が先制したわね」 まこ「わりゃ駅前でそんなに目立つ行動はやめんさい…」 京太郎「けどホント暑いっすね~皆を誘ったのが今日で良かったです」 咲「京ちゃん、ちゃんと水着持ってきた?」 京太郎「あ、当たり前だろ!もしなくても絶対入るからな!」 咲「は、裸で入るのはちょっと…//」カーッ 京太郎「違うって!プールで買うに決まってるだろ!!」 久「あんたら…でも一年生同士仲がいいのは良いことね、でもあまり時間もないし、そろそろ行くわよ」 ―プール― 優希「ふえ~大きい建物だじぇ~」 和「噂に聞いてたよりずっと大きいですね……さすがに噂になるだけはあります」 京太郎「だろ?あ~泳ぐの楽しみになってきた!」 久「そうね。じゃあさっさと中に入りましょうか」 京太郎「おい、咲、ちゃんとついてこいよ!」ニヤニヤ 咲「!わ、分かってるよ」ムッ まこ「みんなまだまだ子供じゃの~」 久「じゃあ、須賀君一旦お別れね。レンタルはうきわ一つとそうね…ベッド型のうきわを一つで合計二つでいいわ」 京太郎「分かりました。じゃあ入場料とかまとめて払っておくので、先輩たちは先に行っててください」 和「須賀君、ありがとうございます」 優希「サンキューだじぇ!後でタコス食わせてやるからな!」 京太郎「優希には期待しないでおくわ…」ハハハ 咲「京ちゃん、ありがとう」 京太郎「気にすんなよ!今日は皆のための慰安企画だからな!」 まこ「われ気前いいのお。なんか企んでおらんじゃろな?」ニヤニヤ 京太郎「なっ…善意ですよ善意!染谷先輩人が悪いですよ!」 まこ「そうか~すまんすまん」 京太郎「(みんなの水着が見れるから、承諾した、とは言えないな…)」 京太郎「ふう…うきわ二つはちょっと持ちにくいな…一つはベッド型だし…」 京太郎「みんなそろそろ来るか…?」 久「須賀君!おまたせ」 まこ「またせたのう」 優希「よく待ってたな褒めてやるじぇ!」 和「お待たせしました」 咲「うう…(恥ずかしくて京ちゃんの前に出れないよ…)」 和「宮永さん、なんで私の後ろに隠れてるんですか」ヒソヒソ 咲「だって…京ちゃんに水着見られるなんて恥ずかしいよ…」ヒソヒソ 和「何のために買ったんですか…私も恥ずかしくないわけじゃないんですよ」ヒソヒソ 久「(咲ったら…須賀君に水着見られるのが恥ずかしいのね…可愛らしいわ)」ニヤニヤ 京太郎「あれ?咲。なんで和の後ろに隠れてるんだ?」 咲「!」ビクッ 京太郎「全く…何かあったのか?」グイッ 咲「あ…」 京太郎「(って咲、これは…手で必死に隠してるけど…新しい水着、とか?)」 咲「きょ、京ちゃん、お願い、あんまり、見ないで、」カーッ 咲「は、恥ずかしいの…」ウルウル 京太郎「(なんだこれ…なんだこれ…)」 京太郎「(ちょーかわいーよ!)」 京太郎「(じゃなくて!誰だ今のは)」 京太郎「(でも…本当に可愛いな…花のフリルのついた水着……咲によく似合ってる…)」 京太郎「(もしかして買うとき、嶺上開花をイメージして買ったとか)」 京太郎「(あれ…咲ってこんな可愛かったっけ…)」 優希「こらー犬!いつまで咲ちゃんを見てるんだじぇ!咲ちゃん涙目になってるじぇ!」 京太郎「はっ!す、すまん咲!そんなつもりじゃ…」 久「あれー?咲の水着ばっかり?ここには可愛い女の子があと四人もいるのよ?」ニヤニヤ 京太郎「(言われてみれば…みんな今日可愛い水着ばっかり着てるような…もしかして部長が言ってた価値ってこれのことか?)」 京太郎「(すばらっ…実にすばらです…ってなんだすばらって)」 京太郎「(部長…なんて大胆な水着なんだ…下はパレオ巻いてるから見えないけどきっときわどいんだろうな…)」 京太郎「(和…まさかあんな大胆なビキニでくるとは…正直言って直視するのもつらいレベルだぜ…)」 京太郎「(優希…スクール水着でくるとは王道中の王道か…寸胴で背も低くて全くもって健全だ…だがそれがいい)」 京太郎「(そして染谷先輩…目をそらさずにはいられないな!)」 京太郎「(これはみんなと来た甲斐があったぜ…!)」 久「ふふ。満足してもらえたかしら?じゃあそろそろ行きましょうか」ニコッ 和「(少し恥ずかしいですが…)せっかく来たんですし、早く泳ぎましょう!」 優希「京太郎ー!うきわを一つ貸してくれい!」 京太郎「ほいほい、そらっ」ヒュッ まこ「京太郎、女の水着をじっと見てるなんて感心せんのう」ニヤニヤ 京太郎「す、すいません(………)」 優希「まずは流れるプールにGO!だじぇ!」 久「あ、ちょっと待って」 京太郎「どうしたんですか?」 久「いや、行くのはいいんだけど、今日すっごい混んでるじゃない?だからチーム分けしたいと思うの」 久「六人いるから二人ずつね」 久「一時間ぐらいしたらもとの場所に集まってメンバーチェンジ。これでどうかしら」 久「今が十時過ぎだから…ちょうど二周したところで昼食にしましょう」 京太郎「確かに、みんなで行ったら身動き取れなさそうですね…」 和「それも致し方なし、ですかね…」 咲「うう…(せっかく京ちゃんと遊べると思ったのに…)」 優希「なんでもいいから早くきめるじぇ!プールに入りたいじぇ!」 久「まあ、あせらないでよ。分け方は…グーチョキパーで別れましょ、でいいわよね」 グーチョキパーで別れましょ! グー:久、和 チョキ:まこ、優希 パー:咲、京太郎 久「決まったわね。じゃあ和。私まずスライダーに行きたいからついてきてくれる?」 和「分かりました」 まこ「じゃあ、優希、どこか行きたい場所はあるかの?」 優希「流れるプールに行きたいじぇ」 まこ「了解じゃ。じゃあさっそく行くかの」 優希「ダッシュだじぇ!」タッ まこ「こら!優希、待ちんさい!」タッ 京太郎「はは…みんな行っちまったな。咲、俺たちはどうする?」 咲「うえっ?あ…えっと…(どうしよう!京ちゃんと二人きりになっちゃった…)」 咲「(というか、まだ水着見られるのも慣れてないよお…)」 京太郎「咲?」 咲「え、えーと…あの…その…」 京太郎「ははっ。咲らしくねえなあ…なんか顔赤いな。熱でもあるんじゃないか?」ピトッ 咲「(…!京ちゃんの手がおでこに!)い、いやっ!」バッ 京太郎「さ、咲…?」 咲「(あ…私、京ちゃんに…なんてこと…)」 京太郎「ご、ごめんな。咲。俺なんか咲の気に障ることしたかな…?」 京太郎「…ちょっと俺飲み物買ってくるから、そこで待っててくれ」 咲「っ!待って!」 京太郎「え?」 咲「ち、違うの…」 咲「……しいの!」ボソボソ 京太郎「何だ?聞こえなかったぞ?」 咲「だから!恥ずかしいの!さっきも言ったでしょ!?」カーッ 咲「昨日みんなで水着を買いに行って…」 咲「せっかくだから可愛い水着買おうって思って…」 咲「それでこの水着選んだんだけど…」 咲「ダメだよ…やっぱりこんな可愛い水着私には似合わない…」 咲「私は原村さんみたいに胸も大きくないし、部長みたいにスタイルもよくないし…」 咲「ごめんね…?変なところ見せちゃって…」 京太郎「咲………」 京太郎「(さっきも思ったけど…こいつこんなに可愛かったっけ…?)」 京太郎「(っていうかなんでこいつは似合ってないなんて思ってるんだ…)」 京太郎「(そうか、それであっきあんなに…)」 咲「(京ちゃん黙り込んじゃったよ…きっと不甲斐ない私にあきれ返ってるんだ)」 咲「(うう…もういや…)」 京太郎「咲…」 咲「なあに…京ちゃん…?」 京太郎「その水着、すげえ似合ってる」 咲「え?(えっえっ…聞き間違いだよね?)」 京太郎「だから、その水着、すげえ似合ってるよ」 京太郎「胸も、スタイルも関係ねえよ」 京太郎「だから、似合ってないなんてそんな寂しいこと言わないでくれよ」 京太郎「お、お、俺はその水着も…その…咲も可愛いと思うぞ」 咲「きょ、京ちゃん…(い、い、今可愛いって言われたの?)」 咲「(嘘じゃない、よね。うう、嬉しいよよお)」グスッ 京太郎「咲?!…泣くなよ…なんかごめんな」 咲「違うの。嬉しかったの。そんな風に今まで私のこと見てくれたことなかったから…」 咲「だから、ありがと…、京ちゃん…! 咲「ごめんね、時間とらせちゃって…」 京太郎「いや、咲がいつも通りになってくれてよかった」 京太郎「なあ、咲。一つ聞いていいか?」 咲「なあに京ちゃん?」 京太郎「(うっ可愛いなあおい…)…その水着の花のフリルってやっぱり嶺上開花を意識したのか?」 咲「うん…やっぱりばれちゃったか」エヘヘ 咲「この水着を見つけた時なんとなくお姉ちゃんのことを考えちゃって…」 咲「気が付いたらこれにしてたんだ」 京太郎「そっか…」 京太郎「咲、全国大会で姉ちゃんと話せるといいな!」 咲「うん!私頑張る!」 京太郎「じゃあ、泳ぎにいくか!」 咲「うん!」ニコッ ― 一時間後 ― 久「みんな戻ってきたわね」 優希「流れるプール最高だったじぇー!」 まこ「…われが暴れるけえこっちは目立って恥ずかしかったがのう」フウ 和「なかなか刺激的な体験ができました。スライダーって面白いんですね」 京太郎「(和が刺激的な体験!?)」モワモワ 「ダメです…そんな…」 「そこは刺激が…強すぎますよ…」 「もうっ須賀君!いけませんよ…」 京太郎「(これは…くっ)」 咲「京ちゃん?」 京太郎「はっ!(うわあ…さっき咲のことを考えといて、次は和とか…なんて俺はお構いなしなんだ)」 久「咲たちはどうだった?楽しめたかしら」ニヤニヤ 京太郎「あ、はい!咲意外と…ってはっ!」 咲「ちょ、ちょっと京ちゃん?!」 久「あら、意外となんだって?」ニヤニヤ 優希「なんだー!はっきりしないやつは男らしくないじぇー!白状しろー!」 咲「な、なんでもないですー!」 久「(ふふふ…やっぱりこの子たちをいじるのは最高ね)」ニヤニヤ まこ「(部長…ニヤニヤしおって…どうせ一年達のいじりは楽しいなとか思っとるんじゃろ…)」 まこ「(けどあんたも巻きこまれる可能性はあるんじゃ…もしそうなったら面白いの)」ニヤニヤ 久「それじゃあ、一時間経ったから、一旦メンバーチェンジしましょうか」 久「いくわよー」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、京太郎 チョキ:まこ、咲 パー:久、優希 久「決まったわね」 久「そうね…私またあのスライダーに乗りたいわ。優希まだスライダー行ってないんでしょ?いいわよね?」 優希「かまわないじぇ!あのスライダーなかなか高い位置から始まるから面白そうだじぇ!」 久「そうなのよね。あれはホントに病みつきになるわよ」 まこ「われはどうするぞ?」 咲「そ、そうですね…」 咲「さっきあんまり泳げなかったんで、次はたくさん泳ぎたいです…」 咲「向こうの25メートルプールとかどうですか?」 まこ「了解じゃ。次は存分に泳いだらええ」 久「あら、なんでさっきはそんなに泳げなかったの咲?ん?」ニヤニヤ 咲「うう…えと…その…(部長…なんか今日はいつもにまして意地悪だよお…) まこ「こらこら、後輩いびりもいい加減にしんさい」 久「あらいやだわ。私そんなつもりで言ったんじゃないわよ」ニヤニヤ まこ「(まったく…)ほら、行くかの、咲」スタスタ 咲「はい…」スタスタ 京太郎「さて、和、俺たちはどこに行く?」 和「そうですね。さっきはスライダーでしたから、次は普通のプールに入りたいですね」 和「さっき優希が流れるプールが楽しかったと言っていたのでそこに行ってみませんか?」 京太郎「OK!流れるプールだな。じゃあ、行くか」 和「あ、あのちょっと待ってください!」 京太郎「?どうした和?」 和「あの…さっき宮永さんと何かあったんですか?」 和「普段より何か嬉しそうな顔をしていたので」 和「それに…さっきの反応も気になります」 京太郎「あはは…和にはバレバレだな…」 京太郎「実はこういうことがあったんだ」 (事情説明中) 和「なるほど…」 京太郎「そういうわけなんだよ(あれ、全部話す必要はなかったか?)」 和「それで宮永さんはあんなに喜んでたんですね」 京太郎「ああ。なんか昔から咲のことそういう目で見たことなかったからなんか新鮮だったんだ」 和「新鮮…ですか」 京太郎「ああ。そういえば一緒にプールに行ったのも久しぶりだったしな。あんなに可愛くなってるとは…」 京太郎「ってごめんな。和の前でする話じゃなよな」アセアセ 和「いえ、大丈夫です…それより…」 京太郎「ん?まだなんかあるのか?」 和「要するに須賀君は宮永さんの水着を褒めてあげたってことですよね」 京太郎「まあ、結果的にはそうなるな」 和「いや…だからその…」 京太郎「なんだよ。和もどうしたんだ?」 和「いえ。なんでもありません(ま、まあ須賀君のためにこの水着を買ったわけじゃありませんし…)」 和「でも何もコメントしてもらえないのは少し寂しいですね」 京太郎「えっ?」 和「ってあれ?(あ…今思ったことを口に出してしまいました…須賀君に怪しまれてしまったかも知れませんね)」 京太郎「もしかして和も水着を褒めてほしかったのか?」 和「!べ、別にそういうわけじゃないですけど」 京太郎「す、すまん。俺女の子への配慮の仕方が分からなくて…」 京太郎「逆に水着を褒めたりしたらセクハラになるんじゃないかって思っちまうんだよ」 和「須賀君…」 和「(確かに普段からあんな感じで女の子に対応されてれば素直な意見もいえなくなりますよね…)」 和「(ちょっとそれは反省しないと…って素直な意見って私何を言ってるんでしょうか)」 和「(須賀君が素直な意見をいったら私のことを褒めてくれるなんて…)」 和「(そんなうぬぼれありえません)」 和「(恥ずかしいです…反省しないと…)」 京太郎「いや…わざわざ言うまでもないんだけどな」ハハハ 和「え?」 京太郎「いや、だからさ。和の水着、似合ってるよ」 京太郎「見たときからそう思ってたし、それに情けないこというと、昨日和がどんな水着着てくるか想像しちまったしな」 京太郎「だから…もう一回言うけど、すげえ似合ってると思うぜ」 京太郎「和の水着を見れるなんて俺は幸せものだよ」ニカッ 京太郎「って臭すぎたか」アハハ 和「」カーッ 京太郎「って和?」 和「」ポー 京太郎「おーい和ー?」 和「ってはっ!私は何を…」 和「(今まで男の子に褒められたことなんてありませんでしたから…こんなに嬉しいものだったなんて…)」 和「(少し須賀君のことを誤解してたみたいですね)」 和「(…昨日頑張って水着を選んだ価値はあったのかもしれませんね)」 京太郎「和?大丈夫か?」 和「ふふっ大丈夫です」 和「それより、褒めていただいて、ありがとうございます」 和「須賀君も…けっこうかっこいいと思いますよ」ボソッ 京太郎「え?今なんて…」 和「なんでもないです!じゃあ、流れるプールに行きましょうか」 京太郎「お、おう…」 ―流れるプール― 和「それにしても…本当に今日は人が多いですね」 京太郎「ああ。でもたくさん人がいた方が、なんか楽しくないか?」 和「ふふ、須賀君らしいですね」 京太郎「じゃあ、せっかく流れるプールに入ったから、うきわでのんびりしないか?」 京太郎「和がそこに座ってすれれば俺が押すからさ」 和「う、うきわに…ですか?」 和「(そういえば今までうきわを使ったことってありましたっけ?)」 京太郎「ん~もしかして和、使い方が分からないとか?」ニヤニヤ 和「な!馬鹿にしないでください!乗れますから!」 京太郎「お、おい!急に乗ったら…」 和「え…」ツルッ バッシャーン!! 京太郎「(……)」 京太郎「(お、落ち着け、落ち着くんだ)」 京太郎「(状況を、状況をだな…)」 京太郎「(あ、ありのままに起こったことを…)」 京太郎「(ってそんな丁寧な思考は俺には無理だ!)」 京太郎「(うきわにはまりそこねた和に俺が覆いかぶさって…)」 京太郎「(今抱き合ってるような状態になってる…)」 京太郎「(てか和の胸が…俺のお腹にモロに当たってる…)」 京太郎「(しかも今和の手?らしきものが俺の…俺の…)」 京太郎「(やばい…これはさすがに…俺男だし…)」 和「(何か起こったんでしょうって思った瞬間)」 和「(須賀君が私の上に…)」カーッ 和「(というか須賀君けっこう筋肉あるんですね…)」 和「(顔は前から悪くないと思ってましたけど…)」 和「(そういえば中学校の時はサッカー部だったって宮永さんが言ってましたっけ…)」 和「(ってこんな時に分析してどうするんですか私ったら)」 和「(麻雀じゃありませんし…ってあれ)」 和「(何か手に変な感触が…)」 和「???!!~~~~!!!」 和「(わ、私のてが…す、す、須賀君のその、こ、こ、ってこれ以上は言えません!)」 和「(こんなところで叫び声をあげたりしたら須賀君の立場が…っていうか全国出場が危ういかもしれません)」 和「(ここは…ぐっと抑えて)」グッ 京太郎「?!」 和「(って抑える、の意味が違います!何文字通り須賀君のええと、とにかく!何文字通り抑えてるんですか!!)」 京太郎「(やばい…今和に刺激されて…和のやつ何考えてるんだ…)」 京太郎「(普通に考えて巨乳の美人に押し倒してるうえに股間まで刺激されて無事な男なんかいるのか?!)」 京太郎「(でもここで変なことしたら…皆の全国が…台無しに…俺のせいで…)」 京太郎「(耐えろ!耐えるんだ俺!)」 京太郎「(今は偶然物陰に隠れてて目立たないけど…ここは流れるプール!動き出したらこの醜態が白日のもとに!)」 京太郎「(て、あれ?なんでさっきから位置が変わってないんだ?)」 京太郎「(まさか…このプールトラブルが多いって言ってたけどまさかこんなときに…)」 和「(さっきから流れるプールが流れてませんね…これがニュースでやってたトラブルですか…)」 京太郎「(って!俺がさっさと和から退けばいい話じゃないか!今頃気づいてどうする!)」 京太郎「(でも…和すっげーいい匂いするんだよな…なんか離れたくないというか、離れがたいというか…)」 京太郎「(言ってみれば…岩手のばあちゃんちであったかいコタツに入ってるような…)」 京太郎「(うるさい!そこ!…ってまた急に俺は何を言ってるんだ)」 京太郎「(というか、なんで和は抵抗しないんだ…)」 京太郎「(相変わらず股間も…そのままだし…さすがにもう…膨張は抑えられません)」 京太郎「(……)」 京太郎「(やべー和の胸すげー気持ちいー…)」 和「(須賀君…どうして退いてくれないんでしょうか…)」 和「(いや…それ以上にどうして私は抵抗してないんでしょうか…)」 和「(須賀君がこんなに近くにいて、いやじゃないと思ってる私がいる…)」 和「(というか、いい加減こっちの手を離したほうがいいですよね…ってあれ?)」 和「(なんかさっきより大きくなってる?)」 和「(そういえば、保健の授業でやってましたね)」 和「(男の子は、ここを刺激されると、固くなったり大きくなったりするって…)」 和「(あと性的に興奮するとそうなるとか…)」 和「(今私がやってるのはきっとその両方ですよね…)」 和「(須賀君がかわいそうです、もう手を離さないと…)」 和「(……)」 和「(……もう少し…)」 京太郎、和「(……どうしよう!)」 京太郎「(俺がすぐ退けばいい話だろ!何がどうしよう、だよ)」 和「(私がどいてくださいと言えばいいだけの話ですよね…何ですか、どうしようって…)」 京太郎、和「「あの…」」 「のどちゃんたちはどこにいるんだじぇ!もうとっくに一時間過ぎてるじぇー!」 「そうね…全くあの子達ったらどこで何やってるのかしら」ニヤニヤ 「部長!京ちゃんはそんな人じゃないですよ!」 「けんかしとる場合じゃないじゃろ…どこに行ったんじゃろか」 京太郎、和「「……」」 京太郎「い、行こうか、和」ドキドキ 和「そうですね、須賀君」ドキドキ 久「あ、あの二人やっとでてきたわ」 優希「おーいのどちゃん~!犬~!」 まこ「遅いのう…いったい何をやっとったんじゃ」 久「何って…まこそれはもちろんナ「おい部長、それ以上はいかんじゃろうが」」 久「あはは、ごめんごめん」 咲「遅いから心配したよ~」 久「それで、二人とも何してたの?」 京太郎「……//」 和「……//」 久「(えっえっ?何この空気。どういうこと?まさかこの二人…)」 まこ「(…部長の読み、まさか当たったんか…?)」 優希「(のどちゃん…顔真っ赤だじぇ…さすがの私でもこれには突っ込めないじぇ)」 咲「(二人とも顔真っ赤にして…そんなにたくさん泳いだのかな?)」 久「えっと…それじゃあ、ご飯にしましょうか」 久「席を取る組と買いに行く組に別れましょうか」 久「………」 久「じゃあ、和と須賀君、着いてきてくれる?」 久「遅れてきた罰ゲームよ」ニコッ 京太郎「は、はい。分かりました…」 和「分かりました」 咲「ぶ、部長にわざわざ買いに行かせるなんて…私、行きますよ?」 久「構わないわよ、それに今日はそこまで上下関係を意識しなくていいわよ。せっかくの慰安会だし」 まこ「(部長の奴…またなんか考えとるんか?)」 久「みんな何がいいかしら?」 優希「当然、タコス一択だじぇ!あと口直しにオレンジシュースだじぇ!」 咲「じゃあ、私は焼きそばとアイスティーをお願いします」 まこ「ん~わしはワカメうどんとメロンソーダにしとこうかの」 久「はいはい、了解。皆ちょっと待っててね」 久「で…二人とも大丈夫?」 久「二人ともうわの空だったから…」 久「何かあったの?」 京太郎「いえ…そんな何か問題があったとかじゃないので安心してください」 和「はい…ちょっと須賀君と話しこんでたら、時間を忘れちゃって…」 久「そう、ならいいんだけど…」 久「(まあ、たぶん何かあったんだろうけど、これ以上は詮索しても無意味ね…)」 久「でも、一応私たちは全国大会出場の身よ?それだけは忘れないでね」 京太郎「!…はい、すいません…」 和「はい…気をつけます…」 久「(まあ、これだけ言っとけば大丈夫でしょ)」 久「じゃあ、さっさと買いに行きましょうか」 3120円になりまーす 久「はい。じゃあ私がゆっくり運ぶから、二人で少し話しなさい」 京太郎「え?」 和「ぶ、部長?」 久「さあ、いいからいいから!私持って行っとくわ」 京太郎「あ…部長行っちゃったな…」 京太郎、和「「…」」 京太郎「あ、あのさ…和?」 和「は、はいなんでしょう、須賀君?」 京太郎「あの…さっきはごめんな…退こうと思ったんだけど」 和「い、いえ…その…」 京太郎「隠してもしょうがないから全部話すけど、あのときなんか和から離れたくなかったんだ」 京太郎「その…なんていうか…そのままがいいって思っちゃったんだ」 京太郎「だから、本当にごめん」 和「いえ、私も抵抗しなかったのが悪いです」 和「それに…謝るのはこっちです…」 和「その…えっと…須賀君の…その…大事な…えっと…」カーッ 京太郎「(…和のやつ分かっててやってたのか…ちょっとびっくりだ)」 和「その、とにかくごめんなさい!」 京太郎「…よし!じゃあ、これで仲直りな!」 和「え?」 京太郎「だから、俺も謝ったし、和も謝った、それでいいじゃねえか」 京太郎「それにもともとこの企画は全国出場をねぎらうもんだからな」 京太郎「和達が満足してくれれば、俺はそれでいいんだ」 京太郎「(…まあ水着とかシチュエーションとかちょっとおいしかったのは否めないが)」 和「…ありがとうございます」 和「私、本当に須賀君のこと勘違いしてました」 和「部活中いっつも私の胸ばっかり見て…」 京太郎「うっ…」 和「でも須賀君は本当はとても優しくて、心の温かい人だって分かりました」 和「これからも変わらず素敵な須賀君でいてくださいね」ニコッ 京太郎「(あ…和の笑顔だ…たぶんこれは和が俺に本心から向けてくれた初めての笑顔だろうな…)」 京太郎「(これまで麻雀部で雑用ばっかりでホントにやめたくなったときもあったけど)」 京太郎「(この笑顔が見れたんだから、それだけでも今まで頑張った価値はあったのかも…)」 京太郎「(これからも皆のために頑張りたいな…)」 和「須賀君?」 京太郎「なんでもないぜ!それより和」 和「なんですか?」 京太郎「お前可愛いんだから、もっと笑ったほうがいいと思うぜ」 和「なっ//」 京太郎「なんだ和、照れてるのか?」ニヤニヤ 和「そんなんじゃありませんっ!もう…」 和「(でも一瞬ときめいてしまいました…須賀君…あなどれませんね。)」フフッ ―昼食― 優希「う~むプールの屋台もなかなかあなどれないじぇ…」モグモグ 咲「この焼きそばもおいしいよ」 久「なかなかこういうところのっておいしいイメージはないんだけど、思ったよりおいしいわね」 和「須賀君はラーメンですか?」 京太郎「ああ。一心不乱に食べれるものにしようと思ってな」ズルズル 優希「のどちゃんはたこやきかーおいしそうだじぇー!」パクッ 和「!?ちょっと油断したら…もう!待ちなさい!優希!」 久「(とりあえず、二人ともいつもどおりね、よかったわ…)」 まこ「さすが部長やのお」 久「」ピクッ 久「あら、まこ。一体何のこと?」 まこ「いや~周りをよく見とるなって思っての」 久「……」 まこ「まあ、全国を率いる部長じゃけえの、神経質になるんはしゃーない」 まこ「でも今日ぐらいは気を休めたらどうじゃ?」 まこ「二年以上もあんたは頑張ってきたんじゃから罰はあたらんと思うがの」 久「ふふ、そうね」 久「ありがとね、まこ」 まこ「部長からお礼を言われるなんて珍しいのお~」 久「もう…失礼なこと言わないでくれる?」ハア まこ「冗談じゃ冗談!それより…」 久「それより、何よ?」 まこ「部長も変なトラブルに巻き込まれんようにな」ニヤニヤ 久「何言ってるの?まこ?」 まこ「いや、咲にも和にも何かしらのトラブルがあったんじゃから、あんたにあってもおかしくないと思っての」ニヤニヤ 久「ばかばかしい…それならまこにだって同じことが言えるじゃない」 まこ「それがそれは絶対ありえんのじゃ。なぜだかは分からんが、天からそう言われてるような…」 久「ますます荒唐無稽ね」 久「ま、万が一そういった事態になったとしても、普段通り冷静に対処する」 久「それだけでしょ?」 まこ「まあ、そうじゃな。すまんかったな変なこと言って」 久「まあ、別にいいけど…」 久「じゃあそろそろ午後の部いきましょうか」 まこ「ちょっと待ちんさい…残りのワカメを…」モフモフ 優希「いえーい!だじぇー!」 咲「今度はどこに行こうか迷うね」 和「その前にまたチーム決めですか?」 久「そうね。午後は午前より客が多いからなおさらね」 久「じゃあいくわよ」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、まこ チョキ:優希、咲 パー:久、京太郎 まこ「(お…これはこれは…)」 久「…決まったわね(ぐ、偶然に決まってるわ!)」 優希「おー今度は咲ちゃんと一緒だじぇえ!」 咲「そうだね…ねえ、優希ちゃん、私まだスライダー乗ってないから乗りたいんだけど…」 優希「じぇ?別にかまわないじぇ!あのスライダーは何回のっても、たまらないじぇ!!」 和「染谷先輩、私たちはどうしますか?」 まこ「どうじゃのう…正直ちょっと疲れたけん、休みたいんじゃが…」 和「じゃあ、私は宮永さんたちとスライダーに一緒に行きますね」 優希「お、のどちゃんも一緒にくるかい?」 優希「でもあのスライダーにのどちゃんのおっぱいは耐えられるかどうか…分からないじぇ!」キリッ 和「もう優希には突っ込みませんよ…」 優希「む~のどちゃんつめたいじぇ~」 咲「じゃあ、三人で行こうか」 優希「そうときまれば、ダッシュだじぇ!!」ダッ 和「優希!プールサイドを走ったら危ないですよ!…って行っちゃいました」 咲「あはは…私たちも行こう、原村さん」タタ 和「ええ、行きましょう」タタ 久「…」 まこ「で」 まこ「あんたらはどうするんかの?」 久「そうねえ…」 京太郎「あの、部長…」 久「なにかしら、須賀君」 京太郎「さっきの三人とかぶるから言い出しづらかったんですが…」 京太郎「俺も今日一回もスライダー乗ってないんですよね」アハハ 京太郎「隣町のプールにしたのはどうしてもスライダーに乗りたかったってのもあるんですよ…」 京太郎「でも部長は午前中ずっとスライダーに乗ってたんですよね…」 京太郎「えっとその…」 久「別に私はスライダーでも構わないわよ」 京太郎「えっ?」 久「それに午前中ずっとスライダーに乗ってたわけじゃないわ」 久「スライダーに飽きたら適当に他のプールとかに行ってたから」 久「だから行きましょ?私に気を遣うことないわ」 久「慰安会っていっても須賀君が楽しめないのならそんなのこっちから願い下げよ」ニコッ 京太郎「ぶ、部長…ありがとうございます」 久「ん!じゃあさっそく行きましょうか」 まこ「お~気をつけての~」ニヤニヤ ―スライダー階段下付近― 京太郎「おー遠くから見てもでかいと思ったけど、近くで見るとホントすごいな…」 久「そうね。長野にこんな大きなプールができるなんて思いもしなかったわ」 京太郎「じゃあ、早速並びましょうか…ってあれ?階段の下に三人ともいますね」 久「?どうしたのかしら。ちょっと行ってみましょうか」 ―スライダー階段下― 京太郎「おーい!咲ー!和ー!優希ー!」 優希「お!どうしたんだじぇ京太郎。もしかしてお前もこのスライダーに乗りたいのか?」 京太郎「ああ、そんなところだ」 京太郎「って、咲、どうしたんだ。そんなに震えて」 咲「ううう…」フルフル 久「いったいどうしたの?」 和「いえ…宮永さんこんなにスライダーが高いとは思ってなかったらしくて…」 咲「うう…こんな高いの無理だよお」 咲「それになんかこのスライダー…」 咲「作り全体が生き物みたいで…なんか今にも襲いかかってきそうで怖いよ…」 咲「まるで…この間読んだ小説に出てきた魔王みたいだよ…」ブルブル 久「(…魔王、ね)」 久「それじゃあ、和か優希、ちょっと咲をまこのところまで連れて行ってくれる?」 久「まこならさっきの場所で休んでると思うから」 優希「わたしはスライダーにまだ乗りたいじぇー」 和「しょうがないですね…まあ、でも私が行くつもりでしたし」 和「宮永さん?大丈夫ですか?立てますか」 咲「う、うん…なんとか…」 和「じゃあ行きますよ。部長、須賀君。優希のことよろしくお願いします」 久「りょーかーい!」 京太郎「おう、タコス女は俺に任せとけ!」 優希「こらっ!犬のくせに生意気だじぇ!!」ポカッ 京太郎「いてっ!やったなこのっ!」 久「こらこら、こんなところで暴れないの。他の人に迷惑でしょ」 久「それより順番はどうする?」 優希「もちろん私が一番手だじぇ!」 優希「麻雀でもなんでも一番手はおまかせあれ!」 京太郎「なんかその「おまかせあれ」ってお前が使うと違和感あるな?」 優希「そうか?まあとにかく私が一番手だじぇ!」 久「はいはい。じゃあ二番手は…須賀君、先に行っていいわよ」 久「(まさかトラブルなんてないと思うけど…先に須賀君を行かせたほうが間違いなく安全だしね)」 京太郎「ありがとうございます、部長」ジーン 久「いえいえ(なんか罪悪感あるわね…)」ニコッ ―スライダー階段中盤― 久「ふむ。やっぱりこの待ち時間は退屈ね…」 京太郎「そうですね…でもこの待ち時間があるから、スライダーに乗った時の喜びもひとしおなんですよね」 久「ふふっ。そうね。須賀君てホントに前向きよね」 優希「確かに犬はどんなにこき使ってもへこたれないじぇ…犬にしてはやるな…」ムム 京太郎「俺は犬じゃないっつーの!全く…」 久「あなたたち二人も仲いいわよねー」 京太郎「仲いってこいつがこんな風に絡んでくるだけで…」 優希「そうだじぇ!こいつはわたしの言うことを聞いてくれるから仕方なく相手してやってるだけだじぇ!」 京太郎「なんだ!そこまで言うことねえじゃねえか!」 優希「む!なんか文句あるのかー犬のくせにー!」 久「ははっ…だからそれがうらやましいのよ」 京太郎「やめろ優希っ!ってえ?部長?」 久「だから、そんな風にじゃれあえるほど仲のいい、友達が欲しかったなあ、って」 久「私ね、あんまり同級生の友達がいないの」 久「慕ってくれる人はたくさんいる…と思うわ。それは学生議会長をやっててそう思う」 久「だけど親友、と呼べる友達はほとんどいない気がするわ…」 久「たぶん…まこ…ぐらいかしら。私の心の奥まで理解してくれてるのは…」 久「って私何語ってるのかしら」アハハ 久「なんか恥ずかしくなってきちゃったわ」 優希「…部長は私たちの部長だじぇ!」 久「え?」 優希「だから、部長は私たちの部長だじぇ!!」 久「え、ええ…もちろん私はあなたたちの部長だけど…」 京太郎「優希…」 京太郎「部長…俺も優希の言うとおりだと思いますよ」 京太郎「優希の伝え方が下手くそすぎて何言ってるか分かんないかもしれないですけど…」 京太郎「部長、たぶんこいつはこう言いたいんですよ」 京太郎「『部長は今のままでも十分魅力的です』って」 京太郎「たぶん部長の抱えてる悩みは俺たちは解決できないと思います 京太郎「それに部長ほど頭のいい人間が解決できないことを俺たち馬鹿二人が解決できるとは思えません」 優希「む…馬鹿は余計だじぇ…」 京太郎「でも…それが部長の欠点だとしても、部長にはそれを補ってあまりある」 京太郎「むしろありすぎて迷惑なぐらい魅力をもってると思います」 京太郎「さっき昼食を和と買いに行った時だって…」 京太郎「罰ゲーム、とか言って俺たちに気を遣ってくれましたよね」 京太郎「先輩の周りを冷静に見て的確な判断を下せるところ、いつも俺、かっこいいって思ってます」 京太郎「それに…俺たちは部長の親友にはなれませんけど…」 京太郎「先輩の悩みに親身に付き合ってあげられる後輩にはなれますし、そうなりたいと思ってます」 京太郎「きっと…俺たちだけじゃなくて咲だって、和だって…」 京太郎「みんな部長の力になりたいと思ってるやつばっかりです」 京太郎「こんなに親身になってくれる後輩が集まる部長に魅力がないなんて」 京太郎「和だったらこう言うと思いますよ『そんなオカルトありえません』って」 京太郎「だから…」 京太郎「先輩は今のままでいいんです」 久「……」 京太郎「…先輩?」 久「……ふふっ」 優希「大丈夫かー部長ー?」 久「ええ、大丈夫よ。二人ともありがとう」 久「本当に嬉しいときとか感動するときって声が出ないっていうけど、まさにそれよね」 久「私は本当にいい後輩を持ったわ」 京太郎「…部長!」 優希「ふ!通訳御苦労!京太郎!私の部長への励ましの言葉を全訳したお前に感謝状を送ろう!」 京太郎「お前…あんな短いセリフで俺の苦労に並んだと思うな!」 優希「うるさいじぇ!京太郎!今日という今日は決着付けてやるじぇ!」 京太郎「お?やるってのか?やってやろうじゃねえか!」 ギャーギャーワーワー 久「(須賀君ってば…泣かせてくれるじゃない)」 久「(ふふ…なんだか心が軽くなちゃった…)」 久「(須賀君って本当にたまにかっこいいのよね…)」 久「ねえねえ?」 優希「ふう、今日は私の勝ちにしておいてやるじぇ…」 京太郎「なんだそれ!意味分かんねえぞ!って何ですか?部長」 久「あなたたちって付き合ったりしないの?」ニヤニヤ 京太郎「え?!」 優希「じぇ?!」 久「いやーだからそんなに仲がいいもんだからもしかしたらって思ってね」ニヤニヤ 京太郎「そ、そんなわけないですよ!どこがいいんですか…こんな年中タコス食ってるような女の!」 優希「ムカッ!?なんだとーお前みたいな生意気な駄犬はこっちからお断りだじぇ!」 久「ふーん…そっかあ…じゃあ、私が須賀君の彼女に立候補しちゃおうかなー」ニヤニヤ 京太郎「ぶ、部長?」 優希「!だ、ダメだじぇ!京太郎が別にどうなろうとどうでもいいけど、私の言うことを聞かなくなるのは困るじぇ!」 久「別に優希の命令はそのまま聞き続けてもいいわ」 久「だから…須賀君?」ギュッ 京太郎、優希「「!?」」 京太郎「(うわ…部長、俺の腕に抱きついて…ていうかまた胸の感触が…うう…)」 久「ねえ…須賀君…私の…気持ちいい?」 京太郎「え、えっと…(いきなりどうしたんだ部長…というか感触が…やばいやばいやb)」 久「もし…私と付き合うなら…」 久「私のカラダ…好きにしても…いいのよ?」ギュッ 京太郎「(うわ…胸の感触もそうだけど…なんか…部長の体エロすぎる…)」 京太郎「(和ほどじゃないにしても胸は結構あるし…というか今の感触からして、ホントに張りのある胸だ…)」 京太郎「(大胆な水着からこぼれおちそうな果実に…水に濡れて妖しく光った体……)」 京太郎「(ホント、なんで部長はこんなにエロいんだ…うう…)」 久「ほら…ここ触って…ね?…確かめてみて…?」 京太郎「え!?(え?部長?俺の手をつかんでどこに持っていくつもりですか?)」 久「いいわよ…須賀君なら…」 京太郎「(や…やばい!)」 優希「だ、だめーーーーー!!「冗談よ」」 京太郎「あれ?」 優希「え?」 久「だから冗談。ちょっと二人が仲がいいから、からかいたくなっちゃって」アハハ 京太郎「」ポカーン 優希「」ポカーン 久「けど、私でも意外と男をひっかけられるのねー」アハハ 京太郎「っ!部長!からかわないでくださいよ!」 久「ごめんごめん。優希が可愛いからからかっただけ」 京太郎「やめてくださいよ…ていうか、原因は優希で俺はとばっちりですか…」 久「あら…須賀君は私とは付き合うのはいや?」 京太郎「え…あの…いや…」 久「そうよね…私みたいな女の子と付き合うなんてお断りよね…」ウルウル 京太郎「!そんなことないです!部長は十分魅力的です!俺にはもったいないくらいですよ!」 久「ふふっ…須賀君ならそう言ってくれると思ってたわ」 久「(そう……そう誘導すれば…、ね…)」 優希「全く…たちの悪い冗談だじぇ…」ボソボソ 久「あら優希?私が須賀君と付き合ったら何かまずいことでもあるの?」 優希「ち、違うじぇ!だからそれは…」 久「だから冗談よ優希ったら可愛いんだから」アハハ 優希「うーなんか釈然としないじぇ…」 久「(……そう、からかっただけ、なんだから…)」 ―スライダー階段最上階― 京太郎「おーようやく俺たちの番だな!」 優希「なんかさっきより待つのが長かった気がするじぇ…」 久「まあまあ。お、さっそく優希の番ね。いってらっしゃい」 優希「む!よし!ここでスライダーにのって一気に波に乗るじぇー!」 係員「こちら滑られるのは初めてですかー」 優希「私は初めてじゃないから大丈夫だじぇ!気づかいサンキューなアラフォー係員殿」キリッ 係員「アラサーだよっ!って…大変失礼致しました…」アセアセ 係員「それではどうぞ」 優希「いっくじぇーー!!!」ヒュッ 京太郎「おーこんな風になってるのか…すげえなあ」 久「ホント何回乗ってもここ楽しいのよね」 京太郎「しっかし…これ高いなあ、何メートルぐらいあるんだ?」 係員「(こーこちゃんが急にバイト代わってくれっていうから来たけど…)」 係員「(ここってカップルばっかりだよ…)」 係員「(うう…めげるなあ…)」 京太郎「すいませーん係員さん」 係員「は、はい、なんでしょうか」 京太郎「このスライダーホントに高いですよね?これって高さ何メートルぐらいあるんですか?」 係員「(急にバイト代わってもらったからそんなの知らないよ~)」アセアセ 久「(あれ…この係員どこかで見たことがあるような…?気のせいかしら)」 係員「え、えーと!大体えーと(う~いまどきの若い子にどう答えたらいいのか分からないよ~…)」 係員「(ええい!もうやけくそだよ!!)あ、思いだしました!」 京太郎「それで、何メートルぐらいなんですか?」 係員「君の…その彼女への思いのたけくらいかな…」フッ 京太郎「………」 久「………」 係員「えっと…これはスライダーの高さと彼女への思いのたけをかけてて…」 京太郎「………」 久「………」 係員「き、きっと彼氏さんは彼女のことが大好きなんだろうなーって……」 京太郎「………」 久「………」 係員「………」グスッ 京太郎「(やべ、泣かせちまった!!な、なんとかしないと…)」 久「(あら…泣いちゃったわね…というか早く滑らなくていいのかしら…偶然私たちの後ろには誰もいないからいいけど…)」 京太郎「あ、あーそうなんですよ!僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」 久「(うわ須賀君…なんていい人なの…でもさすがにちょっとそれは苦しいんじゃ…)」 係員「ほ、ほんとですか?良かったー若い人ってこういう冗談通じるのか心配だったんです…でもほんとによかった…」 京太郎「(ふう…とりあえず、泣きやんでくれてみたいでよかった…)」 久「(なんて単純な人なの…ていうか、やっぱりこの人どこかで見たような…)」 係員「あ…す、すいません。スライダーですよね?」 係員「このスライダーは安全のため、前の人が下に着いてから次の人のスタートになります」 係員「そこの金髪の子はスライダー初めてだよね?ここに滑り方が書いてるから読んでおいてね」 係員「(ふう…危うく醜態を見せるところだったよ…こーこちゃんにあとで絶対に文句言ってやる!)」 ?「おーい!!こっかっじプロー!」 京太郎、久、係員「「「!?」」」 係員2「おーい福与プロから、アラフォープロはもうへばってるだろうから交代してあげてって頼まれて来たよー!」 係員1「ちょ、ちょっと!三尋木プロ!!」ヒソヒソ 係員2「もう~なんだよ~せっかく代わりに来てやったのにさあ~」ヒソヒソ 係員1「なんだよ~じゃありませんよ!なんで本名で呼んでるんですか!」 係員1本名はまだいいとしてプロとかつけたらいろいろとばれるじゃないですか!」ヒソヒソ 係員1「それにアラフォーじゃなくてアラサーです!この子たちが勘違いしたらどうするんですか!」ヒソヒソ 係員1「それになんでバイトに着物で来てるんですか!あーってもう突っ込みどころ多すぎるよ!」ヒソヒソ 係員2「も~細かいこと気にしすぎだって~小鍛冶プロー」ヘラヘラ 係員1「っていうかもう小声で話すつもりもないんですか!?」ヒソヒソ 係員2「もう~しゃねえなあ~私が説明するから見ときな~」 係員2「おーい君たちー!おいてきぼりにしちゃってごめんねー?」 京太郎「いえ…別に大丈夫ですよ…(なんだこの人…着物でバイト来たのか…?このプールのバイトは変な人ばっかりなのか?)」 係員2「いや~さっきのは気にしないでね~プロとかただのあだ名だから~」 久「いえ、説明は不要です、小鍛冶プロ、三尋木プロ」 すこやん「え!?」 三尋木「ふ~ん私たちのこと知ってるんだ~そりゃ光栄だね~♪」 すこやん「光栄どころか…もうただの恥さらしだよ…」ズーン 久「ちょっと雑誌等で見かけたことがありまして…それでそのプロがなんでこんなところで働いてるんですか?」 すこやん「それにはちょっと…事情があって…(ていうかこーこちゃんはなんでここで働いてるのかな?)」 三尋木「まあ~どうでもいいじゃん~?てか、さっきなんか三人とも揉めてなかった~?」 すこやん「見てたの!?だったら助けてよ!」 三尋木「あはは~なんか小鍛冶プロの慌ててる姿が面白くてね~」 三尋木「で、小鍛冶プロのつまらないギャグで君は笑ってあげたんだって?えっと…」 京太郎「須賀です。須賀京太郎です」 三尋木「須賀君か~まあ京太郎でいいや。そっか~京太郎はすこやんのつまらないギャグを笑ってあげたんだ~」ニヤニヤ すこやん「そんなに早くから見てたんだ…ってそんなことないよ!この人…えと…須賀君はそんな人じゃない、絶対そうだもん!」 三尋木「ん~どうだかねい…京太郎、小鍛冶プロのギャグは面白かったかい?」 京太郎「(ここで面白くなかったって言ったら泣かせることになるな…別にどうでもいいけど、泣かせるのは嫌だな…しかも大人を…)」 久「(なんなのかしら…もういいから早くスライダーに乗りたいわ…)」 京太郎「(…よし)はい!とても面白かったですよ」 京太郎「俺の先輩への想いそのままだったので、なんの違和感なく受け入れられましたし」ニコッ 三尋木「へ~」ニヤニヤ 久「(須賀君も平気な顔して嘘つくのね…人って怖いわねー…っていうか三尋木プロはいったい何が目的なのかしら…)」 すこやん「ほら!やっぱり須賀君がそんな人じゃないでしょ?分かったらさっさと三尋木プロ交代してください!」 三尋木「そっか~そんなに二人は愛し合ってるってわけか~」 三尋木「だったらあたし二人がちゅーしてるとこ見てみたいなー!」 京太郎「?!」 久「(…は?)」 京太郎「え…ちょっと…なんでそうなるんですか?」 三尋木「ん~いや~小鍛冶プロのギャグに共感した人あんまり知らないからさー」 三尋木「きっとよっぽど共感するほどの愛だったんだな~って」 三尋木「だから、その愛確かめてみたくね?知らんけど」 すこやん「ちょっと、三尋木プロ!」ヒソヒソ 三尋木「もう~今いいところでしょ~見てなかったのかいい?」ヒソヒソ すこやん「私たちバイトの身なんですよ??こんなことしてクレームつけられたら…」ヒソヒソ 三尋木「ちょっとぐらい大丈夫だってー。知らんけど。それに小鍛冶プロ見たくないのかい?」ヒソヒソ 三尋木「高校生のカップルのちゅーだぜ?もしかしたら今後の婚活の参考になるかもしれんよ~?」 三尋木「(ま、たぶん参考にならないだろうけどねい)」ヒソヒソ すこやん「…………………………!」 すこやん「(それは…ちょっと見てみたいかも…でも…)」 すこやん「(ってでもとか言ってる余裕が私にあるの?)」 すこやん…………このまま…こーこちゃんに馬鹿にされ続けてホントにアラフォーになって…)」 すこやん「(私は追い詰められているの…だから…ちょっとくらい…いいかな?)」 すこやん「(それにこの二人付き合ってるんだよね?だったら別にキスぐらいしても問題ないはず…)」)」 京太郎「はあ、もういいですか?そろそろスライダーを…」 すこやん「…」 すこやん「…キス…」ボソッ 京太郎「…え?」 すこやん「だから、キスして見せてほしいなって…」 すこやん「「僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」って言ってたよね?」 京太郎「(なんだこの無駄にすごい記憶力は…)」 すこやん「だから…証明してくれないかな?」 京太郎「あ、あの、それはちょっと…人前だし、よくないですよ…」アセアセ すこやん「う…ぐすっ…。私のギャグに共感してくれたのは嘘だったの…?」ウルウル 京太郎「(なんだこの状況は…ていうか部長はさっきからなんで黙ってるんだ?)」 三尋木「(う~んなかなか小鍛冶プロも演技がうまいねえ~)」ニヤニヤ すこやん「うっ…ううっ…やっぱり嘘だったんだ…」グスン 京太郎「あー分かりました!!やりますよ!やればいいんでしょ!!」 久「ちょ…」 久「須賀君、本気?」ヒソヒソ 京太郎「このままじゃ埒があきません。大丈夫です、あくまでする『フリ』にしますから…」ヒソヒソ 久「…分かったわ…お願いね」ヒソヒソ 三尋木「(見たところこの二人は絶対付き合ってないねえ~でも…もうひと押しな気がするんだよねい~)」 三尋木「(せっかくだからこの三尋木プロがひと夏の思い出をプレゼントしてあげちゃうよ~)」ニヤニヤ すこやん「………」ワクワク 京太郎「部長…俺の陰に隠れてください…なんとか見えない角度で演技しますから…」ヒソヒソ 久「わ、分かったわ…」ヒソヒソ 京太郎「(よし…この角度なら見えにくいはず…)」 京太郎「(けど適当にやって文句つけられたら何回もやり直しとかありそうだから、割と真剣に…)」 京太郎「(よし。やるぞ…!えっと…まず…そもそもキスってどうやって始めるんだ?…経験もないし全く分からん…)」 久「(まさか三尋木プロがこんなことを企んでいたなんて…まったく可愛い顔してやることがいやらしいわね)」 久「(それにしても…キスって…どんな感じなのかしら?ま、まあフリだし関係ないんだけど…)」 三尋木「ん~どうしたの~?早くしないとすこやんが年をとりすぎて還暦になっちゃうよ??」 すこやん「アラサーだよ!っていくらなんでも60はひどすぎるよね?!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「ふ~やっぱりあのスライダーは最高だじぇ!」 優希「時間もあるしもう一回行くじぇ~♪」 優希「ってあれ?」 優希「階段に看板がかかってるじぇ…」 優希「なになに…『本日のスライダーは終了致しました。またのお越しをお待ちしております』」 優希「そうか…部長で最後だったんだじぇ~…」 優希「まあ、仕方ないから、一旦皆のところに戻るじぇ!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(くっそー…俺たち以外になんで誰もいないんだ?!)」 京太郎「(おかしいだろ…閉館時間は5時だぞ?!まだ3時にもなってないのに…)」 久「(…須賀君何考えてるのかしら…ちょっと悩んでるような顔してるわね…)」 三尋木「(ま~ホントは仕事サボるために看板かけたんだけどねい~なんか面白そうだったから一石二鳥かなー)」 すこやん「(まだかなあ…)」ワクワク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「おーいみんなー!」 和「ふわあ…あ、優希、スライダーはどうしたんですか?部長と須賀君は?」 優希「それがかくかくしかじかで…」 和「にわかはならんよ、というわけですね」 和「なるほど、じゃあ部長たちが帰ってくるまでのんびりしましょうか」 咲「zzz…」 まこ「ぐー…がー…」 優希「二人ともぐっすり寝てるじぇ…」 和「なんか二人を見てると私も眠くなってきちゃって…」 和「優希も少し寝ませんか?」 優希「うーん…私はいいじぇ!他の場所を探検してくるじぇ!!」 和「そうですか…じゃあ…おやすみ、なさい…」 和「…zzz…」 優希「あっ…あっと言う間に寝ちゃったじぇ…」 優希「一人で探検してもたぶんつまらないじぇ……うむ…こうなったら…」 優希「私もねるじぇ!!」 優希「…zz…zz」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(う…仕方ない…やるしかないよな…まずえと…部長に近づかないと…手をつかめばばいいのか…?)」 京太郎「(それで…顔を近づけるために軽く腰を…)」グッ 久「(あっ…須賀君に手首つかまれちゃった…けっこう須賀君力あるのね…)」 久「(…反対の手で腰を…なんかこれ、無理やりせまられてるみたいだわ…)」 久「(というか…須賀君…顔近い…)」 久「(こうして見ると須賀君ってホント綺麗な顔してるわよね…)」 久「(まつ毛も長くて…適度に筋肉もあって…頼りになって…)」 久「(……って私は何を考えてるの?!相手は後輩なのよ?!しかも意味不明な状況なうえにフリだし!)」 京太郎「部長…いきますよ?」 久「う、うん…」 三尋木「ん~?」 すこやん「どうかしたんですか?三尋木プロ?」 三尋木「いや~彼女のことを部長って呼んでるからさあ~どうしたのかなって」ニヤニヤ 京太郎「(やべ!?付き合ってないってばれたか!?)」 すこやん「まあ、普通のカップルって名前で呼び合う…んだよね…うん(そんなことも分からない私って…)」グスッ 京太郎「…部長ごめんなさい。今だけ名前で呼びますね」ヒソヒソ 久「え、ちょ、ちょっといきなり…」ヒソヒソ 京太郎「久先輩…」 久「っ!」 京太郎「キス…していいですか…?」グイッ 久「(え?なになに?なんなの?なんでこんなに須賀君乗り気なの?もしかして…私とキスしたいとか…?)」 久「(いつのまにか腰にあった手が首まで移動してるし…須賀君なんか手慣れてるみたいな…)」 久「(うう…須賀君本気すぎるわよ…ドキドキしてきちゃったじゃない…)」 すこやん「…//」ドキドキ 京太郎「(よし、あと一歩でキスの『フリ』が完成するぞ…)」 京太郎「(けどちょっと雰囲気なさすぎかな…?)」 京太郎「(これじゃまた三尋木プロに突っ込まれるかも…)」 京太郎「(それに部長もなぜか緊張しちゃってるみたいだから、少しリラックスしてもらう意味もこめて…よし…)」 京太郎「久先輩…可愛いですよ…」 久「ふえっ?」 京太郎「だから…可愛いって言ってるんです」 久「ちょっと須賀君?!急にどうしたの!?」ヒソヒソ 京太郎「先輩の髪…綺麗ですね…それにとってもいい匂いがする…」 久「あ、あの…//」 京太郎「肌も綺麗で…咬み付きたくなる…」 久「ちょ…(何言ってるの須賀君?!なんでそんな恥ずかしいこと言うの?!)」カアーッ 京太郎「久先輩は…俺とキスするのいやですか…?」 久「べっ別に嫌とかじゃ…」 久「(って何言ってるの!私!ああでも嫌って答えたらだめなのよね…それに実際に嫌じゃないような…ってまた何言ってるの私!)」 京太郎「じゃあ、キスします…」 久「(~!ちょ、ちょ、ちょっと!顔、近すぎよ!!ってそりゃキスだから当たり前なんだろうけど!)」ドキドキ 久「(このまま須賀君にキスされちゃうの?え?フリはどうしたの?)」 京太郎「(部長…顔真っ赤にして…あたふたして…なんだこれ…ギャップが…可愛すぎるだろ…)」 久「(あ…ダメ!キスされちゃう…!)」チュッ 久「(ってあれ?)」 京太郎「終わりましたよ部長…」ヒソヒソ 京太郎「鼻と鼻をぶつけるだけでしたけど…(あやうく本当にキスするところだった…部長の体エロすぎるんだよな…)」ヒソヒソ 京太郎「たぶんうまくいったと思います…」ヒソヒソ 久「」 三尋木「ん~なかなかすごいちゅーだったねい、ねえ、小鍛冶プロ?」 すこやん「ええ…///最近の高校生はこんなに情熱的なキスをするんですね…//」 すこやん「いつか…私も…」ボソボソ 三尋木「ん~じゃあ私仕事に戻るから、小鍛冶プロは帰っていいよ~」 すこやん「やっと帰れるんですね。まあ…いいもの見れたので許します」 すこやん「お二人とも私のわがままに答えてくださってありがとうございました」 すこやん「じゃあ、三尋木プロ、あとは任せましたね、では」 三尋木「任せて~」 三尋木「ん~じゃあ私も仕事を終わらせて帰るとしようかねい~」 三尋木「って言っても君ら二人を滑らせるだけだけどねい~どっちが先に滑んの~?」 京太郎「あ、俺からでお願いします」 三尋木「ほい、一応説明しとくねーなんかこれはボディースライダーってやつらしくて」 三尋木「背中付けて足はスライダー側に向けて滑るらしいよ~まあ、別に言わんでも分かるよねえ」 三尋木「けっこう長いらしいから楽しんできてねい~」ドーン 京太郎「うわっ!(この人に今思いっきり押されたぞ…)」ヒューン 三尋木「さて…いつまで放心してる気だい~そこの部長さん~?」 久「…よく言いますね、けしかけたのは三尋木プロじゃないですか」 三尋木「まあ~?確かにけしかけたのは私だけど?」 三尋木「なんかその割には部長さんまんざらでもなかったような顔してたけどねい」ニヤニヤ 久「なっ」カアッ 三尋木「本当にキスしてもらえなくて残念だったかい~?」ニヤニヤ 久「っ!」 三尋木「あの男が好きならさっさととっちゃわないとだめだよ~なかなかよさそうな男だったしねい~」 久「!ええ、でも三尋木プロには関係ない話だと思います」 久「(このスライダーは結構長いから…須賀君が下に着くまでもうしばらくかかるわね…)」 久「(このプロとはあまり一緒にいたくないからすぐにでもスライダーに乗ってしまいたいけど……仕方ないわよね…)」 久「(…ていうかこのプールのトラブルが多いのってまさかこの人のせいなんじゃ…ってそれはないか)」 三尋木「あれ~なんか私とはあんまり一緒にいたくないって顔してるねい~」 久「いえ…三尋木プロの気のせいじゃないですか?」ニコッ 三尋木「ふむふむ。じゃあ望み通りにしてあげるよ~」ドンッ 久「えっ…」ヒュー ―スライダー進行中 久― 久「(三尋木プロに私はスライダーの中に…まあ結果オーライよね…)」フウ 久「(あのままあそこにいたらなんだか気が狂いそうだったわ…)」 久「(…もう、なんなのよもう!このイライラは!)」 久「(とりあえず、今はのんびりこのスライダーを降りましょう)」 久「(………なんなのよ、もう…)」 久「(ていうかまこの言うとおりになっちゃったわね…)」 久「(須賀君にも迷惑かけたわね…下に着いたら、ちゃんと謝らないとね)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「っていうかこのスライダー長いなースピードもあるし…ボリュームたっぷりで最高だぜ!」 京太郎「ホント、今日皆を誘ってよかったな…」 京太郎「(咲の新しい一面を知れたし…和に少し信用してもらえたみたいだし)」 京太郎「(優希は…あんま変わらないか。でももともと仲よかったしな)」 京太郎「(それに部長の悩みも聞けたし…あんなに完璧そうな部長でも悩みがあるって知ってびっくりだったな…)」 京太郎「…というか、さっきはとんでもないことに巻き込まれたな…」 京太郎「きっと俺なんかにせまられて…部長はいやだったんだろうな…」 京太郎「なんか落ち込んできたぞ…」ズーン 京太郎「下に着いて、部長が来たらすぐに謝ろう…」 京太郎「はあ…」 ―スライダー進行中 久― 久「だいぶ進んだわね…ってまだ半分も行ってないのね」 久「ホント何回乗ってもこのスライダーは最高だわ、水が冷たくて気持ちいいし」 久「…それにしてもなんか水の量がさっきより少ないような気がするわね…」 久「あの係員二人にはクレームつけてやるわ!絶対よ!」 ― 一方 ― 和「ふわ~ぁ…よく、寝ましたね…」 和「他の皆はまだ寝てるみたいですね…」 和「あれ?優希も寝てる…結局探検には行かなかったんですね…」 和「…」フワア 和「もうひと眠りしましょうか…」 和「(そういえば…部長と須賀君は…遅いですね…)」 和「(まあ、大丈夫ですよね。今まであの人に任せてダメだったことはありませんし…)」 まこ「…や、やめるんじゃ…それは…わしのわかめじゃ…」グーガー 和「(染谷先輩…一体どんな夢を見てるんでしょうか…)」 和「(………)」 和「zzzz」 ―スライダー最上階― 三尋木「ん~これで私の仕事は終わったねい~感謝しなよー福与アナウンサー!小鍛冶プロー!」 三尋木「それにしても…」 三尋木「さっきのあの子可愛かったな~恋する乙女ってやっぱいいよねえ~」 三尋木「というか~あんまり一緒にいたくないって顔してるとか言ったけどー」 三尋木「それは私も同じなんだよねー」 三尋木「だってあの子なんかすっごい寂しそうだったもんねい~」 三尋木「あんなのといたらこっちも精神すり減っちゃうよ~」 三尋木「だからつい無理やりスライダーに落としちゃったけど~…」 三尋木「まあ、ぶつかることはないよはずだよねえ、十分な間隔はあったし~知らんけど」 三尋木「…ってあれ?なんか…スライダーの水…止まってね?」 三尋木「……」 三尋木「いや、知らんし。」 三尋木「ん~一応直してみるかー」 三尋木「ここをこうやって…ん~?これをひねったらいいのかいー?」 バキッ 三尋木「……」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 三尋木「わ、私は知らんし。」 三尋木「ん~さっさと退散するよータイムカードは事前に盗んどいた小鍛冶プロのを入れて~」 三尋木「これであの時間に係員やってたのは小鍛冶プロだよねい~」 三尋木「よし、じゃあ帰りますか~」 ―スライダー進行中 久― 久「ちょっと…なんだか水が凄い減ってきてる気がするんだけど…」 久「どういうことなの!?まさか三尋木プロの仕業とか?」 久「(んーまあいくらあの人でもそれはないか…常識はずれな人だけどさすがに犯罪まがいのことはしないはず…)」 久「(まあ高校生カップルにキスを強要したりスライダーに人を突き落としたり、犯罪スレスレな気がするけど…)」 久「(まあ、ということは…やっぱりこのプール故障が本当に多いのね…)」 久「(一回ニュースで取り上げられたんなら直しなさいよ!何考えてんの?このプールの経営者は?!)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「おい…なんだかさっきより水が減ってないか…」 京太郎「おい…まさかニュースでもやってたけど…スライダーの水が止まったとか?」 京太郎「…さっきも流れるプールの流れが止まったしな…十分ありうるぞおい…」 京太郎「このままじゃ平らな所にいったら止まっちまうぞ…」 ― 一方 ― 優希「んーーん、よく寝たじぇ…」 優希「んー…」 優希「皆まだぐっすり寝てるじぇ…」 優希「私が言うのもなんだけど、よくこんな場所で寝れるじぇ…」 優希「そう言えば京太郎と部長がいないじぇ…」 優希「スライダーはもうとっくに終わってるはずだし…二人で遊びに行ったのかもしれないじぇ…」 優希「ふわー…」 優希「なんかまた眠たくなってきたじぇ…」 和「んー…そんな約束できません…」スースー 優希「のどちゃん、寝言かい?」 優希「どんな夢見てるんだじぇ…」 優希「……寝るじぇ」 優希「…zz…zzz」 ―スライダー停止中 久― 久「ちょっと…完全に水止まったわよ…」 久「いまは下りだから、なんとか進んでるけど…さすがにスピードは落ちるわね」 久「っていうか…須賀君もどこかで止まってたりするのかしら?」 久「…何考えてるの?須賀君が別にどこで止まってようが関係ないでしょ?」 久「ただ…私は部長として心配なだけで…」 久「…」 ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「おい…完全に平らなとこにきちまったぞ…」 京太郎「水も止まったし…やっぱりこのプール管理がずさんなんだな…」 京太郎「でも、俺がまだ下に着いてないから、まだ部長は外にいるはず…」 京太郎「だから部長がきっとなんとかしてくれるよな。それまで自分で進まないと…」 京太郎「全然進まねえ…ていうかこれ停止してるよな…?」 京太郎「マジかよ…一体いつになったら復旧するんだ?」 ― 一方 ― 咲「うーん…よく寝たなあ…」 咲「まだ少し眠いや…」フワー 咲「しばらくプールに入ってなかったから、すっかり体が乾いちゃったよ…」 咲「ん…そういえば京ちゃんと部長はどこに行ったんだろ?」 咲「あ…思いだした…あのスライダーで私怖くなって…」ブルブル 咲「まだあの二人スライダーにいるのかな…?」 優希「むーやめてくれ…タコスをいじめるのはやめてほしいじぇ…」スピースピー 咲「優希ちゃん…寝言かな?タコスって…食べ物だよね?夢の中では人になってるのかな?」 咲「どんな夢なんだろ…」 咲「まあ、いっか…」 咲「もう少し寝よう…」 咲「………」 咲「……」スースー ―スライダー停止中 久― 久「…」 久「とにかく今はさっさとここを出ることね」 久「三尋木プロがきちんと対処してくれるとは思えないし…」 久「……」 久「よし、かなりの下りになったわ。滑り台の要領で一気に進めるわ!」 久「せーの」ズルッ 久「…!って須賀君?!」 久「ちょ、ちょ、ちょ、と、止まってー!」ジタバタ ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「とりあえず……のんびり進むか……」 京太郎「ん?」 「と、止まってー!!」 京太郎「え?部長の声?どうしてだ?」 京太郎「って!え?!部長?」 京太郎「(ちょ、部長がものすごい勢いでこっちに来る…ってそんなこと考えてる間に…!)」 京太郎、久「「(ぶつかる…!!!!)」」 ガンッ! ― 一方 ― まこ「んん~!よく寝たのう…しっかし、皆よく眠っとるのお…」 まこ「(まあ…午前中たっぷり遊んだけんの…それに昨日は買い物にもいったらしいからの…)」 まこ「(疲れても仕方ないかのう…)」 まこ「そういえば部長はどこにおるんじゃ?京太郎とまだスライダーいっとるんか?」 まこ「…まさか本当にトラブルに巻き込まれとったりしての…」ハハ まこ「(まあ、さすがにないじゃろ…)」 咲「んーお姉ちゃん、私のプリン食べないでよ~…ううっ…」スースー まこ「寝言か…?」 まこ「(そういえば咲は姉に会いに行くために全国目指しとるって言っとったの…)」 まこ「(…わしにとっては麻雀は生きていく上での手段じゃったが…)」 まこ「(こうして麻雀でお互い分かりあおうとする人もいるんじゃの…)」 まこ「(…頑張ってな、咲。わしも精一杯フォローする)」 まこ「それにしても…咲はどんな夢見とるんじゃ…インターハイチャンピオンのイメージが崩れるのお…」 ―スライダー内― 久「(…あれから下りを思い切り進んだ私は平らなところで停滞してた須賀君に直撃した)」 久「(どうやら、私の足が須賀君の脳天にクリーンヒットしたみたいで…)」 久「(須賀君を気絶させてしまった…いくら揺らしても起きないわ…ごめんなさい須賀君)」 久「(しかも…ぶつかったときの衝撃で腰に巻いてたパレオが…向こうに飛んで行ってしまったわ…)」 久「…」 久「い、今のこの状況を整理しましょう」 久「あ、ありのままに起こったことを…い、いま…」 久「なんて言ってる場合じゃないわ…」 久「…」 久「(わ、私の、パレオに、須賀君が思いっきり顔をうずめてる…)」 久「(足をこんなに開くなんて…恥ずかしすぎるわ…うう)」カアッ 久「(し、しかも…パレオはさっき流されちゃったから…)」 久「(ちょ、直接…って水着はあるけど…でも恥ずかしい…)」 久「(しかももともと狭いスライダーなのに思いっきりぶつかったから…ほとんど身動きがとれないわ…)」 久「(どうしよう…!)」 ― 一方 ― 三尋木「今頃あの部長さんはうまくやってるかねい~」 三尋木「そういやあのスライダー直ったかなー?」 三尋木「ま、知らんけど」 三尋木「(そう言えば看板外すのも係員の交代をお願いするのも忘れてたねえー)」 三尋木「……」 三尋木「うーん、暇だから小鍛冶プロまたいじって遊ぶかな~♪」 ピポパ 三尋木「……」 三尋木「あ、小鍛冶プロ~?今暇かい?」 すこやん「ええ…福与プロに頼まれたお仕事も終わったので今は家でのんびりしてるけど……」 三尋木「りょーかーい!んじゃ今から家に行くから待っててねい~♪」 すこやん「え?!ちょ、ちょっと三尋木プロ!?」 ツーッツーッツーッ すこやん「もう…こーこちゃんも三尋木プロも皆勝手だよね…」 すこやん「ってあの人なんで私の家知ってるの!?」 ―スライダー内― 久「(…須賀君起きないわね…起きなくていいんだけど…)」 久「(っていうか早くこの姿勢をなんとかしたいわ…だってこの姿勢…)」 久「(いやいや!言わないけどね!でも須賀君の息の熱が…下半身に…集まって…)」 久「(うう…お願いだから須賀君起きないでよ…!)」 久「……」 久「はあ…」 久「それにしても本当にまこの言う通りになちゃったわね…」 久「いつも通り冷静に対処する…か…」 久「こんな状況でできるわけないじゃない…ていうか動けないし…」ハア 久「それにしても暑くなってきたわね…ってっ??!!!」 久「(須賀君が寝がえり打とうとして…顔動かしてる…)」 久「(やだ…動かないで…お願い…)」 久「(そんなに動いたら…)」 久「ちょ…(う、動きすぎよ……なんなの!?なんなの!?これじゃまるで私須賀君に…)」 久「(…されてるみたいじゃない…)」 久「~~~~!!!」カアッ 久「(なし!今のはなしよ!あり得ない!そんなオカルトありえません!)」 京太郎「ん…」 久「(やばっ…須賀君まさか…起きた…?)」 京太郎「ぶ…ちょう…」 久「な、なにかしら?」 京太郎「俺たちが…いっしょに…います…よ…」 久「…寝言?」 久「(っていうか気絶してる時も寝言って起こりうるの?寝言って名称もおかしいかしら…)」 久「(っていうか…ほとんど私のせいで気絶させられたようなものなのに…)」 久「(私のこと…気遣ってくれてる…?なんて…)」 久「須賀君…」ドキッ 久「(えっ…?何ドキッって…)」 久「(…きっと何かの思い違い…怒気、そうねきっと怒気のことだわ)」 久「(こんな狭い場所に、こ、こんな体勢で閉じ込められたら、そりゃ怒りたくもなるわよ!)」 久「(……)」 久「(須賀君…髪の毛サラサラ…)」 久「(肌も…綺麗よね…筋肉もちょうどいい具合についてるし…)」 久「(さっきは緊張してて気がつかなかったけど…なんだか甘いかおりがするわ…何かつけてるのかしら…)」 久「(言うまでもないんだけど…須賀君ってカッコいいわね…)」 久「(いっつも皆からの扱いはひどいから…って私がそれをいっちゃだめよね)」 久「(そのせいであんまり考えてなかったけど…)」 久「(綺麗な顔してるわ…)」 久「(こんなに須賀君が気になるなんて…馬鹿みたい!って誰よ、今の)」 久「」ドキドキ 久「(なんか急に胸が苦しくなってきたわ…この狭い空間で暑いのもあるんでしょうけど…)」 久「(!また、須賀君が動いて…)」 久「(うう…あ、当たってるわ…//)」 久「(す、須賀君の顔が私の…私の…わ、…)」 久「(ううっ…//)」 久「(言えないわ!女の子の口からそんな…)」 久「(さっき何ってナニに決まってるじゃないとか言おうとしてたって?知らないわよ!そんなの!)」 久「(や…んっ…ちょ、動きすぎ…)」 久「(す、すがく…)」 京太郎「ん…」 久「(…起きちゃった?)」 京太郎「ぶちょう…」 久「っ」 久「(……むり…)」 久「(…もう…むり…)」 久「(体が暑くなって…頭がぽーっとして…下半身に凄い熱が集まって…)」 久「(須賀君がそこを刺激して…)」 久「(きっと…今私の下の水着、凄いことになってるわ…は、恥ずかしくて言えないけど…)」カアッ 久「(仕方ない、わよね?)」 久「(こんな状況想定外なのよ…)」 久「(ごめん須賀君、少し…だけ…)」 ギュッ ― 一方 ― ピンポーン! すこやん「はーい!今開けるからちょっと」 ガチャ 三尋木「おう~小鍛冶プロー来たよ~」 すこやん「え?!なんで今開いたの!?鍵しまってたよね?!」 三尋木「もう~また小鍛冶・アラフォー・プロは細かいんだから~」 すこやん「いやいや限度があるよね?!っていうか何その変なミドルネームは!?」 三尋木「いや~小鍛冶プロにも二つ名がほしいと思ってねい~今いろんなところでこの名前広めてるんだよ~?」 すこやん「金輪際やめて!それにアラサーだよ!!って何度言わせるの??」ハアハア 三尋木「もう~そんなに怒ったら疲れちゃうぜ~すこやん~?」 三尋木「分かったよーこれからは小鍛冶・アラサー・プロで広めとくからさあ~」 すこやん「それもなんかやだ!ていうかその名前にするメリットはあるの?!」 三尋木「ふ~やっと落ち着いたかい~小鍛冶プロ~?」 すこやん「まったく…ホントに誰のせいだと思ってるか分かってるの…」ブツブツ すこやん「みんなして私をいじめるんだから…」ブツブツ 三尋木「いや~ごめんごめん。機嫌なおしてよ~すこやん~」 すこやん「…すこやんでも小鍛冶プロでもいいけど、呼び方統一してくれないかな?」 すこやん「なんか変な違和感があるから…」 三尋木「ん~じゃあすこやんで~これでいいかい?」 すこやん「まあ、いいよ…」 すこやん「あ、遅くなりましたけど、バイトお疲れさまです。わざわざ代わっていただいて、ありがとうございいました」 三尋木「お~い?私とすこやんの仲だろ~?気にすんなって!バイト代は全部もらっとくからさ!」 すこやん「なんですか、私たちの仲って…ってがめつい!?お金もちなのになんでそんなにがめついの?! ―スライダー内― 久「(とりあえず…須賀君の首に手をまわして抱きついてしまったわ……)」 久「(そんなつもりはなかったのよ…)」 久「(…でも温かい…)」 久「(実際はすごく暑いわ、この狭い空間で水が止まっちゃったから…)」 久「(でも須賀君に抱きついてると…なんか…ポカポカする…)」 久「(……)」 久「(今気がついたんだけど…)」 久「(須賀君に抱きつくためには体勢からして首に抱きつくしかなかったんだけど…)」 久「(これって…須賀君の顔を自分で押しつけてることになるわよね…)」カアッ 久「(わ、私ただの変態じゃない!)」 久「(い、いやでも須賀君が寝がえりを打たないように自制できるから、さっきより安定するわよね…)」 久「(…)」 久「(あんまり考えたくなかったんだけど…)」 久「(水着がべとべとして気持悪いわ…)」 久「(でもそれ以上に…)」 久「(刺激が足りないって思ってるなんて…)」 久「(私、ついに痴女になり下がったのかしら…うう…)」 久「(私彼氏なんていたことなし、自分でしたこともないけど、知識ではさすがに知ってるわ…)」 久「(…体が疼いて…)」 久「(須賀君のことを考えるだけで胸がドキドキして…)」 久「(その度に須賀君の顔を自分に押しつけたくなる…)」 久「(う…//ホントにどうしちゃったの私…)」カアーッ 久「(……)」 久「(……一回だけ)」 ― 小鍛冶家 ― 三尋木「いや~でもカップルのちゅーはあつかったねえい~」 すこやん「そ、そうですね…//多少強引でしたが、いいものが見れたかな」 三尋木「でしょ~私はもっと褒められてもいいと思うぜ~?」ニヤニヤ すこやん「三尋木プロってホントこーこちゃんかって思う時あるよ…」 三尋木「ん~?それってどういう意味だい~?」ニヤニヤ すこやん「まさにそういうとこだよ…」ハア 三尋木「あはは~ね~それよりさー聞いてくれよーすこやんー」 すこやん「どうしたんですか?」 三尋木「実はさ~あのあと、すこやんとバイト代わったあとなんだけど~」 すこやん「そのあとどうしたんですか?」 三尋木「いや~なんかスライダーの水が止まっちゃってさあー」 すこやん「ああ…そういえばあのプール頻繁にトラブルが起こるって有名らしいですね…」 三尋木「へ~まあ知らんけど。それで大変だったんだよ~」 すこやん「それで、どう対処したんですか?」 三尋木「へ?」 すこやん「だから、壊れたんでしょ?どう対処したの?」 三尋木「ん~とりあえず水を流すためにそこらへんのポンプ適当にいじったよ~」 すこやん「適当って…それで直ったの?」 三尋木「実はそこなんだよねいーなんか知らんけど、ポンプが壊れちゃってね~」 すこやん「…え?(何か嫌な予感が…)」 すこやん「えっと…じゃあ責任者の人とか呼んで直してもらったとか…ですか?」 三尋木「んー」 すこやん「え?」 三尋木「いや、知らんけど」 すこやん「はい?」 三尋木「んーまだ分かんねー」 すこやん「ちょっと…真面目に…」 三尋木「いや、知らんし。」 すこやん「いい加減に…」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 すこやん「…三尋木プロ?」ゴゴゴゴゴゴ 三尋木「あはは~ごめんごめん。まあ最後の二人だったから、たぶん大丈夫だってー」 すこやん「…ならいいですけど…でもたぶんそれあとでばれて三尋木プロのお給料カットですよ?」 三尋木「んーたぶんそれは大丈夫だぜい~」 すこやん「?どうしてですか?」 三尋木「だってすこやんのタイムカードで帰ったし~?」 すこやん「え?」 すこやん「聞き間違いだと思うのでもう一回聞きますけど…」 すこやん「…タイムカードがなんですか?」 三尋木「だから~すこやんのタイムカード借りたんだよ~」 すこやん「」 すこやん「」 三尋木「?」 三尋木「おーい?」 三尋木「小鍛冶プロー?」 三尋木「…」 三尋木「アラフォープロ」ボソッ すこやん「アラサーだよ!って」 すこやん「何してくれてるの??!!」 すこやん「は、早く連絡しないと…」 三尋木「おいおい~そんなにお給料がほしいのかい~」 すこやん「」イラッ 三尋木「じょ、冗談だってばーあはは…」 すこやん「はい、もしもし…先ほど福与さんの代理でバイトに入った小鍛冶ですが…はい」 すこやん「実は…はい…はい。本当に申し訳ありませんでした!」 すこやん「…ふう」 すこやん「さて…これでたぶん大丈夫だね…水も流れるようになるはずだよね…」 三尋木「お、おー!さすが小鍛冶プロ~!手際いいねえ~あ、あはは…」 すこやん「…三尋木プロ?これから暇ですか?ちょっと一局打ちませんか?」ゴゴゴゴ 三尋木「おや~私だっていつまでも負けてないよお~?」 三尋木「いいぜーやってやろうじゃないかー」ゴゴゴゴ ―スライダー内― 久「(…一回だけ…)」 久「(一回だけ…)」 久「(いっか…って何言ってるの私!)」 久「(何!?この暑さでついに頭がやられたの?!)」 久「もう!しっかりしなさいよ!私!」グッ 久「…てあれ?」 ザーーーーー 久「あ…水が…」 久「…あ、あら?」 ―帰り 長野駅― 優希「今日は楽しかったじぇー!」 京太郎「おう!途中からの記憶がまったくないんだが…でもすげえ楽しかった!」 和「そうですね、とても楽しかったです。途中からほとんど寝てたきもしますけど…」 和「(須賀君とも仲良くなれましたし…いい一日でした)」 咲「そうだね…スライダーは怖かったけど、楽しかったよ!」 咲「(それに京ちゃんに水着褒めてもらえただけで…私には十分だよ…//)」 久「(何かしらこの脱力感…熱していた鉄が一気に冷えたみたいな…)」 久「(もう一回って何よ!…ああ恥ずかしい…)」 まこ「部長?どうしたんじゃ?」 久「ん、い、いや、なんでもないわよ」 久「(まあ、それでも…今日は楽しかったわね…頼りになる人も見つけたしね)」 久「(…また、須賀君に頼っても…いいわよね)」 久「須賀君、今日は皆のために企画を立ててくれてありがとうね!」 咲「本当にありがとうね、京ちゃん。これからもよろしくね」 和「須賀君、今日はありがとうございました。須賀君の想いに報いるために、頑張りますね」 優希「京太郎ー!今日は楽しかったじょー!一応礼を言っておくじぇありがとうなー! まこ「今日一日でだいぶリラックスできたのう。京太郎、ありがとうな」 京太郎「…みんなが喜んでくれて、俺嬉しいです!」 京太郎「全国に行ってもまた皆の役に立てるように頑張ります!」 京太郎「皆で全国優勝目指して頑張りましょう!」 久「ふふ…じゃあさっそく景気づけに今からご飯食べに行きましょうか」 久「もちろん、須賀君のおごりでね」ニコッ 京太郎「そ、そんな~勘弁してくださいよ~部長…」 ―完―
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ クールシーメーマスがーこーとーしーもーやーぁーてーくーるー 京太郎「ふぁあーぁ、ねみぃ」 咲「もう、京ちゃんまた夜更かししてネトマ?」 京太郎「あー、最近めっちゃ強い人とよく当たって楽しいからさ」 咲「もう、体に良くないよ」 京太郎「わりーわりー……ぉ、おはようタコス」 優希「タコスいうな!タコスに失礼だじょ!」 京太郎「そっちかよ!」 優希「とうぜんだじぇ。タコスは唯一にして至高、この優希様が劣るただ一つの存在だじぇ」 京太郎「まーたしかにお前よりタコスの方が有用性はありそうだな」 優希「んだとこらー!」 和「配牌その辺にしなさいゆーき。須賀くんも」 京太郎「あ、わりー。おはよう和」 和「うん、よろしい」 そして、放課後 久「というわけでー、明日は麻雀部員でクリスマスイブPTを行うわよ!」ドン☆ 優希「ひゅーひゅー!」 まこ「久々に部室きたと思ったらそれか、やれやれ」 京太郎「まぁいいじゃないですか」 久「その後は須賀くんちに雪崩れ込んでそのままクリスマス当日クリスマス会に突入ね」 優希「いぇーい!」 京太郎「えっ」 まこ「おい、京太郎にも予定があるじゃろーて、それは強引すぎじゃ」 久「え、京太郎くん、クリスマスに何か予定あるの?」ニヤニヤ 優希「ふん、犬にんなごーかなイベントあるわけないじぇ」 京太郎「おめーはうるせーよ!……いや、まぁ、一応」 咲「えっ」 優希「」 和(へー、意外……でもないですね、須賀くんなら) まこ「誰だ今の」 久「え、まじで?言っちゃ悪いけど想定外だわ」 京太郎「し、失礼な」 久「ごめんごめん、で、なんの予定なのー?」 京太郎「ぁー、黙秘権を行使させていただきます」 優希「いぬにんなもんないじょー」うがーっ 和「落ち着いてゆーき」 咲「」パクパク 京太郎(流石に龍門渕にパーティー誘われてるとは言えねーよな) そして12.24 久「それじゃあみんな、メリークリスマース!!」 「かんぱーい!」 京太郎(ま、ただのジュースだけどな)ゴクリ 久「さてさて早速本題に!全員プレゼント持ってきたわよねー?」 優希「あるじぇ!」立ち込めらタコス臭 咲「はい!」たちこめるはなのかほり 和「もちろん」たちこめるはいのかほり まこ「うむ!」たちこめるかいそうのかほり 久「プレゼント交換会、やるわよー!!」 京太郎「おー……ふむ」 プレゼント、ときき 俺こと須賀京太郎は実はすでにプレゼントを四つ、用意してある 一つはこのプレゼント交換会の景品 一つは龍門渕での交換会の景品 一つはよくしてもらった、龍門渕の皆さんに 最後に、衣さんに 京太郎「さて、俺が用意したのは誰が当たるかな?」 京太郎「俺のは咲のか、なんというか、もう予想ついたな」 咲「ふーんだ。多分予想とは違うよー」 京太郎「どれどれ、お」 咲のプレゼントは、仄かな甘い香りのする、花の髪飾りだった……って!! 京太郎「俺つけらんねーじゃん!!」 咲「そんなことないよー」いそいそ 京太郎「ちょ、ま!」じたばた 京太郎「」 和「ぷっ……に、にあってますよ、すがくくく…!」 優希「だーぁっははははは!きょ、きょ、京華ちゃん!」 まこ「お前ら……」 久「は、はひ、はひ、おなかよじれる!」バンバン 京太郎「さぁーきぃー」 咲「えへへ、どうかな、京ちゃん」にっこり 京太郎「う、うれしいよー」 咲「えへへ!ありがと!」 (あ、これは笑っちゃいけませんわ) 久「あー、わらった、さて私のは……おぉ、素敵なハンカチね」 京太郎「あ、俺のですね」 久「!?」 まこ「おお、値の張りそうなシルクじゃな」 和「へぇ、須賀くんセンスあるんですね」 優希「犬にしちゃいいチョイスだじぇ」 咲「うん、これかわいいよ!」 久「えへへ……うれしいかも」 京太郎「ま、まぁよろこんでもらえたなら」 ー 京太郎「おれは!よろこばれたいぃぃぃぃ!」ゴッ 店員「ふぇ!?」ビクッ 京太郎「店員!女性への贈り物を考えろ!」ゴゴッ! 店員「ははははい!え、えと!は、はんかちとか!」 京太郎「案内しろ!」ゴッ ー 京太郎「きっと、店員さんも喜びますよ……ハハッ」 久「へ?」 そして、よくじつ 龍門渕麻雀部室 京太郎「ちわーっす」ガチャ 衣「きょうたろー!」ピョンッ! 京太郎「おー!衣さん一週間ぶりですねー!」ギュッぐるぐるー 衣「おーーまわるーーー」くるくる 透華「あぁ!衣を!衣をまわさないで!」 智紀「衣をまわす、ゴクリ」 一「OUT」 純「言っていいことと悪いことがあるぞ」 智紀「ごめんなさい」 透華「や、やっとおろしてくれた」ゼエゼェ 衣「くるくる楽しかったぞ!」 京太郎「あー疲れた」 透華「全く……改めまして、京太郎くん。ようこそ、我らが龍門渕麻雀部のクリスマスパーティーへー!!」ドン☆ 京太郎「お、この飾り付けも衣さんが?」 衣「そうだぞ!」えっへん 透華「……クスン」 透華「さあのめやうたえ!宴ですわ!」ドン!! 純「カラオケまで借りてきやがった。七人しかいないのに」 一「ハギヨシの!すごい美声聞いてみたい!」 ハギヨシ「ならばおみせしましょう。我が萩原家に伝わる芸術的腹式呼吸術を」ヒュゴッ! キーミノッテッデェーーーー!!!! キーリサッイッテェーーーー!!!! 京太郎(俺は下手だからやめておこう) 衣「きょうたろー!衣と一緒に歌おう!」ぴょこん 京太郎「うわ!やめて!俺歌は下手だから!」 衣「楽しく歌えばかんけーないぞ!」ピッ アンインストール 京太郎「」 京太郎「」ぐったり 衣「のどがきんきんするぞー……ケホッ」 透華「さぁ!皆様お待ちかね!プレゼント交換ですわ!!」ゴッッ! 一「まってましたー!」 純「んー、俺、あんまり自分のやつにじしんないんだよなー」 智紀「ドキドキ……」 ハギヨシ「よいしょっと」ドスン 京太郎(ハギヨシさんのなんだあれ!?) 透華「さぁ!クジをまわしてくださいまし!」 京太郎「俺のは…この凄まじくでかい箱か」 純「3メートルはあるな、すげー」 ハギヨシ「今披露しましょう」パサパサ よいしょーーー ハギヨシ「ハ○コンネン?です」 京太郎「どこに置けってんだよ!!」 ※ハ○コンネン?とは 345キロの個人兵装。なおこれはレプリカのため撃てない模様 衣「ころものはー……靴だ!」 京太郎「お、俺のだ」 衣「オー!衣の欲しかった靴だー!」キラキラ 智紀(サイズも衣にぴったりだね、衣以外に当たったらどうしてたの?) 京太郎(その時は当たった人が涙目で衣さんに見つめられます) 智紀(なるほど) 一(こいつら直接脳内に…!) 透華「さーてわたくしのはー……へ?」 純「あ、俺のだな。透華に当たっちまったかー、悪い」 透華「おおお、男物の制服セット!?しかもフリーサイズ!」 京太郎(なんか龍門渕の制服と共通点多いな) ワイワイキャッキャ ーテラス 京太郎「ふぅ……お、雪か」 京太郎「ホワイトクリスマスー……って、雪が降ってるのに月が見えるなんて、すげー」 透華「いい夜ですわね」ツカツカ 京太郎「お、透華さん」 透華「少し騒ぎすぎて疲れましたわ。体暑くて」パタパタ 京太郎「お嬢様がはしたないですよー」 透華「アラ失礼……ねぇ、京太郎くん」 京太郎「はい?」 透華「わたくし、あなたに感謝してますわ。衣を笑顔にしてくれて」 透華「清澄との戦いの後、衣は笑うことが増えましたが、それも決して多くはありませんでした」 透華「でも、京太郎くんが、言っちゃなんですけどへんな状態になったり衣と遊んだりしている内にすごくいい笑顔になって」 透華「嫉妬も少しありますけど、本当に感謝してます」 京太郎「……そのお言葉、ありがたく頂戴いたします。さて、そろそろかな?」 透華「はい?」 ウワァーーーー!スゴーーーイ! 透華「……中で声が」 京太郎「ハギヨシさん、時間どうりに持ってきてくれました」 透華「……」 テラスから部屋をみると、そこには 衣「こ、衣よりおっきーぞ!」 純「は、始めてみた」 智紀「綺麗……素敵」 一「おいしそー!」 ハギヨシ「皆様お待たせしました、私と須賀くんからのクリスマスプレゼント」 ハギヨシ「名付けて!ヘルカイザーケーキでございます!!!」 京太郎「さぁいくぞぉ!」バンッ 「「!?」」 京太郎「そのケーキをより多く食べたいなら!!!俺と!対局(デュエル)だぁ!!!」 衣「おぉう!受けて立つ!!!」ゴッ エヴォリュショーーーーーーーンン!!!! ハイテイーーーーーーー!! カチャカチャ ハギヨシ「ふぅ、後片付け滞りなく終了いたしました。申し訳ありません須賀くん。手伝わせてしまって」 京太郎「今更でしょう。一体何回ハギヨシさんの手伝いしたと思ってるんですか」 ハギヨシ「ふふふ、今の須賀くんなら龍門渕執事として、問題なく働けるでしょう」 京太郎「大げさですよ、さて」 純智「くぅ…くぅ…」 透一「すぅ…すぅ…」 ハギヨシ「四人は私が運びましょう。須賀くんは」チラッ 衣「うーん……きょう」 京太郎「……わかりましたよ。しっかりとエスコートしてきます」 ハギヨシ「レディの扱いは丁寧に。それでは、メリークリスマス」 京太郎「はい、メリークリスマス」 京太郎「よいしょっと」トサッ 衣「スゥ……」 京太郎「ぐっすり寝ちゃってら。かーわいい」 パカッ 京太郎「…衣さん、最後に俺から、プレゼントです」 スッ 京太郎「似合ってます、最高に」 京太郎「メリークリスマス」 衣「きょうたろー…むにゃ…」 チュッ カンッ!
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802 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 21 16.51 ID uHaw9boJo [2/16] 貴子「誰があらすじいじくっていいっていったオラァ!!」 華菜「」ブクブクブクブク レ' / / , /! / / / ヽ / / 丿 /V i l / /'"``、 \ / 7 レ' レ' \ l ∧ l | `ヽ ヽ / / 八r‐-、ヽ \ l V ヽ、 } l ノ / / /リ `、 _,-、ヾ、ヽゝ / l / / レ' . `ヾ、 '`-ノ, __,=-、/ ノ ヽ l,|ヘ ┌┬┐ | | / / / . ´フー-、 // / ヽ7 | ┘ ├┼┤ | | / / / . 、 `ヾ)_, ,〉-ノ,' / /└一' └┴┘ ア 。。 / V /∧ . ,-‐-、 / /、 / / / ∧ ム二ヽ\ / / l ` ヽ / / ハ,-/ \ ` ヽソ _ ,∠ ´ -┴─ ‐ 、 `フ // \ \ /. . . . . . . . . ノ /{ ヽ、 `ー-‐ フ´! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / / l /二_ヽ /. . . ヽ. . . . . . . . . いけだの. . / / | /| フ´. . . . . . . 丶. . . . . . . . . . あたま./ / !、/ 〉 /. . ヽ、. . . . . . . \. . . . . . . . . . . . . . . / | / /. . . . . . . .\. . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . 未春「騒がしいね」カチャカチャ 星夏「キャプテン、部室であのドラマ見るの何回目でしたっけ?」 純代「確か……五回目だったと思う」 未春「あははっ、キャプテンが喜んでいるならいいんじゃない?」 華菜「いや、そもそも引退してるハズ……」 貴子「池田ァァァァ!!!」バチバチバチッ 華菜「あぶぶぶぶっ」バチコーン テレビ『吹奏楽、やらないか!?』 _, -─-、 -― ―ー 、 , '´ ヽ、 / \ / / / .i ヽ ヽ \. ヽ / // / / / ト | i ヽ ヽ ヘ / // / i / / / .ハ i ! || ハ ハ. / // ./ i / イ .ll | | | .|i || ハ ハ 若っ! 感動しましたっ!! ,' , i l | ! | レ l|`ト!、_|__.|_|_ /リ イ| ハ i | | | | N_,戈´!ヽ!V ヒ! レレ'メノリ l. i |. ', ! i ヽ ヾ、ゝ弋 __ | | i | _ --― 、. \!\\ゝ _, - '´ ̄ `ミ、o. | | i | ハ i 二⊃ ノ , -― | ! io'⌒ , . | | i | i l ハ .ヘ ( ⊂二 ̄ |.' / | | | i | | l ハ ヘ. / / ,| ___. -― 、 ! ! |.| | l ハ ヘ / / ノl ヽ. . . ._ . _ .} ,-、 .l | l | |i i| ハ 、ヘ //⌒Yヽ ヽ V .ノ / ノ-、 l l .l | | | i| ハ ヘヘ /, ィ‐ 、 | } ! \  ̄ ̄ /-く V/l ////| i| i ト、 ト、\. ,〃| ´, ィ‐-| | | ノ i \ ,-' 、 \ ',/ //, --― 、i .| l } } } }. // ,.| ´ __ト' ヽ'⌒ マ^`iニ,へ \_ ` } /./ \!リ リ .ノノ / l/ ! ´ , } } ./ ( _ \ / ノ/ _ ____ ヽ. /. ! ハ イ-'、 ,ノ / !Y{` ./ /./, ' `ヽ、 ヘ \ } /__/ /| / ´/ /' / ヽ .} / ィ'/ |/ .{ / i .| / ヘ |. / / .! / | レ' __,____ ヘ そんなこんなで始まるよー 806 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 37 43.78 ID uHaw9boJo [3/16] 【京ちゃん】須賀京太郎を応援するスレッドpart27【大好き】 345 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様かっこいい! 346 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 患者さん達に凄く受けてたでー 347 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 私のこと、覚えてくれてるかな? 348 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 素直に感動しました 349 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 須賀君すごくカッコよかったけど、なんで原作無視しちゃうかなぁ、もー!! 350 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 監督のせいじゃな 351 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 演技もよかったですけど、CGや演出もすごかったです 352 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 須賀先輩は最高です! 353 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran やっぱりにわかだったなぁ 楽譜受け取るとかマジ意味不明 354 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 原作ファンはそんな細かいところまで気にするんですね 355 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO 普通に面白かったけどねー! 演奏終盤の必死な形相がぐいぐい来たかも 356 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 あのシーン、実はぶっつけ本番だったんだよねっ☆ 357 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 (結婚しよ) 358 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 年甲斐もなく、凄く惹かれてしまった この僅かな間でここまで成長するなんてな…… 359 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba (´・ω・`)ソーリー 360 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer あー、しばらく会えねー! 出番増えろっての 810 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 52 24.64 ID uHaw9boJo [4/16] 361 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 公式サイトの監督の発表だと、本当にあのシーンは一発どりだったみたい そのせいで原作無視(とは言ってもセリフが僅かに違う、楽譜を受け取った程度)が起きたんだろうね でもそのお陰であんなに素敵なシーンを見れた事はとても嬉しいかな? これからも頑張って欲しい 362 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend あー、いいねー こういう泥臭いのが見たかったんだ 363 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo 年甲斐もなくときめいてしまったねぇ 364 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー最高だよっ!!! 最高なんだよっ!? 素晴らしいんだよー!!!! ありえないくらいヤバイよ!! ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽっ!! 365 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo ↑ もちつけ 366 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ふぅっ…… いいドラマだったと思う 367 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 38.38 ID NO/Wakame ナイスキャスティング! グッジョブタロー!! 368 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 39.60 ID SGAsister ↑ 次にその呼び方したら…… ユルサナイ 369 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 このドラマはダルくない…… 好き 370 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 須賀京太郎、黒糖の次くらいに好き……かも 371 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 素晴らしいドラマでした(半○見てただなんて言えない空気……) 372 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 姫様にお似合いなのですよー! 373 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI そろそろ収穫の時期かしら 374 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar どうしてこの方を見ていると、胸が……こんなにも苦しいのでしょうか? 816 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 22 10 46.11 ID uHaw9boJo [5/16] 375 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘達が部屋から出てこん……何か嫌なことあったんやろか? 376 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 従姉妹二人から電話来て、むっちゃ泣いとった 録画したソルサキ見せてって、ごっつい泣いとった だが、断る 378 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 あー、これでまた…… 欝だ 379 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ええなぁ、京太郎君ええなぁ…… 380 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? 22 22 22 21 ID hizamakur コンマゾロ目なら、運命を変えられるんや! 381 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? 22:22 22 22 ID TokiTokii 京太郎君に会う為にうちは産まれてきたんや 382 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe また一段と成長したみたいやね~ 383 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 自分のことのように嬉しいのよー 384 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ミレナカッタ…… 385 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 ただ、感動の一言 386 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 やっぱり素人やな、雰囲気はええけど演技派さっぱり でも、もしもっと経験を積んだらきっとうちも…… メゲるわ…… 387 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ミレナカッタ…… 388 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver この監督の作風、かなり変わりましたね 389 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo なんで音楽なのに火が出るのー? 390 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap あの日、私が勇気を出していれば…… 391 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 ドラマ成功してよかったデス 392 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 中々楽しめたかな、うん 次の握手会っていつ? 822 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 22 25 31.95 ID uHaw9boJo [6/16] 393 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo 人魚救い出すシーン見て、無性に釣りに行きたくなったよ 394 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 爽健美茶 395 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister お兄ちゃんは私のモノだって、それ一番言われてるから 396 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress いつの間にか部屋が京太郎君だらけに…… 幸せだなぁ 397 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 愛してる(照だけに) 398 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ちくわ明太子 399 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse 演奏のシーンで、心があったかくなった ありがとう……京太郎君 400 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 京太郎君ってかっこいいの、かな……? 401 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 そこいらのジャ○ーズよりは演技も顔もいいんじゃない? 402 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi なんでかな、ドラマを見てからずっと顔が赤いんだ CMで京太郎君が映ると胸が痛いし……頭がクラクラする これって病気……? 403 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 あぅぅ…… 404 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten これで……これで麻雀が強ければ!! 405 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 中々やるっすね データをもう一度取る必要があるっす!! 406 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ、京太郎君……もう君無しじゃ生きられないぞ 407 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 なんだか、見知った顔が有名になるとむずがゆいな それにしても、よくぞここまで 834 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 22 42 12.82 ID uHaw9boJo [7/16] 408 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA ドラマ録画したぞ池田ァァァァ!!! 409 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo ファンになりました 410 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo もうちょっと原作を尊重して欲しかったですけど、それでも十分楽しめました 411 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 キャプテン今頃喜んでるだろうなぁ 412 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT やっぱり華菜ちゃんの目に狂いは無かったし! 始めから須賀京太郎はやる男だと思ってたし!! ぶっちゃけ愛してるんだしぃぃぃぃぃ!! 413 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe すばらしいですわか 414 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? 28 19.30 ID DojiMAID0 ルル×京ですよ! ルル京!! ぱっぱらわちゃほいっ!! 415 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? 28 25.45 ID ONdIsKdes こんなところで仕事をサボっていたのですか? 困ったものです 416 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? 28 40.79 ID SawAmuRaa 廊下から悲鳴が聞こえてきたけど、大丈夫かな? 417 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? 29 02.39 ID kIndaIchi ごめん透華……堕ちちゃったよ 京太郎君ペロペロペロ 418 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? 29 10.20 ID JyunNIKI0 隣の部屋からペロリストの気配がするな…… 何はともあれ、ドラマが成功してよかったな 419 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP スポンサーの権力を使えばあんなことやこんなこと……はっ?! わ、私ったらなんてはしたないことを!? 420 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 早く会いたい 会って、あの日の礼を……! 421 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ 423 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 大きくなりおって…… わしはもう、お前に触れることすら出来んかもしれんな 424 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 これが須賀京太郎よ 世界一のトップアイドルになる男 425 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 愛してるじぇー! 京太郎ー! 426 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU これからも、ずっとずっと! 貴方の後ろ姿を見せてください 427 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃんはいつだって、私の王子様なんだよ! 848 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 09 17.49 ID uHaw9boJo [10/16] 【アクセル1】 ガチャッ 京太郎「お、おはっよう、ございます……」ゼーゼーッ 社長「ふむ、その様子じゃかなり追いかけられたとみえる」 京太郎「すごかったです」ガックリ 煌「途中からタクシー使っちゃいましたよ」 京太郎「これ領収書です」スッ 社長「おっと、こんな時間だ」ソソクサ 京太郎「あっ! ちょっと!!」 煌「なんで逃げるんですか!?」 社長「さらばだー!」タタタタッ 京太郎「あ、くそ!」 煌「自腹出させる気ですね」ジトーッ 久「何やってるの二人共」 京太郎「部長!?」 久「社長にそんなもの渡してもしょうがないでしょ、私が精算しておくわ」カキカキ 京太郎「おー、流石事務員ですね」 久「当然じゃない?」ニッ 煌「よろしくお願いします」 久「まっかせといてー」 京太郎「あれ、そういえば竜華さんは?」 煌「そう言えば来てないようですね」キョロキョロ 久「あー、今日は来れそうにないって言ってたわよ」 京太郎「あ、そうなんですか」 久「受験も近いし、忙しいのかしら?」ウーン 京太郎「いやいや、部長も受験するんですからね?」 850 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 18 52.90 ID uHaw9boJo [11/16] 久「ナンノハナシカシラ?」 京太郎「え?」 久「……」プイッ 京太郎「部長?」 久「……」 京太郎「久?」 久「ふぇっ!?」グルッ 京太郎「やっとこっちを見てくれましたね」フフフ 久「あ、酷い。嵌めたわね?」 京太郎「そんなつもりじゃないですけど、部長が悪いんですよ」 久「大丈夫だって、安心してよ。バッチリ勉強はしてるから」 京太郎「本当ですか?」ジトーッ 煌「本当ですよ、京太郎君」 京太郎「え?」 煌「京太郎君が仕事に行っている間、いつもしっかり勉強してるんですから」クスクス 久「っ!」ドキッ 京太郎「え? そうなんですか?」 久「……そうよ」ウツムキ なんだ、ちゃんと勉強してるんじゃないか なのに……なんで隠してたんだ? 別に俺の前でも勉強していいはずなのに…… 京太郎「部長?」 久「……驚かせたかったの」ボソリ 京太郎「?」 . ,; ヽ / ; ハ. / .. / / /l ,. / ... / . / / /ノ乂 ; l ! l ─ - 、 / // ノ,l |. | l ;;r''"\/" | | | | / ,/`ヽ ,=--─-| !. | l.' __., - ,4 /. | i ト、`ヾ==、 .__ / | / l | ; i 、、、 `== / | / / l l } 、 `゙ / l/. / / } } ! _ / ; / // / //ノ\ ‘ー '゙ ,. イ /ノ. / i ;l (、 ` ,z‐= 爪 / | { ;x〈 ヘ.\ /ヘミ 、 ( ( ,ゞ-‐'". . . 丶、 ハ. . \ ( \ヽ\ \ 久「その、勉強してないように見せて……須賀君に褒めて貰いたくて」マッカッカ 京太郎「」 久「悪い……?」ウルウル 京太郎「イエ、ナンデモアリマセン」 久「あら、そう」プイッ 煌「すばらぁ……」パシャパシャッ 854 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 29 17.43 ID uHaw9boJo [12/16] 久「分かったらとっととアイドル活動しなさい!」 京太郎「は、はいぃ!」ピシッ 煌「見事な直立不動ですね」スバラッ 久「もう立派な芸能人なんだから、気を抜かないようにね?」 京太郎「当然ですよ!」 俺がしっかりしないと、ドラマの評判も下がっちまう 小さな仕事でも、一つ一つしっかりこなすんだ! 京太郎「俺、頑張ります!」 _......._ , '" ` 、 " \ / 、 / _ l // / / \ | // ーx/ /∧|\| | | 〃| //` \ | | | 〃 | iク,,=ミ、  ̄ ̄\| | / | | | /| l riヘ. . ー- | / / / ! | / | .!_ソ ー==-、 | / / / | i | ''' , , , , / / ;/ ∨ 八 / イ | \ \ ▽ ̄ノ { | | |\.\ ヽ- イ | \ | / ー─、 ∨ | |\ ヾヽ、 r/ /lノ∧ ∨ | \ | リ / | / .ト、 ,__/ /|/ ∨\ / \/ |-──|. / /∠\ / |\\. .|. /∨ / / \| / ハ. \\|. / / / | / \{ \ \|/──── "_/\ | 久「いい顔ね。さぁ、頑張りましょう」ウィンク 京太郎「はいっ!」 煌「では今日の予定はこれですね」スッ 京太郎「!! こ、これは!?」 選択安価 ↓3 まずはアルファベットだけ選んでください A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ミュージカルオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) 雑誌モデルの仕事 バラエティ出演 CM起用 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます D い い と も 865 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 35 28.17 ID uHaw9boJo [13/16] 携帯電話「」 京太郎「え? なんですかこれ……?」キョトン 煌「ふふふっ、そろそろですかね」 京太郎「え?」 久「テレビつけるわ」カチッ 京太郎「テレビ……?」チラッ <テレビ> タモ『髪切った?』 咏『切ってねーっての』パタパタ タモ『そうだっけ?』 (⌒Y⌒) (⌒Y⌒) (_ ○ _) (_ ○ _) (__人__ノ (__人__ノ . ´ ̄ ̄ ` 、 . ´ .. .. ヽ ′ . . ,′ . ! ;イ ∧ l | | | | |」__| | ト、|_」、 | ! | l | | |` L___!´__ ハ | | | l f芋丐 乍丐ア | | | lレ' ト+゚' ゞ-' |ノ ト、 | 从 | | lー一l / . | ミ=‐ 人 { ハ| | ゝ ノ/ . j ..\ / . \ \| !≧‐ / . , イ ) /\=彡イ /| `ーァャ==彡-‐ 7¨´. ト、厂/ ̄\ 厶 ...... \ ノ / イ / |..∨........./ . /....Y............../∧ |\ヽ ........ Y ノ| 人 | / .. ..../ . /...../ ............// / | | |............|/....乂{ )/ .. ..../イ . /...../ ............// / | | |............|......../ ........./ .. ..../ ..| . /...../ ............// / 京太郎「ほわぁぁぁぁぁぁ!?」ガビーン 煌「やってますねぇ」 久「うーん、この」 879 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 44 05.07 ID uHaw9boJo [14/16] うろたえるな小僧ども!! コンマは自然に身を委ねてこそ輝くのだ!! <テレビ> タモ『今なんかドラマ出てるんだよね? ソルキャ?』 咏『そーそー、これが中々面白いんだよねぃ』ペタペタ タモ『あっ、いいよ咏ちゃん。 スタッフ、ポスター貼っておいて』 AD『はい』ペタペタ タモ『新人起用の大博打って聞いたけど?』 咏『そいつが中々面白い奴でさー、バカだけど』 \エーッ/ タモ『あ、でも須賀君から花束来てるね』 咏『え?』 タモ『愛しの咏さんへ、だってさ』 咏『』 \エーッ!/ \ソンナー/ 咏『じょ、冗談にしては面白くないねぃ』ヒクヒク タモ『なんだ、冗談なの?』 \オモシローイ/ \キョウタロウクンカッコイイー/ 京太郎「ど、どどどどどどっ!?」 久「誰があんな……」 煌「……」 京太郎「煌さん?」 煌「」ドッキィィィィン 京太郎「煌さんェ……」 久「どういう趣味してんのよ」ハァ 煌「てへっ」コツンッ 890 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 51 58.29 ID uHaw9boJo [15/16] ~~なんやかんやで~~~ タモ『おー! 見事に100分の1でーす』 咏『うわー、ちょーいらねーストラップ来たー!』 タモ『咏ちゃんストレートすぎじゃない? ちょっと傷つく』 咏『冗談だっての』 タモ『じゃあ、そろそろ次のお友達を……』 \エーッ!!/ タモ『誰を紹介してくれるのかな?』 咏『そうだねぃ、折角素敵な花を送ってくれた……』 \キャーッ!!/ 咏『須賀京太郎君で』 \キャァァァァァ!!/ \イヤァァァァァ!!/ 京太郎「」 久「あら、面白くなってきたわね」ソワソワ 煌「いよいよですね」ワクワク 咏『じゃ、かけるかねぃ』 アナ『……』ピポパッ イーマーヲーヌケッダッソー♪ 京太郎「ほわぁぁっ!?」ビクッ 煌「さぁ、早く!!」 京太郎「は、はい!!」スッ ピッ 京太郎「……」ドキドキ 咏『もしもし、愛しのダーリン♪』 \キャァァァァァ/ \イヤァァァァァン/ 京太郎『ちょっ、咏さん! マズイですよ!!」 <テレビ> 京太郎『ちょっ、咏さん! マズイですよ!!』 久「まずいのは須賀君の方よ」 煌「落ち着いて!」ボソボソ 896 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 23 59 41.55 ID uHaw9boJo [16/16] 咏『よくも変な花を送ってくれたねぃ……』 京太郎「あ、あれは違うんです! その、クリボーが勝手に!」 久「クリボー?」 煌「クリボー?」 咏『タモさんに代わるから、後は頑張れっての』スッ 京太郎「ああっ。そんな!?」 タモ『もしもし』 京太郎「ほ、ほわぁぁぁぁ!? た、たたたタモすぁん!?」 タモ『初めまして、タモです』 京太郎「す、須賀京太郎です!」 タモ『今、見ててくれた?』 京太郎「はいっ! 色々と困惑しております!」 タモ『咏ちゃんの言う通り、面白そうだねー。色々と明日が楽しみだね』 京太郎「そ、そう言ってもらえるとう、嬉しいです」ガチガチ タモ『じゃあ時間も押してるので』 京太郎「はい」ドキドキドキドキ タモ『明日は来てくれるかな?』 _,...---、_,.、 / / / ヽー-、 /. , ! iハ!/メ、.i | \ イ { ヽN 'i !/!人iヽi _1 i( _ 丶 \ / `Yリヽ '、_)'´!`ー` / .. | ,. _/. /. 、 ト、ィ' / | !;-! / | ! ヽ、 , -‐クヽ / ! .. ⊥__!_ / .. ノ) / | ..  ̄`''''''' ′.. ノ. / | ..... .............. _, -‐'′ / `ー‐┬---r―'''''''"" ̄__./__ /! i / iu-゙、/----、\ / | ⊥ __,...-‐'.i... ヒノ ̄ ̄`ー`ー`ー-、/ | . _,.-‐'" 京太郎「いいともー!!」ウォォォ タモ『はい、ありがとうございますー』 905 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 00 12 34.17 ID f6CpEPhto [1/7] 【翌日 アルタ Side のどっち】 皆さん初めまして。 私は原村和、須賀君と同じアクセル1所属の声優です 最近では初仕事として朝の子供向けアニメの主演も頂き、順調な滑り出しです しかし、そんな私が今……どこにいるのかというと それはもう…… くさお「……」←花道 すぎやま「……」←コロ助 たなか「……」←ルフィ ふるかわ「……」←ピッコロ ふるや「……」←アムロ 和「……」←新人 この世の終わりです なかい「はーい、それでは人気声優6人に入場していただきましたー」 \キャー!/ \スゴーイ!/ 和「……」ガタガタガタガタガタ 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 00 19 32.95 ID f6CpEPhto [2/7] ~~~なんやかんやで~~~ なかい「それではふるやさんでしたー」 ふるや「いいとも、いきまーす!」 まちゃみ「もうええっちゅうねん!」 \オモシローイ/ \クスクス/ い、いよいよ次は私の番……なんですね なかい「では次……」 和「……」ドクンドクンッ こんな緊張の中で……私 なかい「原村和さん」 大丈夫なんでしょうか? 和「はい」ウナズキ なかい「昨日の……ナンジャ?」 和「はい……はいあの、すいません」 なかい「昨日のナンジャのナンジャ」 和「はい」 なかい「はい、お願いできますでしょーか」 和「はい、あっ、みなさーん、こんにちはー、ナンジャでーす」ペコリ 観客「……」 まちゃみ「カワイイ、ナンジャカワイイ」 なかい「原村さんは16歳のアイドル声優」 和「そんな……こと」パタパタ 観客「スゴイ」 なかい「中学生で麻雀インハイミドルチャンプ。今年度の全国大会では団体戦優勝するなど実力は……かっている」 和「私なんて、そんな……!」フリフリ 観客「カワイイ」「カワイイのにねー」「ププ」 ああっ、もうダメ…… こんな空気、私には耐えられません お願いです、誰か…… 誰か、助けてください! 安価↓3 おら、のどっちを助けるんじゃ! 00~49 現実は非情である 50~99 ハンサムな京太郎が助けてくれる ゾロ目で大逆転ビフォーアフター! 929 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 00 28 35.48 ID f6CpEPhto [3/7] なかい「麻雀プロになればいいんじゃないですかねー?」 ぐっさん「麻雀強いなんて、素敵ですよー」 \プロイリフカヒ/ \カワイイー/ 和「うぅっ……」 ドンガラガッシャァァァァン!!! 一同「!?」ビクッ ゴロゴロゴロッ なかい「なっ!?」 ズッテェェーン!! \キャァァァ!!/ 和「え? どうして……?」 どうしてここに…… 京太郎「いたたたっ……!」サスリサスリ なかい「き、君は!?」 京太郎「あっ、えと……」キョロキョロ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 京太郎「須賀京太郎です」 \キャァァァァア!!/ 和「須賀、君……」ポロッ 京太郎「よっ、和」ニィッ ディレクター「こりゃどうなってんだ!?」 AD?「すいやせーん、間違って須賀さんを入れちゃいやしたー!」 ディレクター「バッカモーン! お前は首だ!!」 AD?「さーせんしたぁ」コソコソ ヌギヌギ 煌「ふっふっふっ」キラーン 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 00 38 24.35 ID f6CpEPhto [4/7] なかい「困るよ須賀君、君の出番は後だよ?」 京太郎「いやぁ、なんかADさんに案内されてたらいつの間にか」アハハ タモ?「……」 まちゃみ「ええ、いいじゃん。須賀君カッコいいしぃ」 なかい「いや、でも」イライラ ぐっさん「えと、その」アタフタ 京太郎「あはは、すぐに出ていきますんで」スッ \エーッ!?/ \イカナイデー!/ 和「あっ……」 タモ?「!!」ピキーン なかい「また後のコーナーで会えますので」イライラ タモ?「待った」スッ 一同「!?」 タモ?「面白いから、いいんじゃない?」 京太郎「……」ニィッ 一同「え?!」 タモ?「……」 【回想 タモリ控え室】 タモ「そろそろ行くか」スッ コンコンッ タモ「ん?」ガチャッ シュバッ ドスッ タモ「」バタリッ ?「悪い、峰打ちだ」フフフ コージー「あのぉ、本当にこんなことしていいんですかね?」 ?「大丈夫。貴方の変装は完璧だ」 コージー「そうですか?」 ?「最初のコーナーだけすり変われば十分です」 コージー「なら、やってみましょう。全力でお茶の間を騙してみせます」キラーン ?「ではお願いします」ペコリ コージー「しかし、貴方は一体……?」 ?「私は……」 ,. -‐ 、 ,. / ∠`ヽ 、‐= 、 / / / `ヽハ / // / ’. / |─+ ミl / l| / . ,′ |_|_イイ |_ ’ ぽんこつではない、菫だ .′ | |《ん㍉ミ`¨¨`jハ_` | i | | ゞ-' ィ=r、`|_|! | |└┬ー┘ ヒソ/ ′ | .′ | ' | | l | l 小 _ i | | l | | | ト、 ` 人___| .′l | | | 丶. イ. / l| l | | | r‐ ´ l| / l,.≦ V、 | i| 946 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 00 49 00.85 ID f6CpEPhto [5/7] なかい「タモさんがそういうなら(なんか今日のタモさんでけぇ)」 タモ?「そうそう。あ、席は原村さんの横でいい?」 和「え?」 京太郎「はい、ありがとうございます」ペコリ 番組プロデューサー「冗談じゃないよ。早くあいつをつまみ出せ!」 AD「しかし、プロデューサー!」 番組P「なんだ!?」 AD「スポンサーの龍門渕様が……」 番組P「!?」 スタスタスタ 透華「いい○もも落ちたものですわねぇ」テクテク 番組P「な、なぁ!? なぜ貴女のような人がここに?!」 透華「そういう貴方こそ、黒いところから賄賂を貰って……アクセル1の事務所を潰そうとしていますわね?」 番組P「」ドッキィィィン 透華「テレフォンショッ○ングの時にも、色々と工作を用意していたようですし」 番組P「なぜそれを……?」 透華「……汚らわしい。貴方にここに立つ資格はありませんわ!」バーン 番組P「お、お前ら!! この女をやっちまえ!! 所詮女だ! ヤりようはいくらでも……」 AD「悪いが、それは聞けねぇなぁ」 番組P「!?」 AD「なぜならオレ達は……!」バサッ てらしー「アクセル1のメンバーだからな」デーン ひのちゃま「今明かされる衝撃の真実ゥ!!」ドーン のんたん「このうすらトンカチ」バーン だいちゅう「まんまと引っかかったね」チーン 番組P「ぐ、ぐぉぉぉぉ!!」ダダダダッ 透華「宮永さん!」パンパン 照「京ちゃんと、京ちゃんの夢を踏みにじる……敵!!」ギュルギュルギュル ______/\;';';';';';';';';' \ /;';';';';/ /;';';';';';';';';';';';' ;' ;';';';';';\;';';';';';';';';';';';';';/;';';';';/ /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 、 /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'; / \ {;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';/ ,. /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';'/ ′ /;';';';';';';';';';';';';';';';';';' / / , /;';';';';';';';';';';';';';';';' ;' / / / / / ′ 万死に値する!!. /;';';';' ;'; \;';';';';';' ;' / ′ / / / l| l| |. /;';';';'; \;';';';\;';';';';/ l ′ /l/l | l| l| l| l| | /;';';';';、;' ;' \;';';';\./ //l / ,/ l | l| l| l| l| |. {、;' \;' \;';';';\ ; / / .′ /l / l | l| l| l| l| 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ‐- . . .__ }_\;' \;' \;' ;' // i | ∧j/\ l ト、 /}/}/| l| | . // \;' \;' \/ | l/ ∧芹≧x八 | | / _____」L リ┐ |. . . .|. ((// -‐ァ\;' \/. | V)炒`. \{‐ァ'≦芹トリ /}/} ∧{. . . .|. (// // }; ; lリ l / l圦 ....V)炒 //__,ノ / { .|. (/ (/ }彡'. |/l ll 、 ' / / / | l l|/ \ _ /}___/ | 八 l| \ ` ≦/ ̄ ̄ ‐- | \{  ̄ ∠___. .‐- | /. . .\ ‐- | 955 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 01 01 12.95 ID f6CpEPhto [6/7] 番組P「」チーン 透華「これでなんとかなりましたわね」 社長「最初から怪しいと思っていたよ、こんな無謀な仕事が転がってきた時点で」 透華「しかし、これで裏方はなんとかなりましたが……」 社長「うむ、問題はこのあとだ」 透華「会場の観客までは手を加えられていない。黒いところの手が回っていないのが不幸中の幸いですわ」 社長「つまりこれから先は須賀君と原村君、二人の実力で乗り切らればならない」 透華「……荒れますわね」 煌「須賀君……後は、任せましたよ」 なかい「えー、それでは新しく須賀君んが加わったので仕切り直しますね」 \キャー!/ \スガキューン!!/ 和「す、須賀君……」ブルブル 京太郎「和、こっそり机の下に手を出してみろ」ボソボソ 和「えっ? こうですか?」スッ ギュゥゥッ 和「うぇっ?」ドキッ 京太郎「大丈夫、俺が付いてるから」ニコッ 和「……//」コクン / \==フl r-、_ / 、 \ | / ゙、 , -―-、 / / | 、 ゙、 、 ゙!、 ー -、 / `Y ´ / / / ; | | | | 、 ゙、 !、 \\ | /ケヾ、 | / / / | | | | | |ヾ| \ \\二 三ミ、ー--'´/八 / / / ィ ; |.| ハ |゙;;;| /| | | もう何も……怖くない;\ \ \;;; (_゙、_ , ノ/ 、._/;| | / / | /| ; ト| / |├,,| / | | |-―、゙、 \  ̄ ̄ `´//-‐-、 /) | | | .| /´|/,,|/ |/什 \|/;/\\___\;; `ー--/ /`´`^ー/ ,--、| | |´ /5) | ゛| ゙、 ゙、___.二..-‐ ´/ / / \ ( ⌒ \|V ` ー'" `! | |;;;;; -‐ ´ ; '´ ;/ ;∠__`ヾ、___ """" / / / / _, -‐;´, -‐ ´  ̄/ ` 、 ´/、 / / / _, -‐;;´-ァ ´ __ ̄ ̄`゛ー--、_,.イ、`ー-、__`__ - 、__ .ノ .Y´ / ; ノ_, -‐´ ̄//-‐ ´ ;; ̄二ニ-‐ ´ ゙、 ``ニァ--イイ ̄ | | ̄ ̄ / ; -‐ ´ / ト、 |`´ ̄イ 、_/ 、 |.. / / / ! ゙、___,,イ \_ |_,┤ / ; / | / \ |_ |/ // | / .. \、_ |レ' | , , / \ 〈!`l_ (`(ー、_,、__,t、ィ|/ / \ (`! |┼、. __,......----、___,」`ー-!_!_」__/ / \ 5//±_」゙、. __v'´ _, '彡三三彡イ__ .___|ι-、,-、r-、r-、r-、___,._゙、 (//≦、`ト、イ/ ///, --、___ `ト ニ!ニ!ニ!ニ!〉_〉=========、h‐n|〉/´,.\)´ |7 //´/ \  ̄`.| |彳Y ̄!二!ー!┬!-ト、)__|ニtケト'´!`i |‐-、__// / `ー―‐| ト'`´ ̄ ト| ||ζ | | |. 〉 ト-、ζ 京太郎「いっちょ、見せてやろうぜ和。アクセル1の意地をな」 和「……はいっ!」パァァ なかい「えーではまず……」 京太郎「……!」ギュゥゥ 絶対に俺が……和を守る!! 次スレに続く 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 20 54 35.74 ID 5GeIvELqo [1/11] あー、皆さんどうも、須賀京太郎です 願いを叶えるミセで願いを叶えて貰ってから数日が過ぎました アイドルになる夢を諦め、かといって長野に戻ることも出来ない俺は…… 小蒔「京太郎さんー!」タタタッ 京太郎「ん?」 小蒔「えへへ、待っててくれたんですね」モジモジ 京太郎「うん、二時間は待ったかな?」ニッコリ 小蒔「あぅっ……//」 京太郎「嘘ですよ、俺も今来たとこっすから」 小蒔「うぅ~」カァァ 京太郎「じゃあ、行きましょうか」 小蒔「はいっ!」パァァァ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { [二二二二.  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l | | ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.....{〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l | |==||==||==||==||=.゙/ /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / | |_||_||_||_||.゙/ //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_. / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'..゙_〓_〓__〓_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii゙ ̄ ̄iiii .. (;;;;∧;;;ー∧ -‐ァ 从..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....||||||||||||||||||||||||||[[][][][ .. ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/..| .┌──── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||.|.|.||||||||| \ -‐ / ´ ̄〈_ ── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ̄ ̄ ̄||.. . .∥|┌┬┬┬┬┐|┌┬ \._ _. イ / /... ___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼.゙ ̄}/」/ /. < > ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼....f'^ く / `ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||______...∥|└┴┴┴┴┘|└┴ . /「⌒fヘ /゙/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]| ∥|.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | . _/ _j/|∧ /゙, /}ハ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||[][][]| ∥|.| ミミソ〆.| | / /ム__ノ'^ ). / /| {T} | ト}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]|_∥|.| ヽ/〆..゙r 「 // /| / , {斗 lノ / ノ ハ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | || ̄ ̄^∥|.|____.....|/ /// ; / 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| || ̄ ̄ ̄//. 厶r 〃 // , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |___||____//____ . j } / 〃. { } 弋ノ `¨´ ノ ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // ゙/ / / , |l |//// ' ///// ム イ⌒Y ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |/ / {ハ /{ } .リ ハ{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // /i. l/ / /. | ∨ 、 v‐‐ッ イ / l} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |// / 乂. ∨ \ イ / ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // / / / `ヾ . < ト / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |≡≡≡≡≡≡≡≡≡゙/ / /| > ` ≦ } // {iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii / / | _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..../ / / | ,r≦ >'´ // .// / }!、|_,,.、--‐'''^'''¨´'''^'''´´'''^'''^´`'''´^./ / /} |. ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \|__________/ ̄ ̄ ̄.../ / ノ { | / { / / < /// / / / Y";゙゙''";;''"';='"゙゙'; "'; ;'"'' "';'/∵ .∴.../ / | ∨| l{ ! { // / / { /{ { <";゙゙=''";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' / ∴...... / / 丿 / 〈 ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 |";゙゙''";;''"';'="゙゙'; "'; ;'="'' | ̄ ̄ ̄...i /./ 〈 |... / - ‐アイ. / ゞ | |'";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' "''";;''"';'"゙゙'; = | / \\ l |.... / ´-っ ././ }! なんの因果か、鹿児島にいます 974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 21 05 37.61 ID 5GeIvELqo [2/11] 【鹿児島END 後編】 小蒔「……」テクテク 京太郎「しっかし、鹿児島は空気が美味しいですねぇ」 小蒔「……」コクコク 京太郎「長野も悪くなかったけど、鹿児島はまた別物ですよ」 小蒔「……」ソワソワ 京太郎「……小蒔さん?」 小蒔「ふぁ、ふぁい!?」ビクンッ 京太郎「どうしたんですか? さっきからボーッとして」 小蒔「あっ、えと……いや、その……」オロオロ 京太郎「もしかして、眠くなっちゃいました?」 小蒔「そうじゃなくて……! あの!」モジモジ 京太郎「?」 スタスタスタ 霞「あら、どうかしたの?」バイーン 京太郎「!?」 須賀ホーン「」ビーン!! 霞「ふふっ、元気そうね」ニッコリ 京太郎「あ、いや!? これはその……」ササッ 霞「小蒔ちゃんのだけじゃ物足りないのかしら?」クスクス 小蒔「……」ムスッ 京太郎「あ、いえ! そういうわけではなく!」オロオロ 小蒔「京太郎さん……」ギュッ 京太郎「ふぁっ!?」ビーン 霞「エベレスト!」 975 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 21 18 44.31 ID 5GeIvELqo [3/11] 小蒔「私じゃ……ダメなんですか?」ウルウル 京太郎「だ、ダメじゃないです」ブンブン 小蒔「……でも、霞ちゃんのこと」 京太郎「あ、いえ! あくまでこれは生理現象というか、おもちだけです!」 霞「酷い……私の体だけが目当てだったのね」シクシク 京太郎「ファッ!?」 小蒔「いつの間にそんな関係に……」ポロポロ 京太郎「か、霞さん!?」 そ、それは二人だけの―― 霞「冗談よ」ケロッ 小蒔「なんだ、冗談だったんですね」ホッ 京太郎「!?」ガビーン 霞「さぁ、お昼の時間よ」スタスタ 小蒔「行きましょう、京太郎さん」グイッ 京太郎「えぇー?」ゲンナリ 霞「ふふっ。京太郎君はからかい甲斐があるわね」 京太郎「ここに来てからこんな扱いばっかりですよ」ハァ 霞「でも、楽しい想いもしてるでしょう?」 京太郎「いや、まぁ……それは」ポリポリ 小蒔「?」バヨエーン < > . イ `ヽ . ハ / / / } / { / /- // /! | ,′! /{ { / { / / ス } {. | |, ===ミ. ∨ // / / | |. | {! f r}` -=x 乂/ { 从 | ゞ-' r' r∨ | ∨{ , ゞ_ ン  ̄Y ゝ _ .イ /} リ / / \ ‘' イ _ >' γ./ / }` ---ァ<{ .Y {、. / / / / {! / / ヽ ! !! / {从 { {. l/ / .ノ |l、. _{ , '∨. |./ / . / リ Y ィ / / / / / , ´ -=_彡 ! . / / { ノ i ,′ / ! } / } ノ ∧ / ト--==彡` / .ゝ { { | ∨∧ / >--=x 人 ゝ'´} 京太郎「とても柔らかくて、美味でございました」ペコリ 霞「それは、 誰 の が一番なのかしらねぇ?」ジトーッ 京太郎「ナンノコトデショウカ」ギギギギッ 霞「知らないのは小蒔ちゃんくらいじゃないかしら」ニヤリ 977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 21 30 54.62 ID 5GeIvELqo [4/11] 京太郎「……」メソラシ 霞「浮気者」ボソッ 京太郎「」 霞「早漏」ボソッ 京太郎「そ、それは関係ないでしょう!!」 霞「でも絶倫」ポッ 京太郎「ファァァァァ!!!」 小蒔「霞ちゃん、さっきから何を?」 京太郎「あの、それはですね、なんというかそれというかアレというか」オロオロ 霞「着いたわよ。小蒔ちゃん、こんなところで喋ってていいの?」 小蒔「あ! 私、京太郎さんの分をよそってきます!」タタタッ ガラガラガラガラッ 京太郎「……」 霞「……」 京太郎「ありがとうございます」 霞「いいのよ。でもいずれは教えてあげないとね」」 京太郎「なんなんですか?」 霞「?」 京太郎「穢れを祓うってなんなんですか? なんで穢を祓うのに穢を注ぎ込むんですか?」ブツブツブツ 霞「あー、まぁねぇ。でもちゃんと理由があるのよ」 京太郎「理由?」 霞「貴方は小蒔ちゃんと結婚したわね?」 京太郎「ええ、色々ありまして……//」エヘヘ 霞「結婚したら、勿論ナニするわね?」 京太郎「ナニします。しまくります」 霞「だから私達の出番なのよ」フフフ 京太郎「え?」 979 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 21 44 15.08 ID 5GeIvELqo [5/11] 霞「こんな言い方したくないけど、貴方と小蒔ちゃんがナニすると小蒔ちゃんに穢れが溜まるのよ」 京太郎「そりゃまぁ、神聖さとはかけ離れてますよね」 霞「小蒔ちゃんに悪いものを注がない為には、貴方を常に綺麗な状態で維持し続ける必要あるわ」 京太郎「……それが、アレですか?」 霞「四人がかりで交代制ね」 京太郎「搾り取られるこっちの身にもなってくださいよ!!」 霞「でも気持ちいいでしょう?」 京太郎「そりゃもう!」キリッ 霞「じゃあ、頑張って今日も精力つけましょうね」フフフ ガラガラ _.. -‐==‐- .._ ,....´..............................`...、 /......../...................、............. , ' . . ../{..........j......}.......}.............. / .,' ./../厶....../{....厶._/../............ ,′ ./..//{/ \{ハ/ }/}イ|....| . . . .l i{..ⅱ{ /j{ _.二_ 二._从...|l . . | 八. !い{从ニ⌒ 、 ⌒ニハ).八 . . | |.!..... 厶``` r--y```-イ . . . . 〈 从...... . . 〉._ `ニ´ ノ爪 . . ./}ノ > 、 {. .ミト .__. イ彡 . .)ノ __ /.....ニ7⌒7| {T⌒丶、≪⌒ , '..............厂三ハ 从_>‐‐\ . \ /../......../ {ニ、 ぃ、_,,ツ '⌒ ). . . .' , j{.i.{..../;厶 \\/∠.._ /イ. j. . } ハい(/ / ̄ \__.ノノ}/^\ 七iでつ' // マ⌒ __ノ _,√ . { , ' 'r㍉て_]ユ._ r-=≦..__ jい / / }l }_ _ノ _..二〉、 { { __人 八 ‐=≦⌒ ⌒ニ二> 杰三≧=--='⌒ニニ≧ ..,,___.. イ ̄≧=- .._ ヽ、 小蒔「さぁ、京太郎さん。食べましょう」ニッコリ 京太郎「はいっ」 初美「今日はイモリの黒焼きですよー」スッ 春「黒糖を食べて精力つける」スッ 巴「いつもこんなメニューばっかりでごめんなさい」ペコリ 京太郎「いいんですよ、巴さんの料理美味しいですから」ニッコリ 初美「御託はいいからとっとと食うんですよー」グイグイ 春「黒糖が先」グイグイ 巴「あっ!」 京太郎「あぶぶぶっ!?」 小蒔「だ、ダメ!!」ドーン 一同「!?」ビクッ 小蒔「わ、私が食べさせ……ます……//」カァァァ 霞「(かわいい)」ホッコリ 982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 21 52 51.54 ID 5GeIvELqo [6/11] 小蒔「はい、あーん……」スッ 京太郎「あ、あーん」モグモグ 小蒔「お、美味しい、ですか?」モジモジ 京太郎「はい、美味しいですよ」ニッコリ 小蒔「はいっ!」パァァァァッ 初美「……」モグモグモグモグ 春「……」ボリボリボリボリボリ 巴「……私が作ったのに」ボソッ 三人娘「……」ジェラァァァァ 霞「うーん、穢れが溜まってるわねぇ」ハァ 小蒔「こ、これも!」スッ 京太郎「あむっ」モグモグ 小蒔「どうですか?」 京太郎「うん、美味しい」パァァ ... -―━―- ... / \ / / / / l . / / / | |l l l . | l | l 八i l 八 ハ l | | |八芹坏\ ノ芹坏ノ} | |从 { ヒソ ヒソ 厶イ | 八 }∧ ''' ' '''' _'ノ 八 \ .、 V__フ .. / `Y^介ト - 个ミ= / //} /\' \ / / / { ∧/ / | l |_ /{ { { i / / | l八\ /八八 | ∨ / | / \ / {ノ / / ノ' } ∧ 〈__/ / / ∨_rv'__ 〈人_{ / / |―┴'´人 / 从 /\/ 从 ∧. _/ \{ { _, 、__ / ――、∧ / __ }二二二二二≧==≦{ // ̄ ̄ \ 小蒔「えへへっ」グッ 京太郎「(かわいい)」ドキドキドキ 霞「……そろそろ、頃合かしらね」フーム 三人娘「……」メラメラメラ 987 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 22 13 51.05 ID 5GeIvELqo [7/11] 984-985 あくまでおまけだからね、しょうがないね 986 このスレにBADENDはありません 派生EDのみです 【夜 京太郎と小蒔の部屋】 京太郎「ふわぁぁ……」ネムネム 鹿児島に来て、もうすぐ三年近くなるのか 京太郎「……みんな、元気にしてるかな」 活躍はそれぞれニュースで聞いているけど、やっぱり気になる それに、竜華さんも…… 京太郎「あー、いかんいかん」ブンブン こんなこと考えちゃいけないな 俺はもう、ここの人間なんだから 京太郎「小蒔もいるしな」 再会した時は何も覚えていなかったし、正直これといった感情も無かった だけど、今は違う 京太郎「俺の……大切な宝物だ」グッ 今の俺に出来ることは、アイツを守ってやること アイツの支えになってあげること きっと、それだけなんだ ガラガラ 京太郎「ん?」 小蒔「あ、あの……失礼します」スッ 京太郎「失礼も何も、ここは小蒔の部屋でもあるんだぞ?」 小蒔「あ、いえ、その!」モジモジ 京太郎「それに、二人きりの時は敬語は無し」チョップ 小蒔「ひゃうっ!?」 京太郎「約束だろ?」 小蒔「……うん」ギュッ 京太郎「おいで」 小蒔「……」 京太郎「小蒔?」 小蒔「全部……聞いたの」 京太郎「え?」 小蒔「霞ちゃんから」 京太郎「」 小蒔「……みんなとも、その……ああいうことしてるって」カァァァ 京太郎「かすみぃぃぃぃん!!」ウラギッタナァァァ!! 988 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 22 24 57.41 ID 5GeIvELqo [8/11] 京太郎「……」 小蒔「……」 京太郎「言い訳はしないよ」 小蒔「……」 京太郎「ごめん、自分でも最低だなって思う」 小蒔「……」ウルウル 京太郎「だけど、一つだけ信じて欲しい」 小蒔「うん……」 京太郎「後悔は無い」キリッ 小蒔「え?」 京太郎「……」 小蒔「そこは、お前が一番だよ、とか、そういう事を言うものじゃ……?」 京太郎「……もう、嘘をつきたくないから」 小蒔「……」 京太郎「みんな、大切なんだ。小蒔も、初美さんも、巴さんも春さんも」 ガタゴトッ!! ドンドンッ オチツクデスヨー! 京太郎「えーっと……」 小蒔「うん……」 京太郎「だから後悔は無い。儀式の為の関係でも、みんなとああいう事できたのは幸せだった」 小蒔「それが、京太郎の意思なんだよね?」 京太郎「おう、そうだ」 小蒔「……なら、次は私の番」 京太郎「……なんでも言ってくれ」ドキドキ 小蒔「……」スッ ペチンッ 京太郎「?」 小蒔「……じゃあ、これでおしまいっ」ニコッ 京太郎「は?」 小蒔「もう、この話はこれで終わり」 989 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 22 32 04.61 ID 5GeIvELqo [9/11] 京太郎「え?」 小蒔「本当は私、知ってたから」 京太郎「嘘ぉ!?」 小蒔「あっ、ナニの事じゃないよ」 京太郎「じゃあ何を……?」 小蒔「霞ちゃん達が京太郎の事を好きなの」 京太郎「!?」 小蒔「それなのに、みんなは私に遠慮して……だから」 京太郎「それは……」 小蒔「だからね、もう独り占めはよくないと思うの」 京太郎「小蒔……」 小蒔「……今日で、私だけの京太郎は終わり。明日からは……みんなの京太郎になって」 京太郎「いいのか?」 小蒔「うん。その上で……私が一番になってみせるから」 京太郎「……」 小蒔「だから今日だけ……」 ―┼―┼―┼―┤ | ├―┼ ......┤ | ││ | || |―┼―┼―┼―┤ | ├― ゙| ││ | || |―┼―┼―┼―┤ | ├ ..゙││ | || |―┼―┼―┼―┤ | ├ / . 、 ..゙│ | || |―┼―┼―┼―┤ |..... '.. / . ヽ ..│ | || |―┼―┼―┼―┤ |..゙ ' i 〃. i . l | || |―┼―┼―┼―┤ |゙ ' | i |i i } l ..l i . ――| || |―┴―┴―┴―┘..゙| l l i 」|Ll 」L i /」L 廴 } i..゙ ̄ ̄| || |――─────┐..゙| l Λ {T「}/ ヽ{ ‘.ハ / }/ }` |. | || |_______,,| | rヘ { .ィ竿弐 |/ ィ竓ミx ' |. __| || |_________ | l `'. { ら-リ .l ーリ}}.' |.゙====\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..゙|ト、 、  ̄ `¨゚ ' / /..゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \{、 `ヽ ///// ' ////.i' /}/ 」斗‐ ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`¨ ¬ー- 、 -= ,,-´~/ . . . i_. ィ /´ _」 . . . |==- / ,√V^V| ヽ . . . ∠二L ___ . . . | ミ、. / ィ≧ョ≠=| >'´ -----く . . . |丶 ヽ //. `ァヘ.〉 ! 、 . . . ./ ,.二二つ'’ . . | ヽ i..... / ..i ‘. ヾ / ___ 二ニ⊃ . . . . . / ヽ| | ヽ. / /{ . . . . . . . /. | ' , ' ! . . . . . . . xく ! _rく ' ,.' . . ヽ . . ! . . . / .',. // /. L.{ ∧ . . .. \ .. _」,√ ̄´ i. v /. ∨ 、 ∧ .ヽ . . .. _}>^vヘ. !. У └く_辷ワ´ . . ..`ニ=- ´ ヒ} / { }> ´ ,ハノ xく. ヽ、 _/ ,. -‐―=ァェ込ト-‐'"/ \. `¨¨¨て/ / /. . /. . /. . ,. -‐…'. 〉 `L/7 /. . /. . r‐--‐′. . . . / | .├^ー‐'⌒ー‐'´ . . . . , く ,レ/ . . . . イ \ / { . . . . イ´. ,'. .} /. `ア¬----=≠ニ´. 丿. /. ∧ /. / . ; /. / / ___/V. >ァ、.' ヽ 〃 /__∠.ィにZ乙r У. \{/`77^ソフ'7ケ7^ァ'7'ア>┴''′. | `V^ー'⌒ー^⌒^ー'⌒^⌒′ . | 小蒔「私だけの京太郎でいてくれる?」ギュッ 京太郎「」ブッツン 993 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 22 45 09.12 ID 5GeIvELqo [10/11] 【翌朝】 初美「……」ビクンビクンッ 巴「」アヘェ 春「」ゼンラブリッジ 霞「それで、これはどういう状況なのかしら?」 京太郎「いや、途中で小蒔が力尽きて」 小蒔「むゅっ……京太郎……さん」ギュゥゥゥ 京太郎「それでつい……」ポリポリ 霞「なんで?」 京太郎「え?」 霞「なんで私だけ仲間はずれなのよぉ!」ウェェェェン 京太郎「ファッ!?」 霞「もう一回! ねぇねぇもう一回!!」パンパン 須賀ホーン「無理っす」ピョコピョコ 霞「」 京太郎「打ち止めです」 小蒔「ふわぁぁ……」コシコシ 京太郎「おはよう、小蒔」ナデナデ 小蒔「あっ、京太郎さん! み、見ないでください!」カァァァ 京太郎「大丈夫、寝顔も可愛いよ」 小蒔「あうっ……//] 京太郎「それじゃあ、朝食を作ろうか」スッ 小蒔「あっ、私も!」 京太郎「じゃあ、一緒にやろうか」 小蒔「うんっ!」ウデクミッ 京太郎「何にしようかなぁ」 小蒔「タコスっ!」 京太郎「おー、いいぜ。久しぶりに腕を鳴らすか」 ヤッタ! タコスクライデオオゲサダナー 霞「……」ヒュゥゥゥ 初美「……」ビクンビクンッ 巴「」アヘェ 春「」ゼンラブリッジ 霞「ぐぬぬぬぬっ」 995 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 22 54 20.77 ID 5GeIvELqo [11/11] こうして、俺の鹿児島での日常は過ぎていく 最初は籠の中の鳥みたいだと、思ったこともある だけど今は違う 京太郎「ここはこんなにも楽しくて、幸せで……」 後悔なんて無い 間違いだったなんて思いたくない 京太郎「やっぱり、お前の隣りがいいよ」 小蒔「はいっ!」パァァッ これからも俺は……ここで生きていく 永遠に、死ぬまでずっと…… でも、それは少しも苦痛じゃない だって、今の俺はこんなにも…… , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { [二二二二.  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l | | ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.....{〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l | |==||==||==||==||=.゙/ /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / | |_||_||_||_||.゙/ //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_. / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'..゙_〓_〓__〓_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii゙ ̄ ̄iiii .. (;;;;∧;;;ー∧ -‐ァ 从..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....||||||||||||||||||||||||||[[][][][ .. ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/..| .┌──── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||.|.|.||||||||| \ -‐ / ´ ̄〈_ ── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ̄ ̄ ̄||.. . .∥|┌┬┬┬┬┐|┌┬ \._ _. イ / /... ___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼.゙ ̄}/」/ /. < > ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼....f'^ く / `ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||______...∥|└┴┴┴┴┘|└┴ . /「⌒fヘ /゙/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]| ∥|.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | . _/ _j/|∧ /゙, /}ハ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||[][][]| ∥|.| ミミソ〆.| | / /ム__ノ'^ ). / /| {T} | ト}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]|_∥|.| ヽ/〆..゙r 「 // /| / , {斗 lノ / ノ ハ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | || ̄ ̄^∥|.|____.....|/ /// ; / 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| || ̄ ̄ ̄//. 厶r 〃 // , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |___||____//____ . j } / 〃. { } 弋ノ `¨´ ノ ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // ゙/ / / , |l |//// ' ///// ム イ⌒Y ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |/ / {ハ /{ } .リ ハ{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // /i. l/ / /. | ∨ 、 v‐‐ッ イ / l} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |// / 乂. ∨ \ イ / ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // / / / `ヾ . < ト / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |≡≡≡≡≡≡≡≡≡゙/ / /| > ` ≦ } // {iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii / / | _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..../ / / | ,r≦ >'´ // .// / }!、|_,,.、--‐'''^'''¨´'''^'''´´'''^'''^´`'''´^./ / /} |. ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \|__________/ ̄ ̄ ̄.../ / ノ { | / { / / < /// / / / Y";゙゙''";;''"';='"゙゙'; "'; ;'"'' "';'/∵ .∴.../ / | ∨| l{ ! { // / / { /{ { <";゙゙=''";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' / ∴...... / / 丿 / 〈 ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 |";゙゙''";;''"';'="゙゙'; "'; ;'="'' | ̄ ̄ ̄...i /./ 〈 |... / - ‐アイ. / ゞ | |'";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' "''";;''"';'"゙゙'; = | / \\ l |.... / ´-っ ././ }! 幸せなんだから (鹿児島ED カンッ!)
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1/3 158 照にあすなろ抱きされて耳元で囁かれる京太郎 159 照の誕生日京太郎独占 181 照の誕生日京太郎独占権プレゼント 永水編、宮守編ときたら次はきっと白糸台編……。 ちなみに今度のインタビューのテロップでは須賀照(予定)。 今日は咲の許可を得て京ちゃん独占の日。 忘れもしない。私と京ちゃんが初めてあった日のこと……。 あれは咲と和解して、咲が彼氏を連れてくると言った日だった。 『須賀京太郎です。 その、宮永咲さんとお付き合いをさせてもらっています』 『……そう。 京太郎くん、君が咲にふさわしいかしっかり見させてもらう』 『は、はい! あとこのゴディバのチョコを挨拶代わりに……』 『京ちゃん。結婚して』 『はいィ!?』 確かに『ハイ』って言ったのを覚えている。うん、言った。 ……冗談は置いておく。うん、冗談。 彼は私たちが出来なかった咲の心の隙間を埋めてくれた。 咲と家族になることによって、咲が求めているものを埋めてくれた。 咲から離れていた私に、何か言う資格なんてなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2/3 「お義姉さん?」 京ちゃんは卑怯だ。 京ちゃんは咲が声をかけて欲しい時に声をかけてくれる。 お父さんが酔って弱っている時に一緒に酔ってあげる。 こうして私が声をかけて欲しいと思ってるときにも、的確に声をかけるんだから。 「なんでもない」 「なんでもなくないです。 ほら、仏頂面やめて」 むにゅ、と私の頬をつまんで横に伸ばす。 京ちゃん、既婚者がやることじゃないよ? 妹の旦那にそんなことされたら興奮しちゃうよ。 「京ちゃん。私を呼ぶときは照でいい。 『おねえさん』は嫌。それが誕生日プレゼントでいい」 「はぁ……。それでいいならそうします。 というかお義姉……、照さんの誕生日なのに咲のやつどこに行ったんだ」 何を隠そう咲との取引で今日は京ちゃんを独占する日なのだ。 咲が京ちゃんと一緒にいると安心するのがよく分かる。 彼は人を安心させる雰囲気を持っている。麻雀しか知らなかった私にも、咲のついででもいい、こうして人の優しさを教えてくれた。 私はただ、誰かに側にいて欲しかった。 一番いて欲しいときに、父親がいなかったから、父親を求めたんだと思う。 でも今日は『お父さん役』を求めてるわけじゃない。 「照さん?」 後ろから抱きしめる。『あすなろ抱き』と言うらしい。 この格好で耳元で囁くとイチコロだって尭深が言ってた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3/3 ……あれ、なんて囁けばいいんだっけ。 いいや、私の思いをそのまま言葉にしよう。 「京ちゃんお菓子」 「ひいぃゃぁぁぁぁ!?」 京ちゃんがすごい勢いで暴れる。くすぐったかったのかな。 確かにこれはイチコロだ。京ちゃんは耳元が弱いんだ。 「照さん、何を……。 まぁいいです。お菓子ですね」 「うん。帰ってきたら膝枕して」 「はいはい」 うむ、満足。 今日はこのまま一日中甘えよう。 営業スマイルだって疲れるんだから、家でくらいこうしていたっていいはず。 ……あれ、そう言えば私が借りてる家ってどこだっけ? カン
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淡「京太郎!部活終わったらちょっと付き合って!」 京太郎「なんだいきなり」 淡「実は東京でKちゃんが限定販売されるって噂があるの。一緒に来てくれない?」 京太郎「ぬいぐるみ買いに男連れてく気かよ……暇だからいいけどさ」 淡「ありがとー!じゃ、後でね!」 淡「遅れてごめん!レギュラーだからミーティングだーって菫先輩がうるさくて」 京太郎「いいって。早く行こうぜ。途中の本屋でちょっと見たいものあるけどいいか?」 淡「じゃ、その前にどっか入らない?ちょうどお菓子切れててさー」 尭深「……淡ちゃんに、京太郎くん?」 京太郎「あ、渋谷先輩」 淡「タカミー、さっきぶり」 尭深「うん。2人は……デート?」 淡「!?」 京太郎「ちょっと買い物行くだけですよ。そんなデートって程じゃ…」 淡「こ、これって京太郎とデートなの!?じゃ、じゃあ今までのも含めたら何回…」顔真っ赤 尭深「……じゃ、デート楽しんで来てね」 京太郎「先輩……行っちまった。デートねぇ。淡」 淡「ひゃ、ひゃいっ!!」 京太郎「何驚いてるんだ?」 淡「な、なんでもないから!で、何?」 京太郎「いや、これってさっき先輩が言ったようにデートなのか?」 淡「あー、そ、そうだねー。京太郎がどうしてもって、言うなら、デートってこと、にしてあげてもいいよ?」 京太郎「いや、そこまでじゃないけど」 淡「……そっか」シュン 京太郎「しかし、今日いつも以上に人が多いな……よし、淡」 淡「何?ひゃっ!」手、握られる 淡「い、いいきなりなんなの!?」 京太郎「こうしないとはぐれそうだからな」 淡「私はテルーじゃないよ!」 京太郎「どの道人多いんだからしばらくこのままでいいだろ。さっさと行こうぜ」 淡「もー……特別に許す!」 京太郎「そりゃ良かった」 淡「うん……じゃ、張り切っていこー!」 京太郎「おい、引っ張るな走ろうとするな!」 その日の淡はいつも以上に機嫌良かったとか
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678 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 20 17.20 ID 7Wb3IeoTo [4/8] 【ガンガンテレビ 入口前】 竜華「遂に、遂にオーディションやな」ドキドキ 京太郎「え、ええ」ガチガチガチガチ 煌「……」 久「久しぶりに会って見たら随分と緊張してるわね(久だけに)」アキレ 竜華「ほ、ほほほほほほない、いいいいいくで!」テクテク 京太郎「は、はははははいぃぃぃ!」ガタガタガタ ウィーン 煌「大丈夫ですかね?」 久「無理じゃない?この有様じゃ」ハァ 看板娘「お約束の方ですか?」 京太郎「あ、あの! あ、ああアクセルわ、わわわわ1の須賀です!」ブルブル 看板娘「はい、オーディションの方ですね!」ニッコリ 京太郎「あ、はいそうです」 看板娘「それではあちらへどうぞ」フフ 京太郎「は、はい!」 看板娘「お土産話、超期待☆」 京太郎「(素晴らしい太ももだ)」ウーム 竜華「……行くで」グイグイ ギチギチギチ 京太郎「あだだだだっ!? み、みみがぁぁぁ!!? 耳そのものがァァァァ!?」ジタバタ 久「緊張してるんだかしてないんだか」ハァ 煌「……さぁ、正念場ですよ」フフフ 679 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 40 22.33 ID 7Wb3IeoTo [5/8] 【控え室】 竜華「準備運動は?」 京太郎「済ませました」オイッチニサンシ 煌「発声は?」 京太郎「終わりました」ンアー 久「忘れ物は?」 京太郎「バッチェオッケーですよ!!」ニィッ 煌「大丈夫そうですね」ホッ 久「しっかし、中々イケメンが揃ってるわねー」チラッ ヒトデ頭「もっと腕にシルバー巻くとかさ!」 キノコ頭「ガッチャ! 楽しそうなオーディションだぜ!!」 カニ頭「おい、デュエルしろよ」 竜華「個性派やな……」 煌「顔なら負けてませんから!」フンス 久「他はどうかしらねー?」ニコニコ 京太郎「うっ!」ドキッ 竜華「他も負けてへん!」 煌「そうですよ! ねっ!」チラッ おとやん「……歌なら負けねぇ」 まさとん「吹奏楽……」 なつきん「ベストを尽くすだけでいいさ」 ときやん「……ふん」 久「」 竜華「」 煌「アチャー」 京太郎「か、勝てるわけがない……」ガタガタガタ 681 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 56 21.09 ID 7Wb3IeoTo [6/8] 久「だ、大丈夫よ! 須賀君も全然負けてないわよ」フルエゴエ 竜華「せ、せや!」 煌「ソウデスネ」 しーん…… 京太郎「……本音は?」 久・竜華・煌「「「目指せ脇役」」」 京太郎「ちくしょぉぉぉぉお!!」ダダダダッ ガチャッ バタンッ 久「……これも経験かしらね」 竜華「メンタルの強化は必要あらへんと思っとったけど……」 煌「完全に私の配慮ミスです」ズーン 久「そんな事ないわよ。要は須賀君が越えられるかどうかじゃない?」 竜華「……京太郎君」ウツムキ 煌「乗り越えられるでしょうか?」 久「……」 【廊下】 ダダダダッ 京太郎「……はぁ、はぁ!」タタッ 無理だよ、あんな……! あんな連中に勝つなんて! 顔も違う、オーラも違う 実力も違う、経歴も違う ドロー力も、運命力も 主人公補正も……鉄壁のライフガードも! 俺には無いものだ 京太郎「そんな連中に……」 どうやって勝てばいいんだよ? 京太郎「俺は……」 ???「……」ジッ 選択安価 ↓3 京太郎を見ている人物の正体は? 1 天才漫画家 2 新ヒロイン 3 ライバルっぽいキャラ 690 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 02 07 03.94 ID 7Wb3IeoTo [7/8] 京太郎「……もう、帰ろうかな」ハァ このまま戦っても、どうせ受かるわけがないんだ それなら――どうにかして事務所を救う方法を 京太郎「そうと決まれば!」タタッ ポッポッポッポッポッポ 京太郎「うん?」チラッ 鳩の声? どうしてこんな場所で……? 鳩1「くるっくー」ポポポ 鳩12「くるっくるっくー」ポポポ 鳩11「みんなオレになれるんスよ」ポポポッ ???「……」スッスッ 京太郎「あんなにたくさんの鳩を連れてなにやってんだあの人?」 しかも鳩達はすごく綺麗に規律を作って動いているし 曲芸師か? ???「……」スッスッ いや、違う!? アレは……鳩を連れてるんじゃない!? 今この人、鳩で絵を描いていた!? 京太郎「あの!」 ダダダダッ スタッフ「シン○イ先生ー!!」タタタッ ???「っ!!」サッ 鳩達「」バサバサバサッ スタッフ「そろそろ始まりますよー!」 ???「はい、分かりました」スッ まさか、この人が――!? シ○カイ「……」ニッ あの世界的漫画家、海○雄先生!!?? ~~続く~~ 711 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 26 03.15 ID 3DAY19bko [3/18] 【前回までのあらすじ】 合宿での修行を終えて、凄まじい成長を遂げた京太郎 歌唱力、演技力ともに一段階上昇 このままオーディション合格も順調かと思われていたが、 煌の一言が新たな迷いを呼び起こしていた 「私が審査員なら、京太郎君を選ばないと思うから」 心にわだかまりを残したまま、オーディション会場を訪れた京太郎の前に…… ヒトデ頭「現れろ!! 三幻神!!」 クラゲ頭「超融合!!」 カニ頭「光射す道となれ!!」 エビ頭「オレは……!」 バキィィィ!! エビ頭「がはっ!?」ドシャッ ④「ここからは俺のファンサービスだぁっ!!」 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 立ちふさがる強大なデュエリスト達(アイドル候補生) そのあまりのデュエルオーラに……京太郎の心は折れてしまう 京太郎「(ムリムリムリムリムリムリ)」ダダダッ 思わずその場から逃げ出した京太郎―― このままアイドルへの道を閉ざしてしまうかに思えた…… その時、京太郎の目の前に現れたのは…… 先生「君も……オーディションを受けにきたのかい?」 京太郎「あ、貴方は!!?」 世界的漫画家、新○英雄だった 712 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 35 23.37 ID 3DAY19bko [4/18] 【ガンガンテレビ 廊下】 先生「ふむ……」ジロジロ 京太郎「あ、えっ? そ、その……!」 なんなんだ!? どうしてこんな時に……!! 先生「……」ジィーッ 京太郎「お、俺は……」 先生「君の心は面白いカタチをしているね」 京太郎「……はい?」 心? 一体いきなり何を……? 先生「人を惹きつける不思議な輝きを持っているね」 京太郎「???」 先生「こんな状況でも燦々と輝き続ける、アンブロークンといったところか」 京太郎「あんぶろーくん?」 先生「だが、そんな心を持っているのに……君の今の心は」 ギシッ ギギギッ ギギィ 先生「今にも潰れそうなくらい、悩んでいる」 京太郎「っ!!」ドキッ / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 先生「君の心は見てて辛ェ……」 京太郎「どうして、そんな……」ワナワナ 先生「あと少しだけなら時間がある。僕でよければ、話を聞こうか?」 あの新○先生が……俺の悩みを聞いてくれる? 荒○飛呂彦先生の弟子にして、現在週間少年ジャンプで好評連載中のこの先生が? そして何より…… 俺が受けるオーディション作品の、原作者 京太郎「……」 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 42 45.92 ID 3DAY19bko [5/18] 先生「ここで会ったのも何かの縁だし、遠慮はいらないよ」 京太郎「……」 そうだよな 折角オーディションを受けるんだし、少し話をするくらい…… 京太郎「えと、実は俺……」 でも、本当にいいのか? 京太郎「っ……!」ギリッ 先生「?」 これは俺が乗り越えなきゃいけない課題じゃないのか? だから煌さんは俺に答えを教えてくれなかったんじゃないのか? 京太郎「俺は、俺は……」 それに、今控え室で緊張して出番を待っている人達 その人達だって、それぞれ悩んで苦しんでここまで来た筈だ 俺だけ――こんなズルをしちまってもいいのか? 京太郎「……」 先生「どうかしたのかい?」 京太郎「あの、先生……」ズイッ 選択安価 ↓3 1 京太郎「実は……」 全てを打ち明ける 2 京太郎「すいません。折角ですけど、俺……」ペコリ 断る 718 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 52 57.98 ID 3DAY19bko [6/18] 京太郎「実は……」 先生「ふむ……」 気がつけば俺は話していた 一瞬脳裏をよぎった煌さんの悲しそうな顔も、控え室のライバル達の顔も……いつの間にか消えていた ただ、楽になりたかったんだろう 京太郎「それで、俺は……」 先生「……」 これが卑怯な事だと分かっていたのに、俺は…… ~~~~~~~~~ 京太郎「という、ことがあって。俺はどうすればいいのかって」ウツムキ 先生「そうか、そんなことがあったのか」ナルホド 京太郎「どうして煌さんはあんな事を言ったんでしょうか?」 先生「……一人の人間としては君の境遇に同情するし、力になってあげたいと思う」 京太郎「先生!」 先生「だが、漫画家として、原作者として……審査員としては、君を認めるわけにはいかない」 京太郎「!?」ドキッ そんな――!? どうしてなんだ!? 先生「君は、事務所を助けたいんだろう?」 京太郎「は、はい!!」 先生「なのに君のやっていることは、事務所の事を盾に言い訳しているように見えるね」 京太郎「えっ!?」 先生「君が頑張る理由として、事務所の事が原動力になっているのはいい事だと思う」 京太郎「……」 先生「だが、目的まではき違えてはいけないよ」ポン 京太郎「え?」 先生「……君は何の為にアイドルになりたいのかな?」 京太郎「俺が、アイドルになりたい理由……」 それは、咲達と同じ舞台に立つ為 そして何より……応援してくれるみんなの期待に応えたいから 721 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 02 09.63 ID 3DAY19bko [7/18] 先生「僕は芸能界に詳しくないから、詳しい事情は分からないけど」 京太郎「……」 先生「本人が楽しんでること、そして……応援してくれている人が楽しんでくれることを大事にしてほしいな」 京太郎「!!」 そうだ。 俺……事務所の事を救うことばかり考えて、自分が楽しんでいなかった そしてなにより、ドラマを見てくれるファンの事なんて少しも考えていなかった 京太郎「……そのとおりだと思います」ウツムキ 事務所の事も大事だ でも、それよりも大切なことがある筈なんだ 京太郎「こんな気持ちでオーディション受けちゃ、関係者の方に失礼ですよね」 この作品に命を賭けてる監督や脚本家、カメラマンの人達 それに、一緒にオーディションを受けているライバルにも……失礼だった 先生「答えは出たようだね」 京太郎「はいっ!!」パァァ 先生「いい笑顔だ」ニッ 京太郎「へへっ」 先生「ん?」ジッ 京太郎の心「」ファサッ 先生「これは……」オドロキ 京太郎「?」 先生「……君の番を楽しみにしているよ。エンジェル君」フフッ 京太郎「え、えんじぇるくん?」 スタッフ「先生ー! 始まりますってー!!」 先生「では後ほど」テクテクテク 京太郎「はい!」 凄い、本当に心が見えているような人だ…… 京太郎「……ありがとうございました」ペコリ 先生のお陰で自分を取り戻せそうだ! 京太郎が全力を出せるようになった!! オーディション時 補正+10 モラルが下がった 733 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 16 00.62 ID 3DAY19bko [8/18] 【控え室】 ガチャッ 竜華「!!」 京太郎「ただいま戻りました」 煌「京太郎君、どこに言ってたんですか!?」 久「もうすぐ出番よ? 準備出来てるの!?」ハラハラ 竜華「京太郎く――」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' 容姿B / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「心配かけました」ニコッ 煌「」バタンッ ヒトデ頭「っ!?」ビクッ 久「ロッカー! ロッカー!!」ガチャガチャ クラゲ頭「なにやってんだ、あの人……ロッカーに入ったりして」ドンビキ 竜華「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音……」ガンッガンッ カニ頭「(なぜ壁に頭を……?)」ドンビキ 京太郎「じゃあ俺、行ってきます」スタスタ 竜華「ちょ、待って!」ドクドクドク 京太郎「?」 竜華「ほんまに大丈夫なんか?!」 京太郎「大丈夫ですよ」ニッ 体が軽い、こんな幸せな気持ちでオーディション受けられるなんて―― もう何も怖くない 竜華「でも……あんな凄いライバル達がおるんやで! 怖くないん!?」 京太郎「勝ち目の無いオーディションを受けるのは構わないですけど……」 竜華「え?」 京太郎「別に、受かってしまっても構わないでしょう?」ドヤァ 竜華「」キュゥゥゥゥン バタンッ 740 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 28 42.44 ID 3DAY19bko [9/18] 【オーディション室前 廊下】 京太郎「……」ドキドキ ガチャッ カニ頭「ありがとうございました」ペコリ ④「さて、次は俺か。最高のファンサービスをしなくっちゃなぁ!」 ガチャッ バタンッ 京太郎「次の次か……」ドキドキ 竜華さん達の前ではああ言ったけど、やっぱり本番前は緊張するな 俺の前の奴は一体どんなやつなんだろう? 京太郎「えっと?」チラッ あまとう「あん? なに見てんだ?」 京太郎「い、いや、なんでもないっす!」ブンブン こいつは……確か木星とかいうアイドルグループのリーダー、鬼ヶ島羅刹さんだ! 京太郎「(こんな有名人まで……)」ゴクリ あまとう「……お前、確かアクセル1のアイドルだったか?」 京太郎「え?」ビクッ あまとう「散々汚いことしてるらしいなぁ……お前の事務所」フン 京太郎「は?」 あまとう「悪いが、俺は実力でお前をねじ伏せてやるよ」ガタッ 京太郎「ちょ、ちょっと待てよ! なんでそうなるんだって!」 あまとう「しらばっくれるなよ。黒いおっさんがそう言ってたんだよ」 京太郎「!?」 あまとう「さっき原作者となんか話してただろ? 賄賂でも渡してたのか?」 京太郎「それはちがっ――!」 ガチャッ ④「なぜだ……なぜ俺のファンサービスを受けたがらねぇんだ!」ギリィィ あまとう「ふん」 ガチャッ バタンッ 京太郎「行っちまった……」 744 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 36 51.98 ID 3DAY19bko [10/18] さっきのあれで勘違いされちまったのか…… まいったな 京太郎「いや、それよりも今は本番に集中しないと……」 あれだけ辛い修行を乗り越えたんだ 大丈夫、絶対になんとかなる ガチャッ バタンッ あまとう「……ふん」 スタスタ 京太郎「それに、アイツに負けるのも嫌だ」ギュッ やってやる 絶対に合格するんだ! 事務所の為に、ファンの為に……そして 京太郎「なによりも、自分の為に」 ツギノヒトドウゾー 京太郎「はい!」 ガチャッ 京太郎「失礼しま――」 先生「……」 監督「……」 咏「……」フワァァ 京太郎「(なんかちっちゃいのがいる!?)」ガビーン / . / ,イ . / ! ! .| | | . ト、 . | . | | ,′ . . . . | | | . / | | . . . .| | ト、 . . . | ヽ | . | | | . . . | | トL_ .| | | . . . .| | | \ | ! | | .| |. |. |. . . .イ | | | . . .`ト、 ! ! .| | | ,,斗匕´|. ,イ ! . . . | .| |. |. . . .i|. . . . | | | | . | `トL______斗匕´ 乂 |/ | | | .| |. | | i|. . .小l ≧|zx; 」,__| ___,,..ィzzz≦. | | .| |. | | i|. . . .{ヽj八| { |/刀フTミ、 , 怎テ乏///}} ア| ! | .| |. | | i| .|ヽ | |cz ノノ/ 八゚辷cz ノノ / jノ. . . . . | .| |. | | i|. . . .i| '. | ト--゚'′ `ー--゚'′ |i . . . | .| |/'| | i|. . . .八 '. | |/ ̄\/ ̄| ̄\/ ̄\ 从 . . . | .| | | | 八. . . .`ⅵ/ ̄ ゚.. ゚ | .' /  ̄\ /. . . . | .| | | | ∧/ ̄¨’, ゚. ゚ | .′ / , ’¨ ̄\ ノ .| { 人_|/ ̄ \ ’,. ゚. ゚ | / , ’ / ̄\'´. . .| / \ \ ’, ゚.. ゚ | .,′ ./ , ’ / /\ | 京太郎「(確かこの人……三尋木プロ?)」マジマジ 監督「座って、どうぞ」 京太郎「あ、はい」 監督「悔い改めて」 京太郎「?」 748 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 48 10.34 ID 3DAY19bko [11/18] 京太郎「アクセル1から来ました、須賀京太郎です! よろしくお願いします」ペコリ 監督「元気いいね」 京太郎「ありがとうございます」 先生「(うん、いい顔になったね)」 監督「私は監督で、こっちが原作者の新○先生です」 先生「よろしくね」 監督「それでこっちの人が三尋木プロ。今回ドラマにゲスト出演してくれることになってね」 咏「……」ジィーッ 京太郎「よろしくお願いします」 咏「うん、よろしくねぃ」ジジーッ 京太郎「(なんかスッゲー見られてる)」ドキドキ 監督「彼女には共演者目線から君を評価してもらうつもりだよ」 京太郎「なるほど……」 つまり、先生が作品目線 監督がスタッフ目線 三尋木プロが共演者目線で見ることで、全方位から役者を決めることができるのか…… 京太郎「(なんて隙の無いオーディションなんだ)」ゴクリ 咏「……」ジジジジィィィィィ 京太郎「」アセダラダラダラダラダラ 監督「それじゃあ、まずはオーディションの方式を説明しようかな」 京太郎「は、はい!」 監督「君にはこれから三回のアピールを行ってもらう」 京太郎「三回……?」 監督「それの結果により、最後の合否を決定することになるよ」 京太郎「……」 監督「アピールは全部で三つ。容姿、演技力、歌唱力」 先生「その総合点が高ければ高い程、最後が有利になる」 京太郎「(これならどれかが低くても挽回出来るか……?)」 咏「……」ジロジロ 京太郎「」 768 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 09 51.91 ID 3DAY19bko [13/18] 【第一のアピール 容姿】 現在 不合格 監督「ではまず、容姿からアピールしてもらおうか」 京太郎「はい!」 咏「……」マジマジ 容姿は俺の最大の武器だ ここで一気に稼いで、歌唱力をカバーしておかなくちゃな!! 京太郎「それじゃあ、行きます!!」 一同「「「!!」」」 やってやる!! 咏「……」ニヤリ 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~39 一段階上昇 40~69 二段階上昇 70~89 三段階上昇 90~99 四段階上昇 ゾロ目で五段階上昇 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 17 45.64 ID 3DAY19bko [14/18] 大成功 4段階上昇!! 京太郎「これが俺の、全力だぁぁぁ!!」バァァァン /. .`丶、 /. /. . . .ヽ. /. /. . /. . ! . . . ヘ i′ ′. . . /. . l、 、 . . l ハ HAHAHAHAHA | i ! /. . /. jヘ、\ . ト、 ト、 | l . l /| ! /} / ,rァ≠fト、 |/. ト| | | |kl | { / ィ代fiツ { ト| l i{ ト、 ゝ㌘f沁′  ̄ | / / l i | 爪 l ヽ \¨´ } |/l/ } ト! ノ ヘ. . トxヘ、 ` t一ァ / .イ|从 メ、 ─‐`┐. _ /,r',仆、l、 ゙ー‐- .._ / `二丁{、「 ̄ヾマヽ f >‐‐、 / .イ」 /} }/〉、 ヽマk」` / i r'´ ∠ -‐〈/ {/iハ メ} i .′ l { `rイ } } | | i / l l__,/,小、 | | | | ', / / | /{ // | ヽ | | { >ニニV / / j /__// j r‐─ 二ソ 「」 } .′ / /{ {-- ´ ト、 { 「」´ | |/ / / } ', |} 丶、 ト、ヽ \|/ / .イ ', {ー‐‐一ァj ヽヽ .′ / / . { ', l /,イヘ. ヽヽ .′ / .′ ! '. l // ヽ `、`、 / . / .′ | l l / ヽ ', ', // / .′ .! | { .′ `、} } ′/ .′ .| | ヽ/ トイ {/ / .| | ! | { jr‐┘ / | | } { |」」く二 ‐ 、 / | ', / _ -‐  ̄ ヽ、 .′ | __ ヽ /-‐====──‐‐-- {__ | / ` ー一‐--`、'"´ _j l/ ` ー‐---- ─…… ¨ ̄ ̄ | 監督「!!」ピカーン! 先生「ほぅ……これはいい」 咏「!!」ドキッ 京太郎「どうですか?」フフフ 監督「イキ過ぎィ!!イクイク!!ンァー!!」ビクンビクンッ / ;;;;;;;,´ | / / | ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; |//| /;; ;;| |;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; |/ハソ;;;;; ;;.| |;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;. | .| i/ハ ;;;, 、.| |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; | | ノ;;;;/ V | i |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ハ;; ;; ;; ;;;|i | | / ; ヽ i | | ;;; |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; _,/;; ;/;; ;; ;; ;;/;; ;; ;; ;; ;/;; ./ |;; ;; ;; ;;||;; |ヾ、 ノ/;;;;;;;i. .| | | ;;;ヾ;;;;;.;;_x -''´////;; ;; //;;/;; ;; ;/;; ;/''´ |;; ;; ;; ;;|ヾ|ハゝ ´/ ;;;;ハ ;;ヽヽi ;;; ;;;;;`、/_>< _//;;;;;/ /;; //;;;;;;//;/ ィt /;;;;;;;;;;;;;;| レ´ /;;;;;/ /; ;;;;;;;li;;i;;;i ;;;;;;;;|;;|弋及-、|`//;;;/=、/;;//;;;;;///,xィ勿ト /;;;;;;;;;;i;;;;|/|;;;/ |;;i;;;;;;;;|ヽ`ヾ;;;;;;;;|、;i廴 ... ン`''x、 /;//;;;;;//ィ冬z刻/;;;;;;;;;;ハ;; / |/ |;;|i;;;;;i、 ヽ`、ヾ;;;;ヽ`、` ̄ ´ / / |;;/ /;;;;;;;;;/ |;;;| ヾ ヽ;|\ \ \;;;;ヽ、. / | /;;;;;;;;;/、_|/_ i l\.\ 、\;;;;\ ´ i /;;;;;;;;;/ / `i v \.\ .\`''-、 / //i;;;;;;/ | ゝ`''- 、\ _ _ _ , /ハ;;//;;/ .| / /ヽ_``\  ̄ ̄ー.´// イ、 ./ /  ̄ ` 、 / ノi / / // ` -´ / /-、_ `'',/ ( ( ヽ 京太郎「やったぜ」 先生「意外にもクールなキャラも似合いそうだ」フム 咏「……」カァッ 京太郎「バッチリいい印象を与えたようだ」ホッ 793 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 24 08.89 ID 3DAY19bko [15/18] 791 ガンガンテレビはキャンセルだ 【第二のアピール 演技力】 現在 名前ありのサブキャラ 監督「や、やるねぇ……」ハァハァ 京太郎「ありがとうございます」 監督「(外見だけで数字が見込めるな。これはサブキャラくらいはいける)」カクシン 先生「だが次は演技力だ。原作者として、しっかり見させて貰う」 京太郎「は、はい!!」 役を貰う以上、演技力は重要だ なんとしても原作者に認めてもらわないと…… 京太郎「事務所のみんな、俺に力を分けてくれ!」ピカァァ ~~ひのちゃま「ええよー」だいちゅう「おっけー」のんたん「もちー」てらしー「しょうがねぇな……」~~~ 京太郎「」ピッカァァァァン!! 咏「!!」 監督「?!」 京太郎「行きます!!」ビシィィィ!! 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~49 一段階上昇 50~79 二段階上昇 80~99 三段階上昇 ゾロ目で4段階上昇 808 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 36 02.17 ID 3DAY19bko [16/18] 成功 二段階上昇 京太郎「……」スッ 一同「「「!?」」」 京太郎「……」ブルブルブルブルブル >''´  ̄`ー 、 ../ / ../ / ./ ,,,vv ヽ / こ 図 対 役 .う 紙 .' .,' ;ノ // ー―ゝ i ..| と 々 等 立 .ち 貼 l r |llllll| |lllllll|.i l | だ し に .た .わ っ | .! .lllllll! llllllll! l ._」 よ い な ず .み て | | | l <_ .ね っ り .が た な l l. ___ | 、 .i て た ..出. い い ! i` 、 ` _ .ノ ∠ ! ゝ l い 演 な 'ヘi 人 > __ .イ i i | ヽ .な .し レl /.| | |lllllll| | | l |ヘMN \ .ん て ヾ iー|_|_|lllllll|_|_|_!∧_ \ て ><//////////////////\ \ /////////////////////////ヘ ` ―――――― ./ | / ` ―i//////i//////////∧ 》 ※京太郎です i. | l//レ//l ` <///イ i 》 先生「なん……だと!?」 監督「こ、これは?!」 先生「馬鹿な、なぜ自分に合いそうな主人公やその他を選ばず……このキャラを!?」ガビーン 【御○谷 忍】 性別不詳(ほぼ男確定)のキャラで、わりとキャラが安定しない難しいキャラクター 京太郎「(俺にできそうなモノを見せてもアピールにならない……それなら、俺にできなそうなキャラをやる!)」 失敗すれば大惨事だ それでも―― 京太郎「(俺はかける!!)」ゴッ 先生「……悪く無い」 監督「イイヨイイヨー」 咏「……」ジジジィィィィ 京太郎「わりといい印象を与えたようだぞ」 821 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 43 58.83 ID 3DAY19bko [17/18] 【最終アピール 歌唱力】 現在 レギュラー 監督「(これはもうレギュラーで使おう、そうしよう) 先生「見識が広がるようだよ」ハハハ 咏「……」 京太郎「(いい感触だな)」ホッ 咏「次は歌だねぃ」ニヤリ 京太郎「え?」 . -‐…‐- . ´ ` 、 / \ / .. .. .. .. .. .. .. .. .. 丶 . . . . . . . . \ . . . . . . . 、 / . . | . . . . . ¦ . . \ . . \ . . ` . . . . .| . . . . . | i . , . . . . . . . , ; . . . . . .| . . . 、_|__j_|ノ|ハ . . |i . . l i. .. .. |. . .| i . . . . ..| i | 人 ⅰ . |i . . i | | | . i. |. . .|八 . . . . ∨i,x圻幵竹, . |i . . | | | | . i. |/l ∧ . ___ノ 〃 トィ/f心| . |i . . | | | | . i. | . ァヒ扞ト′ _)ツ| . |i . . | | | i . . i. | 爪 トィ心 ,,, | . l/ . .. | 八 | | . i. | . |i' )ツ | ; ′ . . | \ /㍊i | i ’. ,. | . || 、 ,,, ′ ィ / . . . ノ| / ㍊i |/ V/, |i . 〈癶 ーく ノ / . . . / |/ ㍊i V 八 . . V .ゝ / . . . ィ/ / ァ㌻¨ \ \ . \i . \ . ≧=ー/ . . ≠≪'/ / ,ァ㌻¨。 ゚xヘ \ }≧=\------辷r< //。※゚l/ ァ㌻¨ ※/。※ハ ` / ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| | / / /。※゚.。※゚/ {※゚/ ゚| | ァ㌻¨ /。※゚〃※。※゚。※゚| |. / イ/ /※|。/。※/ {/。※゚| |¨l /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ 咏「何を歌うのかすっげー楽しみなんだけど」ニコニコ 京太郎「……」ゾクッ こ、この顔は!? 京太郎「(この人はここで全てを決めるつもりだ!!)」ゴクリ まさか三尋木プロが歌唱力メインで見てくるなんて…… 京太郎「……」アセダラダラダラダラ 咏「さぁ、音楽スタートだねぃ」ポチッ チャララ~♪ 京太郎「(うぉぉぉぉぉぉ!!)」ヤルシカネェ!! 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~69 1段階上昇 70~99 2段階上昇 ゾロ目で??? 865 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 59 01.91 ID 3DAY19bko [18/18] ~~~♪ 先生「こ、この曲は……?!」 咏「!!」 監督「まさか……この歌を歌うつもりなのか!?」 京太郎「(この歌を歌うには、今の俺じゃ歌唱力が足り無いのは分かってる)」 それでも―― 京太郎「(どうしても、この歌で決めたい!!)」キッ 咏「あっ」ドキッ 京太郎「耳を澄ますと微かに、聞こえる雨の音――」 思いを綴ろうとここに座って言葉探してる 考えて描いてつまずいて消したら元通り 12時間経って並べたもんは紙クズだった 君に伝えたくて 巧くはいかなくて 募り積もる感情は膨れてゆくだけ 吐き出すこともできずに 今僕の中にある言葉のカケラ 喉の奥、鋭く尖って突き刺さる キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ 京太郎「この痛みをただ形にするんだ」 監督「……(けして、上手くはない)」 先生「(せいぜい、カラオケで下手だと思われない程度といったところだ)」 京太郎「何をしても続かない子供の頃の僕は――」 「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた そんな僕にでも与えられたものがあると言うんなら 迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな 僕がいるこの場所は少し窮屈だけど 愛に満ちた表情でぬくもり溢れて 京太郎「そして君の声がする」 咏「……」 873 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 10 26.29 ID fUJoakLUo [1/12] 京太郎「足元に投げ捨てたあがいた跡も」 もがいてる自分も全部僕だから―― 抱えている想いをひたすらに叫ぶんだ その声の先に君がいるんだ 京太郎「耳を澄ますと確かに聞こえる僕の音」 空は泣き止んで雲が切れていく 監督「(とても稚拙だ……音程を覚えたてで、アーティストの生い立ちすら知らない者の歌い方だ)」 京太郎「今僕が紡いでいく言葉のカケラ」 一つずつ折り重なって詩になる キレイじゃなくたって 少しずつでいいんだ 光が差し込む 京太郎「この声が枯れるまで歌い続けて」 君に降る悲しみなんか晴らせばいい ありのままの僕を君に届けたいんだ 京太郎「捜していたものは――」 先生「(しかし……)」 咏「(だけど……) 京太郎「目の前にあった」 一同「「「(非常に魅力的だ)」」」 京太郎「(や、やりきった……)」ハァハァ _,,......-―-..... _ ,. ' `丶 / . ,' . ,' ii ハ i i_;; i ,' i.i |`i ' _「_,,」I; i. / __ 汽テテ= 〒テ「.! ハ / , ィ に! i ト り 乂リ .i i ! / ./ ゝ| l | !".r―┐"",ノ 乂_ { ,/ i ト,! ! ヽ. -' ,ィ彡イ `ヽ. ! ./ i N r‐`≧‐≦;イ ト; ヾ、 .{ ハ ハ i; ''´ ,,;'ニ r''" .ノ`ヾ;i ヽ }、 ル' .|/>ゞ . .( ゝ . . . \,i ,' ) / ̄ \ . . . \三≧=-. . . ..V. iハ. . .\. . i´ ̄` < . . / . .. i. || } . . . ト--ir-、 . .. \ / . . . \. l」 i. . . i-‐‐|ニハ . . .\__r‐-、 . .i ハヘ . . i `マヘ . . .. / . .ヽ i 880 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 20 38.25 ID fUJoakLUo [2/12] 【アピール終了】 京太郎「……」 監督「ありがとう、須賀君。とてもいいオーディションだったよ」 先生「ああ、そのとおり」 京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ 監督「私は刻坂(親友)を推奨しますね」 先生「伊調(ライバル)も捨てがたい……」ウーン 京太郎「(なんだかいい役がもらえそうだぞ)」ワクワク 咏「……」 監督「三尋木プロはどう思いますか?私達は刻坂か伊調を……」 咏「その考え、わっかんねー」ハァ 先生「え?」 (⌒Y⌒) (⌒Y⌒) (_ ○ _) (_ ○ _) (__人__ノ (__人__ノ . ´ ̄ ̄ ` 、 . ´ .. .. ヽ ′ . . ,′ . ! ;イ ∧ l | | | | |」__| | ト、|_」、 | ! | l | | |` L___!´__ ハ | | | l f芋丐 乍丐ア | | | lレ' ト+゚' ゞ-' |ノ ト、 わかんねー!! | 从 | | lー一l / . | ミ=‐ 全てがわかんねー!! 人 { ハ| | ゝ ノ/ . j ..\ / . \ \| !≧‐ / . , イ ) /\=彡イ /| `ーァャ==彡-‐ 7¨´. ト、厂/ ̄\ 厶 ...... \ ノ / イ / |..∨........./ . /....Y............../∧ |\ヽ ........ Y ノ| 人 | / .. ..../ . /...../ ............// / | | |............|/....乂{ )/ .. ..../イ . /...../ ............// / | | |............|......../ ........./ .. ..../ ..| . /...../ ............// / 監督「それはどういう……」 咏「神峰(主人公)しかありえないーって」フリフリ 先生「!?」 京太郎「はへ?」 咏「こいつが神峰じゃなきゃ降りる」 監督「ファッ!?」 先生「……」 監督「でも、神峰役は鬼ヶ島君に……」 先生「三尋木プロ、理由を聞いても?」 咏「心、掴まれちゃったからねぃ」チラッ 京太郎「……?」 咏「ドラマのタイトルがSOUL CATCHER(Saki)なら、仕方ないって」 先生「……」フッ 監督「せ、先生?」 先生「これはもう、決まりかな」ハハハ 889 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 26 54.12 ID fUJoakLUo [3/12] 先生「やってくれるね、須賀君」ポン 京太郎「???」 先生「君が主人公だ」バーン 京太郎「」 咏「決まりだねぃ」 監督「まぁ、鬼ヶ島君は別にいいか」 _,.. -- 、__, 、___ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 _,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ  ̄7 / / 从 、 | | | . /イ / /l/ | | | l}从} | { _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ {从 r-く| \ 叭 __ 八}イ 、 └―┘ ィ/∨ 「¨>-- rく「 ̄ } , ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-- 、 ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////} {/{////// \∧ r' ヽ }' {/////// |l∧////////Ⅵ,〈 | |///////| |/∧/////////|l∧ ,l |///////| |//∧/////////() \//∧}/////// |////}////////// 「/////∧/////{ |////|///////////∨()////\/// | |////|////////////\///// ∧/ / |////|//////////////\//////,イ |////|//////// ()/////| .\//// .| 京太郎「お、おれがしゅじんこう? しゅじんこうってなに?」ガタガタガタガタ 先生「須賀君?」 京太郎「アイエエエ!? 主人公!? 主人公ナンデ!?」バッターン 監督「これはこれは……」フフフ 先生「先が楽しみだな」ハハハ 咏「……」フフ 京太郎「お、おれは……」ブクブクブクブク ドラマ主演が決定した! 咏ちゃんに興味をもたれました! 監督に屋上で焼いてかない? と誘われました 902 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 36 02.37 ID fUJoakLUo [4/12] 【龍門渕邸】 透華「今頃、結果が出ている頃かしら」ハァ ハギヨシ「ご心配ですか?」 透華「ええ。恐らく、かなりの倍率でしょうし」ウーン ハギヨシ「大丈夫ですよ、京太郎君なら」ニッコリ 透華「随分と自信がありますのね?」 ハギヨシ「それはもう」フフフ 透華「?」 Prrrrrrr 透華「来ましたわ!」ガチャッ ハギヨシ「……」 透華「ええ、そうですわ。ええ、そう……え?」 ハギヨシ「透華お嬢様?」 透華「そ、そうなんですの……分かりましたわ。ええ、それでは」ガチャンコ ハギヨシ「……お嬢様、結果は?」 l´ ,' \ヽ∨//_ ヘ l . ', l !| ̄  ̄/' ´ ',ト ',. ,' Ⅵ /' l!∨ ', / ,'_!|__.{( _≦千‐<へヽ. //レ//「 ',l -- ´ \ ‐‐ / ',iヽヘ`ト、 //ノヘ // -ヽ_‐ | , ====ミ !| `\ // i! ! '´ ̄ ̄` / ` jレi . ', \. /// |ヘ.', ' /!´ ! ∧ `', // { | ト ー-....‐ 丶l ,' } ノ i!. l ! ヽ \.ヘ ', ,' -'/ /ヘ. j! ヾ / \ ヽ人 ヽ ; -'-‐っ /「/ ∧. ∨ \ ∨!> . /, ィ≦ イ / ∧ ヘ / / ヽ ∨ _レ ´ ヽ _.,ィl }┤ | / ∨ \. / / !_ |/ \ ヽ'‐ヘ」つ、 ! { \ \ / --‐‐ フ ヽ /´__ l ├──-ヽ _ \. / / \ イ ト r‐‐ {/ / ヽ \ | `.i \ ト、. / ! イ⌒ヽ ∧ヽ __ 、イト 、 / \ ヽ l \ \ / /` 彡' ∨ ∧ク ̄ // .!', `ヾ /、 Y i ! |、 \ \. / /イ ∨ イ. /イ | ヘ `i } ノj/ i ,' ,┐、 ヽ ___./_/´ ∨ / ヾ//i !. !|ヽ\ /,' / i / ' | \ ∧ 、ヽ 透華「や、やりましたわぁぁぁ!!」ピョイィィィン ハギヨシ「それでは!」 透華「主演決定ですわ!」ワーイ ハギヨシ「それはそれは、めでたいですね」ホッコリ 透華「これで、衣も……」 【衣の部屋】 衣「……須賀、京太郎」 衣との遭遇フラグが解禁されました 911 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 43 51.81 ID fUJoakLUo [5/12] 【オーディション終了後 控え室】 京太郎「はい。それではまた」ケータイピッ ふぅ……取り敢えず、透華さんと事務所への連絡は終わったか 京太郎「竜華さん達は知らせを聞いて気絶しちまったし」 三人娘「」ブクブクブクブク 京太郎「全員が起きるまで、こりゃ帰れないなぁ」ハァ とりあえず全員が目を覚ましてもいいように飲み物でも買ってくるか 俺も泡吹いたせいで喉が渇いてるし 京太郎「それにしても……俺が主人公か」 ガチャッ 京太郎「レギュラーが貰えればラッキー、くらいの考えだったのになぁ」テクテク でもどうして、三尋木プロは俺に…… 京太郎「……分からん」 ?「何を辛気臭い顔してるのかねー」ペシッ 京太郎「あだっ!?」 誰だ!? 京太郎「あっ」 -‐- ''"´. . . . . . `ヽ /. . . . . . . . . . . , '. . . . . . . . . . . . . /. . . . '; . . . .‘, / . . \ .i . . . ,' . .;' __ .'; . | . . .i i. !. ! γ´\ .i .| . . .! |i| i / iヾ、_i\ i | . . .i. i !l ト、 / ,rf'斧 ‘, i l |i . .八 !| i iハ ヽ Vリ ! ! | !| . . \ ! i .! Vハ. ´ ,! ! i 从 . . ._`ニ== == 、 __人_! ∧く / ! ! ;' .〃 ヽ. . . ` ミヽ ). / \ V | i i\` ー';' / / . . . \' 、 / 丶 \ Vl l i __>'" / ./i ヽ } } /≧=x \ \= i,/(_i, ィ≦7 ; ' ノハ } ヽノ ノ /三≧=- ≧ ニ ,' /Vl/ / /イく)ぅ\__ _ ト、 i 〉三三二ニ==‐-i{ ! / / イ_)  ̄\ . .(_乂_)|`ヽi ) >‐――‐-=ニ二>'つ/i 〃乂_) . . . (_\ . . . ..i ∠) . . j) . . .. .\/ ,fクぅ// ;' . .. . . ..∧ .. . . | !ヽ .. . .. . . ..\ /ソ' / % _,.. .. . ..(_ハ. . !__. ‘,o) .. () . . (⌒). ....\{イ! .. x8''" . く)ノ) . . . . }. i|//∧ |ソ) . . . . .(⌒○⌒) . Y%"゚ .. . . .(フ〈) . . % i| }//! ! . . ノ). ...(__乂__) ... . .|ミメ⌒Y⌒) . . . . ... ./ /_,///i i .._ .... . {\ Oく . ... . . . _r‐ |////,'. V 〉 .... . . ヽ人_) .. . . }/ !//// //. !_) . . .(V) . & .. (ハ .. . . . |//!/// //! ! .. .. .. . . く)O(フ. ..\ .. . .. . .. .. )( }ニコ!/////| | . . . ... (人) . . 人 .ヾrt?.. )( .`i/ | /////! l く)ノ) .. . . .. . . . ⌒ . . . . Y⌒ .. . . . . .///!/////」 | (フ〈) . . ,ノ) .. . . . . .. .. . .. . . . . ... . . .l// | /// `! .. . . . .⌒′ .. .(乂) . .. . . ... . . . x≦\/!l/\ 京太郎「三尋木プロ!!」 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 52 04.80 ID fUJoakLUo [6/12] 京太郎「あの、俺三尋木プロに聞きたいことがあるんです!」 咏「んー? いきなり何を聞きたいのかねぃ?」ジトッ 京太郎「どうして俺を主人公に?」 咏「……」 京太郎「自分で言うのもアレですけど、俺って顔くらいしか取り柄無いし……とても主人公だなんて」ウツムキ 咏「わっかんねー」バッサリ 京太郎「え?」 咏「正直そのとおりで、顔くらいしかアイドルじゃねーっての」ペチペチ . . -――‐- . .. ´ ` .、 / \ / \ / i | . / | | | | . ′ | | | | | | . l | | . l从 ト、 . | | . | l | | . | \ 、_ _|__\ 」 | . | | l | .|_ _; イ  ̄ ̄__ _,)ハ . | . | | | i l i∧ l___ 斗斧i^狄 | . | | | | | ∧ 「苅 V以 } ノ . . .| i . . | | | | iハ |i以 ,,, j/ .| | . . | | | | |. l | ,, ' / | | 从 l八 八 八人 v ´} / 八| \__ \|\ \≧ .. .._ ー/ .イ | . Χ⌒ |\ \ -- / _ -‐<※| | \ \__ _ |/⌒>\/斤/...(※)......リ ト、 i\ 「 ̄` /※)..|| /※|...(※/ |../※).....+...// 八..\ . . .| )' /※)...... ||三三三三三三三|...+.../... { /......(※∨ | /※)..... (※||/..+......|※)l.| ∨※./...(※| /....+./.... Ν /※)..(※)..+ /リ.....(※ノ......从{\{...../...(※)....| /...../... (※|. /※)..+.... (※//......... /......./.. ※)...../....... +(※|'... /.... (※)...| /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. | {※).......+......(※∨.......i..... /.+.....(※/+........(※)../...{...+.......(※).|. ∨...(※)+......(※∨... |......{....(※).../....(※).....+...∨{.... (※/ +...| ∨ ...... (※)......+∨. l‐''┴――┴―――――''| .... /...(※|. |...(※)...+.. (※).∨| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i|..../.. (※).. |. |+........(※)..... +... ‘| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i il../ ...... (※..| 京太郎「うぅっ……」 咏「でもさ、心掴まれちゃったんだからしょうがないんじゃね? 知らんけど」クスクス 京太郎「!!」 咏「……収録、楽しみにしておくねぃ」フリフリ 京太郎「三尋木プロ!」 咏「期待、しておくからさ」プイッ 京太郎「……はいっ!!」パァァァ スタスタスタ 咏「こんなの……らしくないっての」マッカッカ 京太郎「三尋木プロ……か」 俺もいつか、あんな風になれるのかな? 京太郎「……わっかんねー」ボソッ オーディション編 カンッ 921 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 06 58.31 ID fUJoakLUo [7/12] 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart3【新人!】 801 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 最近音沙汰が無いが……無事だろうか? 802 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 やっぱ厳しいのかしらねー 803 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いwwwwアイドルとかwwww売れる筈wwwwないのですよwwww 804 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 803 うるさい、そこ!! 805 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 大阪で修行してるみたいだよー すっごく頑張ってたよー 806 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.22 ID ATGsisteR 大阪やって!? 807 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.22 ID NekiYadEE ほんまか工藤!? 808 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 悔しい、悔しい!! 麻雀弱いって言うとったの誰や!! 809 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 少しだけ麻雀打ったけど、わりと強くてびっくりやったわ 810 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ kwsk 811 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ワカメ? ワカメクリムゾン? ヤッター!! 812 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 いやいや、ただのラッキーマンやって 813 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe らっきーでもすごいとおもいます 814 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG うちだけ会えなかったんやけど…… 815 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 大阪にいたのね……逃がさないわ 926 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 15 23.71 ID fUJoakLUo [8/12] 815訂正 姫様→霞さん 815 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 大阪にいたのね……逃がさないわ 816 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 少しは音沙汰が欲しいぞー ワハハ 817 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 彼の成長は凄まじいぞ 818 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんペロペロ 819 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 そろそろビッグニュースの時間かな? 820 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO くぁwせdrftgyhyふじこlp;@:「」 821 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 ふぇっ!? 822 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend もちつけ、どうしたの? 823 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもち!? 824 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU どうかしたんですか? 825 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 何があったんだじぇ? 826 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO が、ガンガンテレビをつけてみるっす!! 早くしろー!! 間に合わなくなっても知らんぞーっす!!! 827 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 何を騒いで…… アイエエエエ!? 828 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi ひゃあああああああ!? 京ちゃん!? 829 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ど、どどどどどどどどういうことだししししししし!!? コーチの皺増えろ 830 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 池田ァァァァァ!!!! 831 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 なん……だと? 931 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 25 53.21 ID fUJoakLUo [9/12] 832 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi え? え? 主演って、しかもあのソルキャの? 833 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE よっしゃあああああ!! キタでー!! キタでー!! 834 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR あかん、涙出てもうたわ…… 835 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ほぼイキかけました 836 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU いきなり主人公やってぇ!? 837 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ビリビリビリビリビリビリビリビリ 838 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 これマジ? 839 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE マジなわけねーだろハゲ 840 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 それがマジなのよねぇぇぇぇ!!! 841 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 巨大液晶モニターと立体音響設備を揃えないと 842 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 生きてて、生きててよかったじょ…… 843 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 そうか、やりおったな…… 844 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 当然ですわ!! 指導者が違いますわ! 指導者が!! 845 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur いや、そんな……褒めんでもええやん? ドゥゥヤァァァァ 846 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress それほどある 847 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 当然だよねっ☆ 848 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO やったぁ! 849 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 へぇ、あの子がドラマ主演とは……成長するもんだね 850 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 須賀君に決めて、本当によかったなぁ……ワハハ 938 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 38 52.75 ID fUJoakLUo [10/12] 851 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT いきなり主演とか生意気だし!! 仕方ないからこの私が貰ってやるんだし! 852 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 彼はやはり凄い人だ 853 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 好きな漫画だけになんだか不安だなぁ 854 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 実写化ってだけで地雷だしねー 855 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 カスミンのおもちぺろぺろ 856 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 視聴率100%不可避 857 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister またにわかが増える…… 私が守ってあげるなきゃ 858 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 須賀京太郎さん…… 859 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー楽しみだよー!! 待ちきれないよー!! 860 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 初めてのドラマが大きな役できっと緊張してるんだろうね だけど、折角のチャンスなんだから、これを次に活かして欲しいかな 顔立ちはいいから滑ることは無いと思うけど、問題は演技力 特に音楽題材だから歌唱力も重要になってくるかも 861 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 共演したい 862 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 どうしてゲスト出演は咏ちゃんなのかな? わた健夜プロでもいいと思うの 863 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO ↑ 年齢制限 864 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ アラサーだよぉぉぉぉぉぉお!! 小鍛治プロはピチピチギャルだよぉぉぉ!! 865 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 期待しておくといいんじゃね? 知ってるけど 866 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ ずっこけるに決まってます 867 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様を悪く言うな!!! 868 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo 人気が伸びてきたせいか、変なのが増えてきましたね 869 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃん頑張ってね…… 870 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 私達がついていますから カタカタカタカタ 竜華「ふふっ……うふふふっ」ドヤァァァァァ 煌「やれやれ、ですね」クスッ カンッ!! 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 02 02 07.22 ID fUJoakLUo [11/12] おまけ 【現在 京太郎からの好感度トップの方】 / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| / 大 天 使 の ど っ ち. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. / / / / /人 . . . {/ . / \ \{ -‐. / / / / / \ヽ/ . / }\ \'´ \ \ / / / / / } . . / . . . . . . . | / .\ \ \ \./ // / ,/{ . . . . ノ . . .| 八\ ./\ \ \ \ / / // 八 / . . . . .| / { |l | |\ \ \ \ 竜華Pを差し置いて、まさかののどっち そろそろヒロイン力下げイベントしなきゃね { ! ____ |ィ彡三ミヽ `ヽ ,.' ´ |彡'⌒ヾミヽ `ー {少′ / ,i l ト、 | ヾ、 Y ノ└ /// | l| | ハ| _ `ー―' イ ⌒ / | { | 从、| }|彡三ミミヽ { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|彡' ヾ、 _ノ.リ、_! l リィチfト '行| `ー ' l_,以 { ヒtリ ヒz| ,ィ彡三ニミヽ __ノ...「 l 「ト'" ' '|彡' ` ̄ } } ハ -=- | .___ノ ./ /,イ| |l>、 ,ィ| ,ィ彡' / /リ | ! !仏ィ_〕¨ . | 、/ミ三彡' /⌒/ / r廾 .|「{ |-、 __| | / ィ=- ' 〈 イ ∧V / . . |__´__(二つ/ ,ィ彡'. ..} } /`Y'| { . . . . .l /(二⊃―、 / /. /.j/ }`ー冫j\ . . | /. ト、二)彡' __,ノ ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \ そろそろヒロイン力下げイベントしなきゃね960 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 02 28 14.03 ID fUJoakLUo [12/12]【番外編】 ※ フィクションです / \==フl r-、_ / 、 \ | / ゙、 , -―-、 / / | 、 ゙、 、 ゙!、 ー -、 / `Y ´ / / / ; | | | | 、 ゙、 ! 、 \\ | /ケヾ、 | / / / | | | | | |ヾ| ですが笑えますねぇ、あの一見であなたは須賀君と決別 \ \\二 三ミ、ー--'´/八 / / / ィ ; |.| ハ |゙;;;| /| | | 一方私は今では須賀君の好感度チャンピオン;\ \ \;;; (_゙、_ , ノ/ 、._/;| | / / | /| ; ト| / |├,,| / | | |-―、゙、 \  ̄ ̄ `´//-‐-、 /) | | | .| /´|/,,|/ |/什 \|/;/\\___\;; `ー--/ /`´`^ー/ ,--、| | |´ /5) | ゛| ゙、 ゙、___.二..-‐ ´/ / / \ ( ⌒ \|V ` ー'" `! | |;;;;; -‐ ´ ; '´ ;/ ;∠__`ヾ、___ """" / / / / _, -‐;´, -‐ ´  ̄/ ` 、 ´/、 / / / 随分と差がつきましたぁ _, -‐;;´-ァ ´ __ ̄ ̄`゛ー--、_,.イ、`ー-、__`__ - 、__ .ノ .Y´ / ; ノ 悔しいですよねぇ_, -‐´ ̄//-‐ ´ ;; ̄二ニ-‐ ´ ゙、 ``ニァ--イイ ̄ | | ̄ ̄ / ; -‐ ´ / ト、 |`´ ̄イ 、_/ 、 |.. / / / ! ゙、___,,イ \_ |_,┤ / ; / | / \ |_ |/ // | / .. \、_ |レ' | , , / \ 〈!`l_ (`(ー、_,、__,t、ィ|/ / \ (`! |┼、. __,......----、___,」`ー-!_!_」__/ / \ 5//±_」゙、. __v'´ _, '彡三三彡イ__ .___|ι-、,-、r-、r-、r-、___,._゙、 (//≦、`ト、イ/ ///, --、___ `ト ニ!ニ!ニ!ニ!〉_〉=========、h‐n|〉/´,.\)´ |7 //´/ \  ̄`.| |彳Y ̄!二!ー!┬!-ト、)__|ニtケト'´!`i |‐-、__// / `ー―‐| ト'`´ ̄ ト| ||ζ | | |. 〉 ト-、ζ __ -‐< >へ / \ / \、 / / 、 ∨ ィ ヽヽ / / / \ / | ヽ ヽ l l l ` `´ ´ | ヽ ! i / ! i l \ 」 \ / \ / 〉 / / {`ヽ、__ 、_,、__-‐´〉 ト., ∨ヘ ;; へ 「 ̄ ̄ ヽ /  ̄ ̄レ`ヽ ノ ∧ / ノ ゝト{ ` L__! 1 レ く ぐぬぬぬぬぬっ // 、', / 、 // 、 \ 〈 / { `ゝ__ / 、 \ __ ィ´ }ヽ 〉 ヽ { \' ' ' '___ ' ' ' ' ノ ノ 〉;′ `ヽ イ ヘ >.(_二二ニつ < j ∧ / '′ ´ ´ `_>.─i ー--‐ i´- ノ__'_ ` ┌、、 .. ̄ .. .. .. .. .〈′ ト/ .. .. .. .. .. ̄>、 ∧ ヽ .. .. .. .. .. .. .. ..', ,-/ .. .. .. .. .. .. ../ .. ∧ / ヽ ..ヽ .. .. .. .. .. .. ..ト、__/ .. .. .. .. .. .. .〃 ./ ヽ ∧、 \ .\ .. .. .. .. ..ヽ / .. .. .. .. .. ../ / /∧ /. . . . . . . . . . . . . . . . .\. /. . . . . . . . . . . . ./ /}ハ . . . . 、 l. . . . . .l . /. . ./〃 }从 . . .、 |. . . . . .l/. /⌒ ⌒ } . .ト 〉 | . . . . . .V弋ナ‐ 弋ナ ' . | 慢心してると横から掠め取らるわよー? ! . . .| . . i . 、' ' ' ' 'i . . .| } . . .| . . i . . ヽ 、_/  ̄了 / , . .| . . .' , . . }、/> }/ }八 . . . .' 〈 | 二 、zぅ′ ,厶イ\ . ', . | ー}ーミ 、. /⌒\ };.ム| {厶 ト、 /-‐- 、 `ー-} \ ノ}、 ∨ | } | \f´\ ∨} \∨ ハ / \ / / / ̄ ̄\ ./ / ハ;ハ ィヽ ト; ヽ | ま そ .| l /\ /` `` '' \ ヽ| ぜ ろ .| | /、 ;;メ ,ヾく | ろ そ .| | l`-/ルト 、 , , ',,.ャ≠ミ; | よ ろ .| | | f 元==ミ、 イP } ム\__/ | | l {{ f } ..ヘ;;;;丿'"ム ハ;jヘ{ | | l l ヽ-'゙ ""/ ト j j l l ヘ"" ‘_, /ヽハj ※まざれません ノハj`ヘ / ` 、 ` ´ /lニzyヘ、ィト` - 、 / j` ー ' ___/  ̄ ̄\-‐\ヘ `一' l‐‐-、 '" / //\ \ ヽ / // ヘ カンッ 980 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 23 40 41.38 ID 5fef6YjXo [1/2] ※ この短編はフィクションです 現実にすこやんはアラサーですし、孕む予定など毛頭ありません それでかはハッキリと事実を伝えたかった <<すこやんご懐妊ED>> 私が須賀京太郎君と出会って、三年近くが経ちました ファーストコンタクトは本当に最悪な出会いで、今となっては思い出したくも無いくらい それから、サイン会に言って……サイン貰いそこねて 京太郎君がドラマに出演したと聞いた時は、監督に無理(物理)を言って私も出演させて貰ったりしたなぁ 私の方がテレビ慣れしてる筈なのに、ガチガチに緊張しちゃって……京太郎君に励まされてのをよく覚えてる それから、少しずつ京太郎君とプライベートで会うようになって いつも私が愚痴を聞いてもらうような形で……京太郎君は嫌な顔一つせずに慰めてくれていた そうして時が経って―― ついに、アラサーでは無くなる日を迎えようとしてた 健夜「それでね、本っ当に酷いんだよ!」ダンッ その日はよりにもよって、こーこちゃんとの収録があって私はとても落ち込んでいた 健夜「私がアラフィフだとか、明日で処女三十路だねーとかって!」プンプン いつもは飲まないお酒を飲んで、京太郎君に愚痴る 傍から見れば、トップアイドルに絡むおばさんにしか見えないような光景だった 健夜「どうせ、どうせ私なんて……」エグエグ 京太郎「ねぇ、小鍛治プロ」ポンポン 健夜「ほぇ?」 珍しく、私が話を遮るように京太郎君が微笑んでいた その顔はとっても優しさに溢れていて、それでいて…… 京太郎「俺には小鍛治プロの年齢をどうにかすることはできませんけど……」 とても―― 京太郎「処女、もらっちゃうことは出来るんですよ?」グイッ 健夜「あっ」 チュッ 京太郎「抱いても――いいですか?」 健夜「ふぁい」フラフラ カッコよかった 982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 23 58 01.64 ID 5fef6YjXo [2/2] 【現在 すこやんと京太郎の愛の巣】 健夜「それでねー、その夜は優しく……うへへ」フニャア 咏「……」 良子「……」 はやり「……」ギリギリギリギリギリギリ 理沙「……」ドキドキ 健夜「やっぱり若いからかな? 荒々しさの中に、未熟さを感じるっていうか、気持ちよかったというか?」ニヘラー 靖子「あー、一応おめでとうございます」 晴絵「え? そんなこと言うために呼ばれたの?」 恒子「あーつまんなー」 健夜「ちょっと、何その顔!!」プンプン 咏「そりゃ一時間もノロケ話聞かされてたら、そりゃムカつくってのー」ゲンナリ 良子「ノーウェイ、吐き気を催してきました」ウェェ 健夜「私とダーリンの愛の巣で吐くなんてヤメテ!!」 理沙「……愛!!」キラキラ 靖子「須賀君のグッズだらけですね」 晴絵「元々は小鍛治プロの私物でしょ」 健夜「実家暮らしだった時、すっごく溜め込んじゃってて……」テヘッ 恒子「あぁぁぁぁぁぁ」ブルブルブルブルブル 咏「なんか臨界点超えてるし」 晴絵「よっぽど小鍛治プロの結婚が受け入れられなかったんだろうね」 はやり「酷いよ、最初に目をつけたのははやりなのに……ずっと食べるの我慢してたのに……」ブツブツブツブツ 良子「しかし、よくトップアイドルの須賀君がそんな思いきったことしましたね」 靖子「確かに。もうちょっと誠実な男だと思っていたな」 晴絵「須賀君の結婚報道すごかったなぁ。朝から深夜まで一ヶ月それの話題で持ちきりだったし」 咏「腐ってもトップアイドルだからねー。今でも人気落ちてないんじゃね? しらんけど」イライラ 健夜「はいはーい、ここでクイズの時間です」 一同「……」 健夜「CDを出せばオリコンチャート一位、ドラマに出れば視聴率30%越え確定、写真集はミリオン達成。麻雀で私より強い男の子はだーれだ?」 咏「……」 良子「……」 はやり「……」 靖子「……」 理沙「……」 晴絵「……」 恒子「……」 健夜「はーい、私の旦那様でーす!!!」ドゥゥゥルルルルルヤァァァァァ!! 990 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/07(月) 00 12 02.78 ID eBcYkSjXo [1/2] 健夜「いやぁー、まいったなぁ。恐らく世界一幸せなお嫁さんになっちゃってゴメンねー」ニマニマ 咏「人間って……醜いねぃ」 はやり「中に誰もいませんよ……中に誰も」ブツブツブツ 良子「アンビリバボー、人間のすることじゃありませんね」 理沙「……外道!」プンプン 靖子「頭が痛くなってきた。カツ丼でも食べよう」ムシャムシャ 咏「ベッドの上で食えばいいんじゃね?」 靖子「そうするよ」ボロボロッ 健夜「いやぁぁぁやめてぇぇぇ私とダーリンの愛のベッドがぁぁぁ!!」 咏「カツ丼まみれのベッドで愛し合えばいいんじゃね? あと死んで」 恒子「もっとやったれぃ!! やったれぇぇぇ!!」 晴絵「どうせその体じゃご無沙汰でしょうに……」 健夜「く、口とか胸で処理してるもん……//」カァァァ 一同「(生々しいからやめて……)」ドンビキ 健夜「あ、あと……たまにお尻――」マッカッカ 恒子「やめろぉぉぉぉぉ!!!」 / .. ト、 . . . / // // ノ (_.,′. .. . /| /| /| | } ト、 | | i / / ) ‐┴‐ } ー┬ ( . | | / j/ j/ j/ V ∨イ i| / } ニ /| 口 | || . | |/ u | i| | 口 .! 」 || . | | ト .___,ノノ 廴___,.| i| | -lァ-、 {| . | | |《' 〃 Y ィ〃 Yヾ i| | /| _ノ || . | | | 乂_ノ 乂_ノ | i| } ┼┼ {| . | | | `'ー一'′ , ー一 | 八 〈 |_ || . | | | /ハハヽ ハハヽ{ ト、\ } _Z_ │| . | ∧ | /`¨¨¨´| u ノ │ ヽ ヽ | oノ || . | |ーi ト .U {. . . . . . . .ノ イ i| } } } r┬ 、 {| . | | ∧∨ `> . `¨¨¨´ . イ | リ | | } !ノ ノ {|_ 」 i |-‐ヘヽ `ァ‐ャ┬‐- 、 |イ. / | | | rv‐, {. . ..| | ! _乂 ,′ V》.. .. .ハノ. / j ;′ | |/l/ |. . ..乂 ト、| ` ´ ̄ }..》.. . . .V /'′ } o o (. . . . .《{. | |..》. .{. j .} \ ) (. . . . . 《{`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´|..》.. .Y..│ \\ \ \`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´. . . . . . 《{ 爻=====} {====|.》 . . } . | \ \\ \ \ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ | 落ち着いて > ヽ.________ ノ 靖子「食欲無くなってきた」 晴絵「(生まれてきた子供を直視できない気がする)」ウーン 咏「(子供が大きなったら教えてやるかねぃ)」ゲスガオ 理沙「……ア○ル!!」プンプン 良子「クワイエット、お口閉じてましょうねー」ペタペタ 994 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/07(月) 00 32 54.03 ID eBcYkSjXo [2/2] 健夜「もうお嫁にいけない……」シクシク 晴絵「えっ? ツッコミ待ち?」 はやり「ちょっとお腹を開いてもいいかなぁ?」ウフフフ 靖子「しかし、ファンの子からのバッシングもあったんじゃないですか?」 健夜「そりゃああったけど、ダーリンの説得でみんな納得してくれたよ?」 良子「宮永姉妹、大星プロあたりが試合後に須賀プロを誘っているのを見かけますけど」 健夜「……」ゴゴゴゴゴゴゴッ 理沙「……修羅場!!」プンプン 晴絵「お腹の子によくないですよ?」 健夜「……産まれたらすぐに試合したいな」ニッコリ 恒子「これが母親ってやつなんでしょうかねー」 咏「しぶとさとたくましさは筋金入りだからねぃ」 晴絵「でもまぁ……」 ____ ,. .. . ´ . . . . . . . . . .. `丶 / . . . . . . . .. . . .. . .. . . . . . . \ / . ./ . . . . .ィ . . . . . .ヽ . . . . . . . . .ヽ / ./ ./ . ./| . | l | . | .l. i. . . . . . . . . . . . i . {ハ{从{. ヽ{八|\{人| . . . . . | . . . . .i | . |-─  ̄` ー-| . . . . . | . . . . .| 早く生まれて来てね…… | . l -‐  ̄` | . . . . . | . . . . .| | . | f芋ミ 笊芋ミメ、 . . . .| } . . . | |. . . ∨ソ 弋 ソ | . . . . lノ . . | | . .ハxx xxx | . . . . | . . . . .| | . . 人 _ _, ! . . . | . . . . .| | . . . . . .ゝ . イ . . . . リ . .i . .l | .i. | . | . . . . >ーr } . . /i . | . .| | .i. | . ト、 . | . .| . . } 厶ィ´、l . 八 | {ハ八 { __ ノ 、 , `─‐-ュ.` ,ィ { __ -── .ハ _. . ≦ ゝ- < i | γ ′ | | ′ { j ! { / .ヘ ノ .l v / > イ! / v == -っ ヘ j v. /ニニニ_'' ` <__ \ / .v ィ ⊂ニニ-  ̄ ─- _ 」 / V / _ ィ =-┘───‐‐. __ ! V ゝ7 | ヘ! ヘ / ′ | ', ー──‐-- __ / ! j '; .ハ| l ;' ヘ .∧. | ! ヾ ハ .ハ ! | '; ハ l ! ', , ハ 一同「(こんなに幸せそうなら……それはそれで)」 健夜「うっ!?」ズキィィィン 咏「ん?」 晴絵「どうし――」 健夜「産まれそう……」プルプル 一同「」 あれから色々あったけど―― まだまだ私の人生は波乱が待っていそうです すこやん大逆転編 カンッ!!
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ 【衣と衣①】 衣「なぁきょーたろう」 京太郎「ん、なんです?」 衣「衣は衣だろ?」 京太郎「?まぁそりゃそうですね」 衣「うん、なら!」ピョンッギュッ 京太郎「わ、ちょ、なんですか」 衣「衣は身に纏うものだぞ!」 京太郎「もう。なんですかそれ」ナデナデ 衣「お気に入りの衣になれー」スリスリ 京太郎「はいはい」クスッ ------- 【衣と衣②】 京太郎「ただいまー、あーつかれた」 衣「おかえり!」 京太郎「ん?」 京太郎「お?」 京太郎「……もしもしハギヨシさん今うち「やめろ!」あいたっ!?」 衣「勝手に入ったのは悪かったが、いきなり強制送還しようとするな!」プンスカ 京太郎「いや、だって驚いたんですもん。して、なぜ俺のアパートに?」 衣「今日はお菓子のお礼に衣がきょうたろーにご飯を作ってあげるぞ!」 京太郎「いやいや、そんなんいいですって」 衣「遠慮はするな!」 京太郎「遠慮してないですよー」 衣「……衣の料理は、いやか?」 京太郎「あーちょうおなかへったし!もうきょーちゃんうごけないし!」 衣「そ、そうか!いま衣が作ってくるぞ!」パタパタ 京太郎(チョロい) 衣「またせたな!」パタパタ 京太郎「おお、これは……パチパチ音がしてたから何となくわかったけど、天ぷら?」 衣「熱々だぞ!さぁたべるのだ!」 京太郎「はーい、いただきます」サクッ 京太郎「……」サクサク 京太郎「衣さん」 衣「ん?どうした?」 京太郎「衣さんが今回作ったのは純粋なものですが、世間では中にエビや大葉、サツマイモをいれて揚げるものもあるそうです」 衣「そうなのか!今度作ってみるぞ!で、こんかいのはどうだ?」 京太郎「サクサクで、もう、食感最高です」 衣「ほんとうか?」 京太郎「ええ、食感サイコーですぅ、もう全部食べちゃっていいですか」 衣「いいぞ!」 京太郎「じゃあガツガツげふっサクサク」 衣「あ、あんまり急ぐからむせるんだ!」 京太郎「すいまゴホッせんケホッあんまりにケフッおいしいから」 衣「おかわりあるぞ!」 京太郎「……」 衣「お粗末さま、だ。食いしん坊だなきょうたろーは」 京太郎「コヒューッコヒューッ」 衣「また作ってあげるからな!」 京太郎「?ぁい……」 ------ 【HAGISING】 衣「ー♪」パタパタ ヤン1「やべぇ、あの子超可愛い」 ヤン2「あれだな、頭なでてあげたくなるな」 ヤン3「あの小ささなら抵抗できないだろ。ヤっちゃうかw」 ヤン1「えっ」 ヤン2「YESロリータNOタッチ」 ヤン3「キモッなにいってんのおまえ。穴ありゃ何でも一緒だろw」 ヤン2「いやいやそれはさすがに……」 「私の主に近寄るな」 ヤン1「!!」 「私の主に近寄るな」 ハギヨシ「私の主からはなれろ」 ヤン3「うぜっ」バキッ ドカッバキッゴキャッボキッ ドサッ ヤン3「うぜーこと言ってるからだよ執事さんw」 ヤン1「おまっ天下の往来で」 ヤン2「なにやってんだよ!そりゃこの人も怒るよロリコンの風上にもおけねー発言してたもんお前」 ヤン3「いやおれロリコンじゃねーし。よーしお前らあのガキを「走狗め」!!」 ハギヨシ「イヌでは私は倒せない」グチャグチャグチャグチャ ヤン3「お、折った腕が戻って……!!」 ハギヨシ「執事を倒すのは、いつだって主だ」 ● ● ヤン「「「ひ、ひいぃぃぃい!!」」」 ヤン3「な、なんだよあれ!なんだよあれ!!」 ヤン1「腕がグロい治り方してた」 ヤン2「ロ、ロリコンの怒りに触れたことで正義の心が怒りに目覚めてスーパーロリコン人に!」 ヤン3「おめーは黙ってろよ!!言ってる場合じゃねーよあれマジのバケモンだぞ!」 ハギヨシ「よく言われる」 ヤン「」 ハギヨシ「その化け物に手を出した気様らはなんだ。イヌか、人か、それとも人間か」ガシッ ヤン3「ひぐぁっ!?」ミシィッ ミシミシミシミシミシ ブチィッ ヤン1「」 ヤン2「神よ我をお許しくださいロリコンの教義に背いた私をどうかごじひを」 ハギヨシ「髪引っこ抜いただけで気絶か。これからはカッパとして生きろ。良かったな、化け物の仲間入りだ」ポイッ ハギヨシ「担いでうせろ。二度と我が主に近寄るな」 ヤン1.2「は、はいぃぃい!!」 ハギヨシ「しまったな、ノリで衣様を主と言ってしまった。透華様にどう言い訳しよう」 -------- 【天然カイザー】 ケース1「KY」 一「……」ショボン 透華「元気だしなさいな、一」 純「あんなに落ち込んでるの久しぶりだなぁ」ヒソヒソ 智樹「あんな風に言われたら、誰でも落ちこむ」ヒソヒソ 衣「むぅ」 京太郎「お邪魔します、呼ばれてきました……ん?」 衣「お、おお、よくきたな」 京太郎「は、はい。(何かあったんですか?)」あいこんたくと 衣(仕事のミスで叱られたらしい。そっとしてやってくれ)あいこんたくと 京太郎(わかりました) 衣「ん、じゃあさっそく、麻雀しよう」 京太郎「はい」 衣「ん?あ」 京太郎「すべてを犠牲にしてでもおれは、かぁつ!!!」ゴッ!!!! 純智樹「」 一(すべてを犠牲に…そんな覚悟がないから私は)しおしおしお 透華「あぁ、一!おちこまないでくださいまし!」 衣「京太郎」 京太郎「どうしたぁ!」 衣「きょうは、しずかにやろう、な?」ナデナデ 京太郎「わかったぁ」ボソボソ ケース2「たまーに致命的なミス」 京太郎「どうでしょう」 ハギヨシ「……」ドキドキ 衣「…京太郎」 透華「ハギヨシ」 純「ハギヨシだな」 一「京太郎くん」 智樹「須賀くん、かな」 ハギヨシ「また、負けた」ガクッ 京太郎「んー、今回のクッキー勝負は普通に負けてると思ったんだけどなぁ」 衣「でもこんなにおいしいぞ!」サクサク 透華「一度どんな風に作ってるかみてみたいですわね」 京太郎「おれはいいですけど」 ハギヨシ「もっと、試行錯誤を」ブツブツ 純「ハギヨシー、おーい……だめだ、また自分のからに閉じこもった」 智樹「かわいそうなハギヨシ」 一「京太郎に票入れた私たちがいうことかなぁ?」 衣「というわけで、今日は衣が見学するぞ!」 京太郎「はい、面白いかはわかりませんが。では開始します。」 京太郎「……」くわっ 京太郎「生地にバター10!20!30!40!50グラムダァ!!」ドカドカ 京太郎「小麦粉200!砂糖大さじ三杯塩ひとつまみ!!」 衣「はげしいな」 京太郎「」ピタッ 衣「ど、どうした?」 京太郎「塩と砂糖、逆だぁ……ぐぁああああ!!」ライフ0 衣「作り直そう、な」 京太郎「うぐぅ……」メソメソ -------- 【ハギヨシと京太郎、休日にてぶらぶら】 京太郎「あ、どうも」 ハギヨシ「おや京太郎くん」 京太郎「街中で会うなんて偶然ですねぇ」 ハギヨシ「そうですね。なにやらお嬢様に休暇をいただきまして、なにをすればいいのかもわからずぶらぶらと」 京太郎「んー、俺は本を買いに行く途中ですけど、もし時間があるなら一緒にきますか?」 ハギヨシ「本ですか、最近読む本がないと思っていたところです。ご一緒させていただきましょう」 京太郎「最近、俺龍門渕に入り浸りですよねー」 ハギヨシ「おや、ご不満でしたか?」 京太郎「いえ、そういうことではなくて、もう龍門渕生徒みたいだなーって、なーんて、あはは、あそこ女子高ですしねー」 ハギヨシ「おや、転校しますか?」 京太郎「へ?」 ハギヨシ「いえ、転校しますか?と」 京太郎「いや、俺は男ですよ?」 ハギヨシ「そうですね?」 京太郎「あそこはお嬢様校で、俺はいわゆる一般庶民です」 ハギヨシ「そのようです」 京太郎「無理です」 ハギヨシ「できますよ?」 京太郎「え」 ハギヨシ「え?」 京太郎「さ、本屋に行きましょう」 ハギヨシ「おや?京太郎くんどうしたのですか?おーい」 ----------- 【宥ねえのように胸が大きくならないかハギヨシに相談する衣】 衣「なぁ、ハギヨシー」 ハギヨシ「どうなさいました?衣様」 衣「胸を大きくするにはどうしたらいいのだ?」 透華「ブーーーーーーーッ」 衣「……どうしたのだ透華、紅茶を吹き出して」 ハギヨシ「お口に合いませんでしたか?」 透華「なんでもゴホッないですわゴホッ」 衣「そうか。でだ、ハギヨシ。このまえの旅行で阿知賀のあったかいの。アレにくっつかれた京太郎は嫌に嬉しそうだった」 ハギヨシ「そうでしたか?」 衣「うむ。で、なんかわかんないけどもやもやしてくやしい」 ハギヨシ「おやおや」ほっこり 衣「だから衣も大きくなって京太郎をでれでれさせてやるのだ!」 透華「」ズルッビターン 衣「透華どうした!?椅子か、転げ落ちるなど!?」 透華「いたたた……だ、大丈夫ですわ」 衣「そ、そうか?うむ、でだ、ハギヨシ、いい案はないか?」 ハギヨシ「一つございます、お耳を拝借」ゴニョゴニョ 衣「なぁ、きょうたろー」 京太郎「はい?」 衣「衣の胸を吸ってくれ」 京太郎「ブーーーーーッ」 ハギヨシ「」ほっこり 透華「ハギヨシーーーーーーーーー!!!」 --------- 【もし咲-saki-が格ゲー主流の作品だったら】 司会「白糸台VS清澄!試合はクライマックスを迎えております!」 淡「」ガチャガチャガチャガチャ 咲「」タンタンタンタンタンタン 和「互いに、相手の次の行動を感で読んで行動をしている!」 誠子「凄まじい戦いだ、もはやコマンドが目で追えない」 久「勝てる、勝てるわ!白糸台に!」 尭深「がんばれ、淡……!」 まこ「相手も強いわ、攻撃を的確にガード、反撃をしとる」 菫「相手の方、カウンター主体か。淡、先責めするな」 優希「いっけーーーー!!」 照「咲……」 京太郎「あー、また負けちゃった」 衣「ふふーん、衣はつよいだろー!」 京太郎「うぁーだめだー、気分転換に麻雀しましょう」 衣「えー、麻雀難しいからやだー!」 京太郎「うー、でも身近に麻雀できる人ハギヨシさんとアカギさんしかいないから、あと一人いないと四人うちできないんですよー」 衣「その二人なら今頃外でリアルファイトしてるぞー」 京太郎「なんでアカギさんまで!?はぁ、しゃーない、もうちょい格ゲーしますか」 衣「わーい!」ジョインジョイントキィ 京太郎「咲たち、勝ってるかなぁ」ジョインジョインジョインジャギィ ------- 【もしお城デートの時ヘルカイザーコートだったら】 松本城デート 衣「あ、いたー!きょうた、ろ?」 京太郎「」コォォォォ… 衣「か、変わったコートだな。おーいきょうたろー」 京太郎「む、あぁ、衣さんか」 衣「む、なんだその言い草は」 京太郎「済まない、寝不足、でな」 衣「むー、しゃべり方が変だぞー」 京太郎「普段通りさ」 衣「そんなわけないけどなー。それより、変わったコートだな。異様に似合ってるけど」 京太郎「外行き用はこれしかなくてな」コォォォ 衣(しかしあのコート、なぜ支えもなく広がっているのだ?) 衣「まぁいいや、さ、いくぞ京太郎」 京太郎「あぁ」こぉぉぉぉ… ------- 【ドジカイザー】 京太郎「ふはははは!ロオォン!」 一「うわっ、シャボは読めないやぁ」 京太郎「ふはははは!これで一位を200点まくってトップだぁ!」 透華「いえ、それだと400足りなくて二位ですわよ?」 京太郎「」 衣「また符計算間違いかきょうたろー」 京太郎「」ショボン 一「いじけちゃったね」 純「同じミスで七回トップのがしてるからなー。しかしあいかわらずあいつの作る菓子はうまい」 智紀「今日は、どーなつ」 一「あー僕ドーナツ大好きなんだよねー!」 純「……あれ?一人二個のはずなのに一つ多いな」 京太郎「」ビクン 智紀「間違えちゃったんだね、数」 京太郎「」めそめそ 衣「あー!衣が三つ食べるー!」 一「まぁ、結果オーライだね」 京太郎「俺は……俺は!ドジりたくないぃぃぃぃ!!!」 純「いや、そう言われてもなー、この前だって……」 -ちょっと前のこと- 京太郎「うぅぐぅぅ」ふらふら 透華「どうしたのですか?目の下にお化粧して呻くなんて」 京太郎「ねぶーそくーなのーだー」よろよろ 一「先週きた時もちょっと調子悪そうだったよねー」 京太郎「今日はー、ねれるー、おかしー、つくるー」くるくる 一「あ、そういえば衣が飴細工の城を食べたいとか言ってたよねー、もしかしてそれ?」 京太郎「そーなのだー」狂狂 透華「飴細工の城って、もしかしてそれを調べてて寝不足?なんとまぁ、バカとはいいませんが、自分のこと考えなさいな」 京太郎「きっちんー、いかなきゃー」おろろろ 透華「って、聞いてないし」 一「こんなになるまでやるなんて、全くとんでもない衣バカだねー」 京太郎「じゃー、いくぞー」ガシッ 透華「えっちょっま!?」 一「な、なんで担がれたの!?」 京太郎「あめをー、ねるぞー」ズカズカ 透華「は、はなしてぇ……!」 純「ってことがあったな」 一「なんでかついでったんだろ。あれ」 智紀「…まな、いや、なんでもない」 --------- 【清澄でヘルカイザー】 京太郎「お、きた!ツモ!三 倍 満 !」 優希「じぇー!?」 咲「うわっ、親かぶりだよー!」 まこ「うっげぇ、この終盤に」 和「須賀くん、最初の配牌からよくここまでこれましたね」 京太郎「へへ、運が良かったな。このメンバーから始めて一位が取れるかも!」ワクワク 優希「ぬうぅ!やらせはせん!やらせはせんじょー!」 咲「そう簡単には勝たせないよー?」 まこ「うむ、超えるべき壁は高くなきゃなぁ!」 京太郎「っちー、勝てる気がしない。む」 まこ「ん?これは…」 和(おお、須賀くん、配牌時点でタンヤオ気味の二向聴。サクッと流して勝てますよ) 京太郎「よーし」タンッ まこ「ロン」 咲和優京「は?」 まこ「す、すまん、人和じゃ。いや、なんか、本当にすまん」 京太郎「」 和(ひ、ひどい……トップから一気にラスに) 優希「さ、さすがに同情するじょー」 咲「あ、あー、と……」 和(最後の親は咲さん、トップの染谷先輩とは50000近い差、これは……) 京太郎「……たくない」 京太郎「俺は!負けたくなぃぃぃぃ!!!」 「!?」 ドバァッ 咲(な、な、な、なに!?変な黒いのがまとわりついてっ!) 優希「あ、あわわわわわ」 まこ「く、空気が重くなりよった」 和「す、須賀くん。納得できない心情はよく理解できますが、叫ばなくても」 京太郎「」ゴッ!! 和(……今、黒い何かが見えたような) 京太郎「コォォォォ」タンッ! 優希(ひっ!?ば、バカみたいに重い配牌だじぇ!)タンッ まこ(んー、染手で大きくなりそうじゃが、そうなると遅いしのう。よくはない) 咲(は、牌が震えてる) 京太郎「一瞬を、永遠に」タンッ 優希(うぐ、は、牌が鉛みたいに重いじぇ) まこ(ッチ、嫌なところじゃな)タン 咲(な、なんか変だよこれ!はやくあがらないと!) 京太郎「クク、クハハハハハ!!!一カン!二槓!三連槓!!」 優希(なぬ!?この時点で三暗刻三槓子かくていだじぇ!?しかもドラが三つ!) まこ「何やら恐ろしいことになってきたのう(でも、まだアガりは遠い……)」 和(な、なんですか、これ。須賀くん、引きがおかしいです!有効牌しかツモってこない!) 京太郎「エヴォリューションリザルトカン!」 和(す、四暗刻四槓子!!あとはツモさえしてしまえば!) 咲「あ、ご、ごめんね京ちゃん」 京太郎「なに?」 咲「ロ、ロン。槍槓国士」バラバラバラ 京太郎「」 和「す、須賀くん、動きませんね」 まこ「そっとしといて、やりんしゃい」 --------- 【暑がりユウチャー】 玄「ただいまー」 玄「って、えっ?」 宥「暑いー」したぎー 玄「ちょちょちょちょちょ!?!?なんて格好してるのおねーちゃん!」 宥「あ、あついよー、体が火照るよー」 玄「あ、あつい!?何を血迷ったことを!おねーちゃんは何があっても防寒着を脱がない寒がり天使じゃないかー!」 宥「あっついよー、くろちゃあん……あいすー……」ポテン 玄「な、何が起きたのでしょう。と、とりあえずいわれたとおりにアイスを」テテテー 宥「ん……はぁ」ぬちゃ 宥「お腹の中が、熱いよぉ」 宥「人肌が恋しいよぉ……」 説明しよう!人を求める闇を蓄えたユウチャーは人肌恋しくなってしまったのだ! 玄「アイス持ってきたよー」がちゃり 宥「くろちゃーーーーん!!」ガバァッ 玄「えっちょっまっ」 アッーーーーーーー!!!! -------- 【ともきーハッピーバースデー】 衣「えー、こほん。ハッピバースデイトューユー!」 一「ハッピーバスディトゥーユー!」 純「ハッピバァスデェイディイア」 透華「智紀ぃぃぃぃぃぁぁぁああああ!!!!」 智紀「」ポカーン 「ハッピーバースデートゥーユーーーー」 パンパンパンッ! ハギヨシ「おめでとうございます、智紀様」 京太郎「(普通に俺混じってるけどいいのかな?)おめでとーございまーす」 智紀「ぇ、あ……ありがとう///」 透華「ぜーいん、貴女にプレゼントがありましてよ!」┣¨┣¨┣¨┣¨ 智紀「な、なにぃぃぃぃいッッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 京太郎(あぁ、またキャラがぶれてる智紀さん。透華さんは割と普段からあんなんだからいいや) 一「じゃーまずは僕から!よいしょーっと!」 智紀「これ、は?大きい」 一「開けてみてー」 智紀「ん…」ゴソゴソ 智紀「い、椅子?」 一「智紀、よくパソコンするでしょ?その椅子、ほんっとーに座り心地いいビシネスチェアーなんだよー!」 智紀「あ、ありがとう」 純「じゃーつぎ俺から!ほら!」 智紀「…キーボード?」 純「おう。最新式のやつだぜ!」 透華「わたくしは!なーんと大型ディスプレイ+スパコンを!ご用意させていただきました!」デーーーン!! 智紀「お、おぅ……すごい」 智紀(いやほんとうに、素直に嬉しいけど) 智紀(パソコングッズだけ、かぁ。そんなにパソコンばっかりいじってるイメージが強いのかなぁ) 衣「衣もあるぞ!」ごそごそ 衣「衣はなー、京太郎と選んだんだぞ!智紀、おめでとー!」キラーン! 智紀「こ、これは、めがね?」 衣「智紀に似合うのを選んだぞ。予備にしてくれ」 智紀(ブルーライトカットレンズだ) 智紀「ありがとう、衣」なでなで 衣「こ、子供扱いするなー」 透華(満更でもない表情)ほっこり 京太郎「さ、さいごは俺とハギヨシさんから」 ハギヨシ「見劣りするかもしれませんが、どうぞ」 京太郎「あんまり自信ないんですけど、はい」 智紀(袋…) 智紀「あけていい?」 京太郎「もちろん」 智紀「じゃあ……これは、カーディガン?」 透華「あら、かわいい。どこのブランドの品ですの?」 京太郎「いやじつは、手編みです」 純「なん…だと…?」 一「嘘!?これが!?」 ハギヨシ「彼のデザインセンスは素晴らしいものでしたよ」 智紀「き、着てもいい?」 京太郎「もちろん」 智紀「よいしょ……わぁ、ピッタリ」 京太郎「フリーサイズですけど、丈は適当に合わせておきました」 智紀「…ありがとう、京太郎くん、ハギヨシ」ニコッ 京太郎「いえいえ、お誕生日おめでとうございます、智紀さん」 衣「むー……ずっこい」 -------- 【一家に一人ヘルカイザー 宮永家編】 みょんみょん…←スズメの鳴き声 咲「う、うーん……あと五分ー」もそもそ 照「きゅー…きゅー…」 「ほら、起きろ、二人とも」 照「うにゃ、京ちゃん、おはよ」ぽけー 京太郎「はいおはよう。咲、起きろ、さーきー」 咲「一心不乱の大対局をむにゃむにゃ」 京太郎「ったく」 京太郎「エヴォリョーション目覚ましバーストグォレンダァ!」バチンッ! 咲「みゃう!?」 照「うわ、デコピン、痛そう」 京太郎「たとえあとで怒られるとしても!俺は!咲を起こしたいぃ!!」 咲「う、うゅー!痛いよ京ちゃん!」 京太郎「朝のあと五分は永遠になる」 咲「う、うー」 照「さ、朝ごはん食べよ、咲」 咲「うん……」 京太郎「今日は、両親さん、仕事で不在だったな、朝は俺が作った」 照「ありがとう。うん、美味しい」 咲(なんで私より美味しいんだろ)ブツブツ 京太郎「さて…今日こそ!俺は!かぁつ!!」ゴッ! 咲「む、まだまだ京ちゃんにはまけないよ!」 照「今日の罰ゲームは、だきまくらー」 京太郎「まだ始まってすらいないわ!今日こそかぁつ!」 咲「嶺上四槓子!」 照「八連荘!」 京太郎「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!」25000→0 照「さぁ、おとなしくだかれろー」わきわき 咲「えへへ、お邪魔しまーす」わきわき 京太郎「やめろぉぉぉぉぉおおお!!」 あの子を雇ってから姉妹仲が良くなって助かりました!(Mさん) ヘルカイザー京太郎!好評貸し出し中! (効果には個人差があります) ------- 【一家に一人ヘルカイザー 愛宕家編】 絹恵「は、は……クチュンッうぅ」ぐしゅん 洋榎「ふぁっくしょん!!うっぐぅ、喉痛くなってきたわ」くしゅくしゅ 京太郎「あー、花粉症の薬きれてるー」 洋榎「な、なんやて!?ホンマや!」 絹恵「えぇー、質より量いうてお姉ちゃんが使いすぎたんとちゃう?」 洋榎「んなわけないやろ!うぐー、今日は花粉多いしなー、外出るのは億劫や」 京太郎「あー、じゃあ俺買ってきます」 絹恵「え?カイザーも花粉症じゃん、大丈夫なの?」 京太郎「まぁ多分。いってきますね」 ガチャ バタン グォレンダァ!! グゥオレンダァ!! 洋榎「あれ、くしゃみか?」 絹恵「多分」 洋榎「絹、うちも行ってくるわ」 絹恵「うちも行く」 洋榎「うーん」ぐしゅ 絹恵「うにゅぅ……」くたー 雅枝「で、ついてったはええけど、花粉にやられて発熱て寝込んだと」 京太郎「そのようです。は、は……バーストォ!!」くしゅん 雅枝「お前それくしゃみかい。おちゃらけとるんとちがうか?」 京太郎「そんな悪趣味な真似はしません」 雅枝「まあまええわ。お前も養生しときな。まだまだうちの雇用は終わらんで」 京太郎「わかっていますよ」 こんな愛宕家 ----------- 【京太郎ガッチャになった日】 ガッチャ!楽しく麻雀しようぜ! 京太郎「清澄高校麻雀部一年、須賀京太郎!」 咏「ふふん、初日から遅刻するドロップアウトボーイには厳しい現実を突きつけてやるぜぃ、知らんけど」 麻雀王GX!(嘘 京太郎「んー、リーチ」タンッ 衣(ふむ、今日は、衣と打っているのに変な風にならないな、ちょっと寂しい) 京太郎「ツモってこないっと…うわ、いやなところだな」タン 衣「む、それだ、ロン」 京太郎「だぁっ!?」 透華「なんといいますか、ごく普通の麻雀してますわね」 一「だねー、にしても京太郎今日はついてないね、ダントツでラスだよ」 京太郎「うぐー、悔しいなぁ。でもまだ勝負はわかりませんよ」 衣「うむ!麻雀は最後まで何が起こるかわからない!」 京太郎「そう!さぁ続けよう!」 透華(とはいっても、トップの衣と点差は40000近い点数、一人沈みの状況下) 京太郎「っ」 透華(配牌もよろしくないようですね、ならば私は私で一位を目指すだけ) 京太郎(くぅ!配牌が悪い、チャンタ手か、ここから目指すとしたら、国士無双?いや、だめだ、おそらく)チラッ 衣「ふむ」タン 京太郎(この状況下、衣さんならほぼ間違いなく早上がりの綾牌を持っている、おそらくは自風の南) 京太郎(逆転は厳しい、でも!俺はこの配牌を、牌を、信じるぜ!)ズバッ! 京太郎(!これは)タンッ 一(!……なんとなく、だけど。何かしかけてくるかも)タンッ 京太郎「ポン!」 衣(九ソウ?なぜこのタイミングでこの鳴きを?) 京太郎(いくぜ!あとは自力だ!) 京太郎「ん、カン!」 透華(加槓ですか、一体何を狙って) 京太郎「」タン 一(いったい何を狙ってるのかな?あの目は一位を獲りにきてる目だ) 衣(この状況ならば、三倍満以上おそらくは、役満) 京太郎「!…」タン 衣(来たか!しかしならば逃げるわけにもいかない!セオリーなど知るか!真っ向から受けて立ってやる!) 衣「リーチ!」チャリン 京太郎(関係ない、まっすぐ上がりを目指すだけ!きた!) 一(ふ、雰囲気が変わった。いま、何か光ったような) 衣(勝負だ!京太郎!) タンッッ 京太郎「ロン、清老頭」 衣「!!」 透華「……危なかった、ですわね。申し訳ありません須賀くん。混一ドラ2、頭ハネ、ですわ」 京太郎「ダメだったかー」 衣「ほ、本当にきもが冷えたぞ」 透華「うぅー、この私が二位確しかできないなんて」ショボン 一「いや、ー、蚊帳の外だったなー」 京太郎「あー、でも、楽しかった」 カンッ!なお実際にあった話の模様 ------- 【とある龍門渕麻雀部の金髪親子】 透華「須賀くん、少しよろしくて?」 京太郎「はい?」 衣「む、とーか、いま京太郎は衣とへるしんぐごっこしてるんだぞ」 透華「ごめんなさい、衣。でも、ハギヨシはいま出払っているし、男手が必要で」 京太郎「俺は構いませんよ。ごめんなさい衣さん、すぐ済ませてきます」 衣「むー、わかったっ」ムスッ 透華「ではついてきてくださいな」 京太郎「はいー」 チクタクチクタク 衣「」 チクタクチクタク 衣「」イライラ チクタクチクタク 衣「」ゴッゴッゴッゴッ 透華「ええ、ハルコンネンをこのケースに」 京太郎「はーい。うわ、ジャッカルだ、すげぇ」 透華「それはハギヨシの獲物ですわ」 京太郎「えっ」 透華「しかし、須賀くん見かけより力あるんですのね」 京太郎「あー、ヒョロくみえますか?」 透華「いえ、そういうわけではないんですの。ただ、片手でヒョイヒョイ重い荷物を持っているので」 京太郎「あー、まぁ体動かすのが好きですからね」 透華「力こぶ、触ってもよろしくて?」 京太郎「いいですよー、んっ」ムキッ 透華「ぁ、すごく硬い」ツンツン 京太郎「へへーん、そうでしょう」 衣「何をしているのだ」ジトーッ 透華「」ビクン 京太郎「あ、衣さん、どうしてここに?」 衣「20ぷんもまったのに!きょうたろーこないんだもん!」プンプン 京太郎「あー、思ったより量があって」 衣「トーカと戯れてたくせにッ!」ムスーッ 透華「こ、衣、落ち着いて」あせあせ 衣「ふんっだ!」プイッ 京太郎「」ほっこり 透華(ほっこりしてないで助けてくださいな) 京太郎(え?俺ですか?じゃあー……) 京太郎「」ギュッ 衣「!?」 京太郎「じゃあ、一緒に仕事しましょう」ヒョイッ 衣「お、おー、たかい!」 透華(か、肩車) 京太郎「そこの上の箱、高くてとってください」 衣「ん!任せろ!」ヒョイッ 透華「」ほっこり 透華(はっ!?何時の間にほっこりと、これが、ほっこりパワー!) 京太郎「ありがとうございます。じゃあ、次は隣の小物入れを」 衣「うん!」ヒョイ 透華(あ、これは親子ですわ)ほっこり また別の日 京太郎「お邪魔しまーす」 衣「お、きょうたろーよくきたな!」BBAーーーーン!! 京太郎「」 透華「だめです!衣!上着を着なさい!」 一(む、僕の時はそんなこと言わないのに)むすっ 京太郎「こ、衣さん、なぜ一さんの私服を?」 衣「ぇっと……私服のこうかんだ!」ビシッ 衣(言えない、きょうたろーにみてもらいたいから、とか言えない!) 京太郎「そ、そうですか、よくお似合いですよ」 京太郎(やべぇ!めちゃくちゃ肌綺麗!そ、そして腰の微妙なくびれががががが) 京太郎(だが、おもちは、ない) 京太郎「あはは、ごめんなさい。ちょっと見慣れない光景だったからびっくりしちゃって。さぁ麻雀しましょう。今日は負けませんよー」 衣「あ、うん」しょんぼり 透華(こ、この格好の衣に対して淡白な!!認めませんわ!ここは切り札、ヘルカイザースタイルです!) 透華「衣、これを」 衣「え?うん」バサァッ 透華「そう、これこそが!裸コート!……とは少々異なりますが、半ばそんな感じですわ!」 一「ちゃんと下に僕の服きてるじゃないかー」 透華「同じようなもんでしょう」 一「」 透華「で!!いかがですか!」 京太郎「いや、なにがですか?」 透華「えっ」 京太郎「えっ」 衣「むー、ごわごわするぞ。とうかー脱いでもいいかー?」 透華「えっ」 衣「えっ」 透華「…グスッ」じわぁ 京衣「!?」 透華「わ、わたくしは、グスッ衣のことを思って、グスッ」 京太郎「え、えと、と、とうかさん?」 衣「ど、どうしてないて」オロオロ ツカッ 京衣「!!」 ハギヨシ「京太郎くん、君は私の主を泣かせた。生きてここから帰れると思うなよ?ブチころがすぞ人間」 京太郎「」 ハギヨシ「衣様は、お仕置きです」ニッコリ 衣「」 ------ 【プール日和】 龍門渕家別館 温水プール 衣「うにゅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「温水プール、か。実家で入って以来だなー」チャプチャプ 透華「あら、家にプールがあるんですの?」 京太郎「こんなに大きくはないですけどね。カピバラ買うのに必要だって、 親父が増設したんですが、品種改良カピバラだから必要なくて、俺がよく遊んでたんですよ」 衣「はにゅぅうぅぅぅ」ぷかぷか 透華「まぁ、カピバラ。ぜひ一度みてみたいですわねー」 京太郎「写真ならありますよ、今度持ってきます」 衣「くぎゅぅぅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「……衣さん、さっきから奇声をあげながらぷかぷかしてますね」 透華「ま、まぁ別に溺れてるわけでもないし」 ザブン! 京透「」 透華「み、みみみ、水に飲み込まれた!?ここここころもぉーーー!!」 京太郎「ッ!」ザプンッ! ロ…コロ… コロモッ! 衣「……ん?」パチッ 透華「あぁ!目を覚ましましたのね!衣!」ギュッ 衣「え、ぁ、すまん透華、寝てた」 透華「違うんですの!貴女は溺れて気を失っていたんですのよ?覚えていません?」 衣「えっと、覚えてるぞ?だから言ってるだろう。寝てしまった」 透華「……えっ」 衣「浮いてたら気持ち良くて、寝ちゃった」テヘッ 衣「」ピクピク 透華「さ、さすがにげんこつくらいは許されますわよね?」 京太郎「いーんじゃないすかねー」 透華「あ、須賀くん。言いそびれていましたが、衣を助けていただいて、ありがとうございました」ぺっこりん 京太郎「いや、いいですよー別に。」ぽけーっ 透華(……?何やらぼーっとしてますわ。非日常な体験をしたからでしょうか?) 京太郎(人口、呼吸)ぽけーっ ------ 【ともきーへん】 京太郎「んー、今年ももうすぐ終わりですねー」 ハギヨシ「ですねぇ。街はクリスマスムード一直線ですよ」 京太郎「しかし、いいんですかねえ?」 ハギヨシ「なにがですか?」 京太郎「まだ半分もスレ進んでないのにもうすぐクリスマスネタなんて。前回は800くらいだったのに」 ハギヨシ「は?」 京太郎「こちらの話です」 ハギヨシ「そ、そうですか」 京太郎「しかし、八月後半からやたらと龍門渕と縁があるなぁ。何回遊びに行っただろう」 ハギヨシ「14回ほどでございます」 京太郎「あれ?意外と少ないなー」 ハギヨシ「週末以外はなかなかこれませんからね。さ、つきました」 京太郎「あ、ありがとうございます」 京太郎「失礼しまーす」ガチャ 「お、待っていたぞきょうたろー」ピョーンギュッ 京太郎「おわ!衣さんずいぶんと背丈、が……」 智紀「えへへー」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「な、なんだこれは」 京太郎「な、なにしてはるんですか智紀さん」 智紀?「んー?いつもしてるだろ?頭スリスリーって!」スリスリ 京太郎「いや、それは衣さんでしょう?」あせあせ 智紀?「んー、だからだ!」 京太郎「いや、なにが?」 智紀?「衣は今、智樹と入れ替わってるぞ!」 京太郎「!?」 「あ!きょうたろー!」ギュッ 京太郎「な、なんだ!?」 透華「よくきたな!」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「」 とーかへんも同時上映! 京太郎「な、な、な、な、な!?」わたわた 透華「ん?いつもは頭撫でてくれるのにどーしたんだ?」 京太郎「ままままさかあなたも!?」 ハギヨシ「オカシイ、コンナコトハユルサレナイ」 透華「きょうたろー、どうしたんだ?///」キュウッ 京太郎(あれ、しがみつく力が弱い) 智紀「いつもとようすがちがうぞー?」グリグリ 京太郎「こっちは積極的ぃぃぃぃぃ!!」 ハギヨシ「なぜ、どうして、こんなことに」ブツブツ 京太郎「助けてと言うのはおかしいから言わない!誰か状況を説明してぇぇぇぇ!!」 ガチャ 衣「むー、うるさいぞ」 ハギヨシ「ん?」 京太郎「あれ?」 透・智「あ」 衣「あーーーー!!きょうたろーになにをしてるんだふたりともー!」 透華「あ、あの、これはその」 智紀「え、えと」 京太郎「こ、衣さんといれかわってるんじゃ?」 衣「いれかわる?なにをいってるのだきょうたろー、そんな怪奇はありえない」 京太郎「」 ハギヨシ(つまりお二人は衣様の真似をして、須賀くんに抱きついたんですね?) ハギヨシ(事態が悪化したじゃねーか!!)ガンッ!! 衣「衣もギュッてするー!」むぎゅう 京太郎「えっちょっまっ!?」 透華「こ、こうなったらやけですわ!うぁぁぁ!!」クンクンペロペロ 智紀「ま、いっか」ぐりぐりむにむに 京太郎「にゃあああああ!!!!!」 ------- 【ヘルカイザーコロタン】 透華「さぁーはじまるざます!」バァーン! 衣「とーか、扉は静かに開けないか」 透華「あら、ごめんあそ、ば……し」 衣「……?何をじっと見つめている、牌が透けて見えるのか?」カイザァーー 透華「うわぁぁぁぁあああ!!」 ヘルカイザー衣! 大騒ぎ編 透華「なんなんですのもー!?須賀くんに文句いってやる!」prrrr 透華「もしもし須賀くん!?どういうことですの今日の衣の格好!?」 須賀『え?格好って、寝巻きとかだったんですか?』 透華「違いますわ!コートですのコート!あなたと同じコート着てましてよ!?」 須賀『え?俺のせい?』 透華「とにかく一度見にきてくださいまし!」 須賀『え、おれ今日学校』 透華「公欠にしてあげますから!至急今すぐ早くハリーハリーハリー!」ガチャン 透華「ハギヨォーーーーシ!!」 ハギヨシ「いってまいります、透華お嬢様」 透華「あとは須賀くんがくるまで衣を愛でるだけ」スリスリ 衣「にゃー!スリスリするなー!」パタパタ 京太郎「で?」 衣「」正座 透華「」正座 京太郎「なんで衣さんが俺のコート持ってるんですか?そしてなぜ透華さんは盲目的に俺を疑ったんですか?」プンスカ 京太郎「まず透華さん」 透華「だって、あんな変なコートを衣が着るわけないと思って…だとしたら須賀くんにしか心当たりなくて……」しょんぼり 京太郎「しばらく俺の作ったお菓子は抜きです」 透華「そ、そんなぁ!?やめてくださいまし!なんでもしますからぁ!」 京太郎「つぎにー、ころもさぁーん」 衣「うっ」ビクッ 京太郎「なぜ、俺の、コートを、持っていたんですか?あのコートは特注品で、世界に二つとないはずです」 衣「う、うぅ」 衣「き、きょうたろーのこーと、かっこよかったから」ブルブル 京太郎「許します」 衣「ぇ?」 透華「!?!?」 京太郎「ころもさんいいこー!もうそのコートあげちゃう!俺もう一着作るからいいですよあげちゃう!」ナデナデ 衣「や、やったぁ!ありがとうきょうたろー!」キャッキャッ 透華「あの……なぜ、衣をお許しに?」 京太郎「コートです。俺のコートを褒めてくれました」 透華(そ、それだけぇーーーー!?) 京太郎「これで、俺と衣さんだけの、コートですね」 衣「うん!」 透華「そ、そんなぁーーーー!!」 純「あのコート、かっこいいよな、俺も作ろうかな」 一「正気?」 智紀「腕に、大きなアクセサリーつけなきゃ、ね」 カンッ!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1379605327/ 京太郎「そうだったのか……。気が付かなかったぞ」 咲「中学生の時にお姉ちゃんに人生相談したら気持ち悪がられてね」 京太郎「もしかしてそれが別居の理由?」 咲「……うん。私と居ると身の危険を感じるんだって」 京太郎「咲が何かするとか思えねーんだけどな」 咲「私も一生懸命、弁解したよ。でも、何か同じ空間に居るのが嫌みたいで」 京太郎「まぁ…仕方ねぇよ」 咲「…そうだね。私が女の子好きなのは身内の恥だと思ってるだろうし」 京太郎「うーん。なんで俺にカミングアウトしたんだ?」 咲「京ちゃんも私と同じって思ったから」 京太郎「……俺は巨乳好きの女好きだよ」 咲「嘘だ!私、見たもん!京ちゃんが嬉しそうな顔して男の人の車に乗るの」 京太郎「チッ…」 咲「あんな顔、私達の前では見せなかった!和ちゃんの胸を見てる時より目がキラキラしてたよ」 京太郎「しゃーねな。咲もカミングアウトしてくれたんだ……。俺も…」 京太郎「今、付き合ってる彼氏とデートしてたよ」 咲「彼氏!?やっぱり、京ちゃんは……」 咲「京ちゃんはホモ?」 京太郎「そうなるな。今、好きな人は男の人だ」 咲「私も……好きな人は女の人」 京太郎「咲は付き合ってないのか。片思いか?」 咲「う、うん。最近その人の事を考えると夜も眠れないの」 京太郎「……完全に恋する乙女モードだな」 咲「毎日毎日の部活が楽しくて…、楽しくて…。 こんな日がずっと続けばいいのにって思う反面、もっと違う関係になれたらとも思う」 京太郎「なぁ、咲の好きな人当てていいか?」 咲「え?部活には四人も居るよ。当てれるの?」 京太郎「麻雀は下手くそな俺だが、これだけは当てる自信がある。99%当てれる」 咲「最低でも25%だよ!?い、言ってみてよ。一回で当てたらレディースランチ奢ってあげる」 京太郎「その言葉、忘れるなよー」 咲「当てれなかったら、京ちゃんが私にレディースランチ奢ってよ?」 京太郎「へいへいその条件のった」 咲(私がかなり有利だよね。三人もハズレが居るわけだし) 咲(やっぱりこう言う賭けはフェアじゃないと駄目だよね) 咲「ヒント出した方がいい?四択ってよく考えたら難しいよね」 京太郎「いらねぇ。むしろ全国含めても良かったくらい」 咲「ホント!?私、ずっと普通の女の子演じてたはずだよ!普通、ノーマル。バレてるわけがないよ!」 京太郎「いやー……、もしかすると部長も気付いてると思うぞ」 咲「嘘だ嘘だウソだ!そんなのバレてたら、もう私学校に来れないよぉ……」シュン 京太郎「部長と話した事はないんだけどな。何となくそう思うだけだよ」 咲「……で誰だと思うの?」 京太郎「和」 咲「~~~~~ッッ!?!??!??!」ビクッ 京太郎「レディースランチご馳走さん」 咲「う、うん///当たってるよ」 京太郎「咲は和に恋愛感情を持ってたのか……。友情にしては…こう…、少し異質な物を感じてた」 咲「同じ部活仲間に恋愛感情を持つっておかしいよね?私、頭おかしい子だよね?」グスン 京太郎「そうだな。頭がおかしいのかもしれない」 京太郎「部活仲間と恋愛はよく聞く話だ。俺と咲なら何の問題もなく付き合ってるだろうな」 京太郎「けどさ……。俺もホモだからわかるけど、好きになっちまったもんは仕方ないって思うんだよな」 咲「うっうっ…、和ちゃんってなんで女の子なんだろう…。 もし男の子に生まれてくれてたら、私も告白して玉砕出来るのに」ポロポロ 京太郎「和は女だからなぁ……。こればっかりはどうにも」 京太郎「後、二年以上あるぞ。ずっと秘密にするのか?」 咲「墓まで持って行こうと思う。和ちゃんとはずっと親友で居たいから……」 京太郎「それがいいかもなぁ……。和がレズならワンチャンあるけどさ」 咲「絶対ないよ!和ちゃん、真面目だもん」 京太郎「俺も真面目なつもりなんだが……」 咲「嘘だー。宿題もロクにやってこないのに?」 京太郎「宿題は……咲の写せばいいからな」 咲「そんな事だから嫁さん言われるんだよ。わ・た・し・が」 京太郎「ごめんな。カモフラージュにはちょうどいいって思ってるぜ」 咲「京ちゃん恋人居るんでしょ?私が嫁扱いされて、怒ったりしないの?」 京太郎「あの人は大人だからなぁ……。嫉妬なんかしないんじゃねぇかな」 咲「大人の人と付き合ってるんだ」ドキドキ 京太郎「おおぅ、大人はいいぞー。奢ってくれるし、帰りは送ってくれるし」 咲「そっかー。いつの間にか京ちゃんは大人の階段登ってたんだね……」 京太郎「まぁな」ドヤッ 咲「ど、どんなデートしてるの?」 京太郎「気になるの?」 咲「もちろん」コクコク 京太郎「咲は俺の秘密を知る数少ない友人だから、話してやるか」 咲「うんうん」コクコク 京太郎「彼氏は俺と違って働いてるから、ホモバレは絶対避けたいはずなんだ」 咲「だよねぇ」 京太郎「だから室内デートが多いよ」 京太郎「咲が見たのは……、多分、俺達映画を見に行ってたかな」 咲「映画かー。いいなぁ……。私も和ちゃんと映画行けたら……」 京太郎「映画くらい行けるだろ?誘えよ」 咲「優希ちゃんがセットで着いて来るから……。私が行きたいのは映画デートで、映画見に行くんじゃないもん!」 京太郎「和って映画のラブシーンで表情変えたりするのかな?」 咲「わかんない。意外にアタフタするかもしれないし、シレッとしてるかもしれない」 京太郎「和は精密機械みたいな印象あるからな。やっぱり何もなかったかのようにポップコーンを食べ……」 咲「恋人さんはどうだったの!?」 京太郎「男同士だからアクション見てたよ。もちろん手を繋ぐ事もなく」 咲「きゃーーーーー!きゃああああああ!!!!!」 咲「こうやって手を重ねるとかないの?」ピトッ 京太郎「ねぇよ。男同士が、手を重ねてたら気持ち悪いだろうが」 京太郎「ってか、俺に触るな!」ババッ 咲「ご、ごめん。つい」 京太郎「女に触られると蕁麻疹が出るんだよ」スリスリ 咲「ごめん、気をつけるよ」ペッコリン 京太郎「手を繋ぐで思い出した。咲、お前和の布団に入りこんだらしいぞ」 咲「うそッ!?」 京太郎「ホントホント。全国大会個人戦の夜な」 咲「あの日かな……。お姉ちゃんに会いに行って叩かれて、トイレで泣いた日」 京太郎「トイレで泣いてたの?花子さんかよ」 咲「みんなの前では泣かないようにって……。でもさ……」 咲『ごめん。今日は一人させ……』 和『咲さん。ウサギさんみたいに目が真っ赤ですよ』 優希『そうだじぇ!ほっとけないじぇ』 咲『ううっ…うぐっ…、えぐっ…な、な、な泣いて…なんか……』ポロポロ 和『咲さん』ダキッ 優希『さーきーちゃーん』ダイブ 和『何があったか聞きません。知りたくもありません』 優希『泣きたいのに我慢しちゃ駄目だじぇ。私なんか試合が終わってからすぐ大泣きしてたじぇ』 咲『わたわわわわたし、昔から変な子で!お姉ちゃんにいっぱい迷惑かけて!ぐすっ…えぐっ…、それで…、それで!』ポロポロ 和『咲さん、今日は私と優希がずっと側に居ますから……』ギュウゥゥゥ 優希『私達、ズットモだじぇ!』ビシッ 咲『うん!うんうん。和ちゃんと優希と友達になれて良かった』ポロポロ 咲「で、三人で仲良くガールズトークしながら寝たの」 京太郎「その後。その後だ、話は。和が言うにはなぁ~」 モゾモゾモゾ…… 和『なんだか寝苦しいです』 咲『くーかー』スピー 和(咲さん!?) 咲『お姉ちゃん…今までごめん。そしてありが…と…う…。変われなくてごめんなさい』ムニムニ 和『んっ…くぅ…、咲さん咲さん、私はお姉さんではありませんよ』小声 咲『最後に…これで最後だから…、昔みたいに…』ポロポロ 和『……咲さん』 咲『甘えさせて下さい』モミモミ 和(今夜だけですよ?寝苦しい夜になりそうですね) 京太郎「ってわけよ。おかげで和には目のクマがばっちりと」 咲「あーーーーーーーー!あの日の翌朝、和ちゃんが眠そうにしてたのは私のせいなんだ」 京太郎「安心しろ。本人的には青春の一ページの思い出として話してた。レズビアン特有の行動とは思ってないはずだ」 咲「ううっーーー恥ずかしい///私、何やってるの……」ドヨーン 京太郎「このままだといずれボロが出るかもしれないぞ」 咲「ごめん。気をつける」 京太郎「俺に謝られてもなぁ……。咲は和に触れたいのか?」 咲「そりゃ…少しは…、思ってるよ…」 京太郎「咲にも性欲があるのか。お兄さんびっくりだ」 咲「むっ!?性欲なんかじゃないもん!もっとこうピュアな感情だよ」 京太郎「性欲でも肉欲でもいいよ。咲は、和の体に触れたいんだろ?」 咲「……」コクン 京太郎「レズならバレずに触れ。優希にもベタベタしつつ、和ともベタベタすればいい」 咲「う~ん、難しいなぁ」 京太郎「女はまだマシだぞ。ベタベタしてても、同性愛とは疑われにくい」 咲「そうだね。私も優希がこっち側の人間かと思ってたけど」 京太郎「アイツは違う」 京太郎「男同士なんか人目がある所でイチャイチャ出来ないんだぞ!?この辛さがお前にはわかるのか?」 咲「でも京ちゃん、恋人居るし……。私よりずっとずっと、幸せだよ!」 咲「いや…私も十分に幸せなはずかな。とても仲のいい友達が居る、好きな人が同じ部活に居る」ブツブツ 咲「和ちゃんの横顔を眺めている時間は私にとって、とても…とても…幸せな時間のはず」ブツブツ 京太郎「そうそう。今以上の幸せを望むなら、失う覚悟もしないとな」 咲「それって和ちゃんとの信頼関係って事?」 京太郎「そうだ。俺がホモだとバレたら、きっと俺はクラスで孤立するだろう」 咲「……うん。私もバレたら、優希ちゃんも余所余所しくなるかもしれないね」 京太郎「和はもっとひどいかもしれん」 和『咲さんってレズビアンの方ですか?すいません、私はそっちの気はないので……、その…とても…困ります』ビクビク 咲「うわあああああああああ!!!!!!!!!!」 京太郎「落ち着け!それはまだマシなパターンだ!もっと最悪なパターンもある」 咲「どうしよ…どうしよ…」カタカタ 京太郎「今のままの付き合い方だとバレる可能性があると思う。部長が勘付いてるくらいだし」 咲「うっう…、私が和ちゃんを嫌いになればいいの!?無理、無理ムリムリ!嫌いになんかなれるわけない」ポロポロ 京太郎「恋心を隠して上手く付き合って行くしかないんじゃないか?」 京太郎「レズなら少しくらいベタベタしても大丈夫だからさ」 咲「……うん」 京太郎「元気出せよ。帰りにマグロナルド奢ってやるから」 咲「京ちゃん優しいね。男の人にもモテるわけだよ」 咲「そーいえばさー」モグモグ 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんの彼氏ってどんな人?写真ある?優しい人?」チューチュー 京太郎「優しいよ。咲の知ってる人だよ」 咲「誰だろ……。全くわかんないなぁ」パクパク 京太郎「ハギヨシさん///」 終わり
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346835217/ 京太郎「『全国麻雀大会身体検査のスタッフを募集中』……?」 京太郎「(確かに学生大会とはいえ麻雀だからな)」 京太郎「(牌の持ち込み等の不正防止のためには必要なんだろうけど……)」 京太郎「(バイト代は……安っ! でも大会の裏側ってちょっと興味あるな)」 京太郎「(よし、応募してみるか)」 京太郎「はいっ、もういいですよ~」 「あ、ありがとうございましたっ////」 京太郎「ふぅ……、身体検査も楽じゃないなぁ……」 京太郎「次の人どうぞ~」 咲「お、お願いします………って、え?」 京太郎「おお、次は咲だったか」 咲「きょ、京ちゃん!? どうしてここに!?」 京太郎「どうしてって……身体検査のスタッフだよ」 咲「そ、そんな冷静に……」 咲「もしかして……(京ちゃんに裸見られちゃうのぉ!?)」 京太郎「それじゃあ咲」 京太郎「服、脱ごうか」 咲「 」 咲「ハァ……ハァ……////」 京太郎「うん、異常なし。 もう行っていいぞ」 咲「あ……ありがとうございました……////」 京太郎「……咲の奴、随分息荒かったな。 緊張してたのかな?」 京太郎「まぁいいや。 次の人、どうぞ~」 和「お願いします……って須賀くん!?」 京太郎「咲がいるだもん、和もいるか。 やぁ」 和「そ……そんな……どうして…///」 京太郎「スタッフのバイトだよ。 それよりほらここ座って」 和「で……でも私……男の人に裸なんて……初めてで……///」 京太郎「そうかぁ……それじゃぁ」 京太郎「和の初体験は俺が貰っちゃおうか」 和「 」 京太郎「はい、オッケー。 もういいよ和。 ……和?」 和「……うぅ……///」 京太郎「どうかしたか? 診た限りじゃ至って健康極まりない綺麗な体だったけど……」 和「っ、!? は、恥ずかしいこと言わないでください……////」 京太郎「……また胸でかくなってる気がするなぁ。 ホント、可能性は無限大だぜ」 京太郎「次の人どうぞ~」 優希「へい! よろしく頼むじぇ!……おおっ!?」 京太郎「おっす。 相変わらず元気だなお前は」 優希「京太郎……私に会いたくてこんなトコロにまで……」 京太郎「はーい、腕伸ばしましょうねー」 優希「コラァ! レディに向かって何たる扱い!」 京太郎「漫才してる暇は無いんだよ。 ほらさっさとするぞ」 京太郎「夫婦漫才ならいつでもしてやるから」 優希「……えっ!?」 京太郎「うん、元気な女の子ですね。 もういいぞ、優希」 優希「……あぅ……///」 京太郎「?」 京太郎「……検査中は随分しおらしかったな……。優希も人並みの恥じらいはあるってことか」 京太郎「次の人どうぞ~」 久「よろしくおねがいしまーす……ってあらま」 京太郎「部長。 その節はどうも」 久「……須賀くん……。 いくら健全な高校生だからと言ってこんな所にまで……」 京太郎「人を犯罪予備軍みたいに言わないでくださいよ」 久「どうせバイトでしょうけど……。 ふふ、私の体に見蕩れても知らないわよ?」 京太郎「そりゃあ、難しいなぁ」 久「えっ?」 京太郎「だって部長、俺好みなスタイルなんですもん」 久「 」 京太郎「はい、もう服着てもいいですよ部長」 久「……須賀くんって意外と……」 京太郎「えっ?」 久「……いや、なんでもないわ……ええ、なんでもないもの……」 京太郎「……部長がモゴモゴしてるなんて珍しい。なにかあったのかな? 京太郎「……まあいいや、次の人どうぞ~」 まこ「おう、頼むわ…………ぁあああ!?」 京太郎「まこ先輩っ、声大きいですよっ」 まこ「わ、わりゃぁ……なにしとんじゃ……ああぁ…///」 京太郎「見ての通り、身体検査係員ですけど」 まこ「い、いけしゃあしゃあと……」 京太郎「ほら、時間もありませんし」 京太郎「まこ先輩の体、俺に見せてください」 まこ「うぇえええええ!?」 京太郎「以上です。 そちらから出てくださいね」 まこ「お……おおぅ……おうおうおう……」 京太郎「先輩、そっちは入り口です」 京太郎「目が定かじゃなかったな……。 一応先生呼んどくか」 京太郎「さてと。 少し休憩するか」 ____________________________ ____________________________ 咲「きょ……京ちゃんに……見られちゃった……////」 和「……もう、お嫁に行けません……////」 優希「……夫婦……私と……アイツが……///」 久「……なんか随分と呆けてるわねぇ……。 あら、まこ。 お帰り……」 まこ「ぶ、ぶぶ、部長ぉ……いい、今帰ったわ……あわわわ……」 久「………」 久「……こりゃぁ、面白くなってきたわね……!」 ピンポンパンポーン 『龍門渕高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 純「おーい、オレらの番だぞー」 透華「やっとですね……。待ちくたびれるかと思いましたわ!」 一「ここに来て15分も経ってないよ。 全く、透華は短期なんだから…」 純「おめーら忘れもんは無いかー?」 智紀「……」コクコク 一「まるでお父さん見たいだね、ジュンくん」 純「うるせーオレは女だよ」 純「……って、衣の奴は?」 透華「もう先に行きましたわよ?」 純「……」 一「身体検査なんて衣には初めてだろうしね、待ちきれなかったんでしょ」 透華「衣のことですから心配ないでしょう……。 それじゃあ行きましょう?」 智紀「……」コク 京太郎「休憩終わり。 さて、次の人は……」 テテテ ピョン 衣「衣だ! 気楽に頼むぞ!」 京太郎「おお、龍門渕の。……何故俺の膝の上に?」 衣「わからん! ……だが差し支えなければこのままで頼みたい」 京太郎「……」 京太郎「まあいいか」 衣「~♪」 京太郎「天江衣……17歳? 俺より年上なのか…」 衣「むっ。 人を見附で判断するのは好かんぞ。 こう見えても衣はおとななのだ!」 京太郎「……」 衣「なんだ? 衣の顔に何かついてるか?」 京太郎「……いや、なんでもないです。 それじゃあ服を脱いでください」 衣「うむ、頼んだ」バッ 京太郎「……?なぜ万歳を?」 衣「ん? 万歳は脱がせやすくする為にするものだとハギヨシから聞いたぞ?」 京太郎「あ、俺が脱がすのか。 んじゃ、失礼しますね」 衣「んっ……。 どうだっ?」 京太郎「ええ、とても脱がせ易かったです。 ありがとうございました」 衣「えへへ。 衣、偉いか?」 京太郎「偉い偉い」ナデナデ 衣「ふぁっ……」 衣「……えへへー////」 京太郎「はい、これで終わりです。そこから出てくださいね」 衣「はーい! ありがとうきょーたろー!」バイバイ 京太郎「またねー」バイバイ 京太郎「……やっぱどう見ても年上には見えねえなぁ」 京太郎「撫でられると喜ぶ所とか歳相応だと思うし……」 京太郎「……世の中広いんだな……」 衣「とーかー」テテテ 透華「おかえりなさい、衣。 ちゃんと検査は受けられましたか?」 衣「うん! とっても優しく、暖かかった!」 透華「ふふ、そうですか。 ……うん?」 衣「えへへ……///」 京太郎「次の人どうぞ~」 純「失礼するぜー」 京太郎「おー、おっきいなぁ」 純「うっ……結構気にしてんだよそれ……」 京太郎「ああ、すいませんでした。それじゃ衣服はそこに置いてくださいね」 純「おうっ」 京太郎「……はい、いいですよ。異常はどこにもありません」 京太郎「至って健康な体です」 純「おう、サンキュッ」 京太郎「とてもスレンダーで綺麗な体ですね」 純「うええっ!?」 京太郎「……まあ、これは個人的な意見ですけどね」 純「あ……、ああ……」ドキドキ 純「た、ただいま……」 一「おかえり。…? ちょっと顔が赤いよ? 熱でもあるの?」 純「い、いや。 別にどこも異常はなかったよ……」 純「無かったんだけど……」 一「?」 純「(……男に裸見せるなんて全然気にならないことだと思ってたのに……)」 純「(今思うとむちゃくちゃハズい……!!)」ドキドキ 純「ぅうあああああああああ!!」 透華「ど、どうしたのでしょう……?」 智紀「」オロオロ 京太郎「……俺と同じくらい、いやそれ以上の高さか? あれで同い年なんだもんなぁ」 京太郎「ホント、世界は広いなぁ」 京太郎「……次の人どうぞ~」 智紀「おねがいします……」ペコリ 京太郎「はい、衣服はこちらにおねがいしますね」 智紀「はい……」 京太郎「……」 智紀「……ん……」ヌギヌギ 京太郎「……」 智紀「……っしょ」 ブルンッ 京太郎「!?」 京太郎「……」ジー 智紀「……」 京太郎「………」ジー 智紀「……あの…」 京太郎「……………」ジー 智紀「そんなに……見つめられると……」 京太郎「………………」ジー 智紀「……////」 京太郎「……あ、これでおしまいです。 出口はそちらです」 智紀「あ……ありがとうございました……」ペコリ 京太郎「いえいえ。こちらこそ、どうも」 智紀「ぁぅ……////」 一「おかえりともきー。 どうだった?」 智紀「えっと………」 智紀「(………)」 ~~~~~~~~ 京太郎「……」ジー 智紀「……////」 ~~~~~~~~ 智紀「っ! ////」フルフル 一「……? よ、よくわかんないけど大丈夫そうだね……」 智紀「はぃ………////」 京太郎「ふぅ……」 京太郎「…………世界は広い」 京太郎「………故に可能性は無限だ」 京太郎「我々はそれを只々暖かく見守ろうと思う」 京太郎「来たれ次の人」 一「珍しい呼ばれ方されたよ……、よろしく」 京太郎「はい、こちらこそ。 衣服はそちらに……」 一「……?」 京太郎「……」ジー 一「な、なにさ……」 京太郎「……あー」 京太郎「このままでいいか」 一「!?」 一「うわぁぁぁん!!」ダッ 透華「は、はじめ!? 一体どうしたのですか!? まさか命に関わる病気でも……!」 一「そ、それは無かったけど………無かったけどぉ……!」 透華「では一体…?」 一「………うぅ……///」 透華「……?」 一「うきゃぁあああ! ////」ダッ 透華「は、はじめェ!?」 一「男の人って……! 男の人って……! ////」 一「う……うわああああああ/////」 京太郎「……」 京太郎「むしろよく今まで恥ずかしいと思わなかったもんだな……」 京太郎『はい、異常無しです。 そちらから……』 一『ちょっと! 脱がなくていいってどういうことさ!』 京太郎『? いや、だって……その服……』 一『…? この服がどこか変かい?』 京太郎『……ちょっとこちらに近づいて貰えますか?』 一『……?』 京太郎『……いやね? ちょうど俺からの目線だと』 京太郎『見えてるんですよ、ポッチ』 一『……』 京太郎『……』 一『……』 一『 あ!! 』 京太郎『はい』 京太郎「龍門渕はキャラ濃いなぁ」 京太郎「…次の人どうぞ~」 透華「よ、よろしくお願いしますわ」 京太郎「はい。 脱いだ衣服はそちらに置いてくださいね」 透華「……」モジモジ 京太郎「……どうかされましたか?」 透華「…わたくし、生まれてこの方異性に裸を見せる経験が浅くて……」 透華「少々……恥ずかしいですの……////」 透華「ですから、至らぬ点があるかもしれません……」 京太郎「……おぉ」 透華「その……ですので……」 透華「不束者ですが……よろしくお願いします……わ……////」 京太郎「……」 京太郎「(……え?)」 京太郎「……えーっと……。 あまり緊張なさらなくても大丈夫ですよ?」 京太郎「その……ただの身体検査なわけなんだし……」 透華「あ……そ、そうですわね! わたくしったら……全く……!」 京太郎「は、ははっ……」 透華「ほ、ほほほっ……」 「…………」 「…………」 京太郎「……それじゃあ」 透華「!」ビクッ 京太郎「脱がせますね?」 透華「……」 透華「はい……////」 京太郎「はい……これでおしまいです。 お疲れ様でした」 透華「あ、ありがとうございました……」 京太郎「……」 透華「……そ、それでは…」 京太郎「 龍門渕さん 」 透華「っ、……なんですの?」 京太郎「とてもお綺麗なお体でした」 透華「 」 京太郎「出る所は出て、引っ込むところは引っ込む。 全くのムダのないパフォーム」 京太郎「その指一本一本まで丁寧に磨き上げられたかのようで、肌の肌理細やかさも素晴らしい」 京太郎「まさしく、『透き通るような華やかさ』がありました」 透華「 」 京太郎「……」 京太郎「……お大事に……」 京太郎「……ふぅ。 これで龍門渕の検査も終了、っと」 京太郎「……休憩するか」 _____________ _____________ 透華「 」 ハギヨシ「お疲れ様ですお嬢様。 検査の結果はどうでしたか?」 透華「 」 ハギヨシ「……透華お嬢様?」 純「うおおおおお!! オレってやつはぁあああ!!」 智紀「ぅぅ…………////」 一「皆……皆今まで僕のこと……そんな目で……!」 ハギヨシ「こ……これは一体……!?」 衣「また検査したいなぁ~……。 そしたらまた、撫でてくれるかな……」 ハギヨシ「……どうやら原因は検査にあるようですね……ならば」 ハギヨシ「 私も受けるべきですね 」 _____ ____ ___ __ ピンポンパンポーン 『永水女子高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 霞「あら、私達の番ね」 巴「身体検査なんて久しぶりね~」 初美「きっと今年は大きくなってる!! ……気がします……」 春「……無駄な足掻き……」 初美「うわー!! なんでそういうこと言うんですかー!!」 小蒔「ま、まあまあ、そのくらいにして……。 そろそろ行きましょう?」 初美「うっ……、はーい……」 霞「ところで小蒔ちゃん、前より大きくなってるわよね?」 小蒔「あう……。 で、でも霞ちゃんほどじゃないし……」 霞「大丈夫、まだまだ大きくなるわよっ。 きっと」 初美「……泣きたいです……」 巴「……今は同情するわ……」 京太郎「次は……永水女子校。 鹿児島県代表……か」 京太郎「わざわざ遠いところから来たんだ、しっかり検査しないとな」 京太郎「……最初の人どうぞ~」 初美「よろしくおねがいしま~す」 京太郎「 」 初美「? どうかしましたか~?」 京太郎「…あ、いや。 随分露出の多い巫女服だな、っと」 初美「あー、係員さんエッチですね~! 私の体に見とれちゃいましたか~?」 京太郎「(誰でもそう思うと思うけど……ここは無難に……)」 京太郎「ははっ。 まぁ、そういうことで」 初美「えっ……えええええっ!?」 京太郎「…えっ?」 初美「あ……あのっ! 私に見とれちゃったんですか!?」 京太郎「え? あ、はい……。とっても可愛いと思いますよ?」 初美「……そ、そんなっ! そんなこと言われたの……生まれて初めてぇ……////」 京太郎「(……もしかして、選択間違えた?)」 初美「うわぁ! うわぁ! どうしよう! すっごい嬉しいです……////」 京太郎「そ……それじゃあ、始めましょうか、検査」 初美「あっ! そ、そうでしたっ!」 初美「(生まれて初めて私に可愛いって言ってくれた……)」 初美「(この人になら……全部……)」 初美「それじゃ……私の全てを見てください!! ///」バッ 京太郎「うおっ!? 下まで脱がなくていいんですよ!!?」 京太郎「お、お疲れ様でした……帰りはそちらからどうぞ……」 初美「あ、ありがとうございましたー! とっても嬉しかったですよー!」 京太郎「は……はは……」 巴「おかえりハッちゃん。 どうだった?」 初美「えへ……えへへー……/// 知りたいですかー!? 知りたいですかー!?」 巴「あ、ごめん。 やっぱいいです」 初美「えへへ……可愛いって……可愛いってー!! キャー!!」 春「……どうしたんでしょう」 巴「……さぁ?」 京太郎「外見を見て一瞬デジャヴかなと思ったらそんなことなかった」 京太郎「もっと恐ろしい、3年生とは思えないあの言動と行動……」 京太郎「世界って……広い……」 京太郎「ふぅ……。 なんとか収まったし」 京太郎「……つ、次の人どうぞ~」 春「よろしくおねがいします」 京太郎「こちらこそ。 脱いだ衣服はこちらにお願いします」 春「はい」 京太郎「(良かった……普通っぽい人だ)」 京太郎「……」 春「……」ゴソゴソ 京太郎「……」 春「……」ポリポリ 京太郎「すいません、その黒糖も置いてください」 春「 」ポロッ 京太郎「…はい、大丈夫です。 これでおしまいです」 春「……ありがとうございました」 京太郎「どういたしまして。 出口はそちらになります」 春「……」 つ【黒糖】 京太郎「あ、貰っていいんですか?」 春「……」コクリ 京太郎「いただきます。 ……あ、美味い」 春「……」ニコリ 春「……バイバイ」 初美「おかえりはるる! どうだったですかー?」 春「特には……」 春「……ふふっ」 巴「! 春が笑ってる…!」 初美「お……おっぱい大きくなったのかな……?」 京太郎「変わった人だったけど……良い人だったな」 京太郎「……美味いなこれ」ポリポリ 京太郎「次の人どうぞ~」 巴「し、失礼しまーす……」 京太郎「強張らずに、そこにどうぞ」 巴「は、はい……。 うぅ……緊張する……」 京太郎「リラックス、リラックス」 巴「あ、メガネ外したほうがいいですか!?」 京太郎「……」ははっ」 京太郎「(すっごいマトモな人だ!)」 京太郎「(良かった! 本当に良かった!)」 京太郎「はい、いいですよ。 異常無しです」 巴「あ……ありがとうございました……」 京太郎「……まだ緊張してたんすか……」 巴「な、慣れないことだもの……しょうが無いでしょっ。男の子に裸見せるなんて……」 巴「(しかもこの子結構好みだし……!)」 小蒔「あ、おかえりなさい巴さん」 霞「悪いところは見つからなかった?」 巴「特にはありませんでしたよ。 ……ただ……」 巴「(私好みってことは……この二人の好みでもあるのよねぇ……)」 巴「……無事を祈るわ…」 小蒔・霞「?」 京太郎「っ、……なんだ? 寒気が……」 京太郎「まぁいいや……。 残り二人っ」 京太郎「次の人どうぞ~」 「あ、失礼します……」 タプンッ 京太郎「おもち!!」 小蒔「ふえ!?」 京太郎「……すいません、少し取り乱しました」 小蒔「い、いえ。 気にしないでください……こちらこそ驚いちゃって……」 京太郎「いえいえ、こっちこそ急に叫んだりして……」 小蒔「そんな…、私こそへんな声出しちゃって……」 京太郎「……」 小蒔「……」 京太郎「(……埒があかない)」 京太郎「そ、それじゃあ早速検査をしましょうか」 小蒔「あ、あのぅ……それなんですが……」 京太郎「はい?」 小蒔「私の巫女服……どうも着付けが悪かったのか中々胸元が開けなくて……」 小蒔「できれば……手伝ってくれませんか?」 京太郎「oh...」 京太郎「ここですか?」 小蒔「は、はい……。 力一杯開いてください……」 京太郎「……」 京太郎「(巫女さんの胸襟に両手突っ込んで広げようとする俺)」 京太郎「(傍から見たらどんなもんだろうか……)」 京太郎「それじゃ……いきますよ……っと」 グイッ 小蒔「んあんっ!」 京太郎「あ! どこか痛かったですか!?」 小蒔「だ……大丈夫です……ですから…」 小蒔「もっと……強く……お願いします……」ハァハァ 京太郎「わ……わかりましたっ」 グイッ 小蒔「ふぁんっ! んあああっ!」 小蒔「そ……そうですっ……もう少しで……」ハァハァ 小蒔「イヤンッ……はあんっ!……そこっ……いいですぅ……!」ハァハァ 京太郎「………」 京太郎「(なんでこの人息荒いの)」 小蒔「ああっ……イイッ…です……! もうそろそろ……!」 京太郎「あ……開いて来ましたか…!?」 小蒔「はいっ! ……だからもっと強くお願いしますぅ……!」ギュム 京太郎「んぐっ……!」 京太郎「(抱きつかれた? え、なんだこの感触、スゲェ)」ムギュムギュ 小蒔「ふぁあ! そんなにしたら……ああっ……あああああ!!」 ギチギチ ギチッ! 小蒔「イっちゃいますぅうううううう!!!」 ドプルンッ その時見えたのは今でも鮮明に覚えている。 人間にあるはずのない、『何か』が 俺の目の前で、神代さんの前でこれでもかというほど 暴れていた。 京太郎「……ん……ここは……」 小蒔「あ…気付かれましたか?」 京太郎「俺は……。 あ、そうだ! 胸元!」 小蒔「安心してください! 京太郎さんのお陰で……ほらっ」 ドプルンッ 小蒔「ね?」 京太郎「うわ、強烈」 巴「霞さん……。 今、姫様が……」 霞「ええ……一瞬だけど、『寝た』みたいね……」 初美「中でいったい何が……」 春「……」ゴクリ.... 京太郎「……はい、異常なしです。 もう仕舞っても大丈夫ですよ」 小蒔「は……はい。 ありがとう……ございました……////」スッ 小蒔「……あの、京太郎さん!」 京太郎「は、はい?」 小蒔「……今日あったこと、私絶対に忘れません……っ///」 京太郎「……」 小蒔「……で、ではっ」トテテ 小蒔「か、霞ちゃん!」 霞「あらあら、はしゃいじゃって。 なにかイイコトでもあったの?」 小蒔「はい! 私、絶対忘れません!」 小蒔「えへ……えへへ……////」 巴「……一応お祓いしましょうか」 初美「そうですね。 なんか乗り移ってそうですし」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「そうだ、トイレ行こう。」 京太郎「……ふぅ。 次で最後だ」 京太郎「次の人どうぞ~」 霞「は~い」 ドドタプンッ 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「嘘だろおい」 霞「(あら……あらあらあら……)」 霞「(この子……私のドストライクだわ……)」 霞「ふふっ……」 霞「(得意分野、いかせてもらおうかしら)」 霞「係員さん? 巫女服、脱いでもよろしいですか?」 京太郎「えっ。 あ、ああ。 どうぞどうぞ……お願いしますっ」 霞「(わたわたしちゃってる……可愛いっ)」 霞「んっ……んんっ…」ググッ... 霞「ふぅっ」グイッ ※効果音はイメージにお任せします 京太郎「あ……ああ……」 霞「さて……係員さん……」 霞「しっかり検査、してくださいね?」 京太郎「……」ゲッソリ 霞「ふふ……うふふふ……」ツヤツヤ 京太郎「お、お疲れ様でした……お出口はそちらからです……」 霞「ありがとうございましたっ。 ……とっても有意義でしたわ……ふふっ」 京太郎「(検査に有意義もなにも無いと思うけど……)」 霞「ああ、そうでした。 係員さん」 京太郎「は、はい」 霞「私達永水女子の巫女は皆伝統ある決まりごとを守ってまして」 霞「その決まりの1つにこんなものがあるんです」 「異性に裸を見せた場合、その者を生涯の伴侶としなければならない」 京太郎「 」 京太郎「え?」 京太郎「……え? ……じょ、冗談でしょう?」 霞「ふふふ……それは周りを見ても言えるかしら?」 京太郎「え……、うわっ」 初美「えへへー……京太郎さーん、一生一緒ですよー」 春「毎日黒糖、食べさせてあげる……」 巴「ま、まあ? 決まりごとだもの、しょうが無いじゃない?」 小蒔「私、将来の夢はいいお嫁さんになって旦那様の側にいることなんです……///」 小蒔「今、ようやくその夢が叶うと思うと……嬉しくて嬉しくて……////」 京太郎「……」 霞「……そういうわけで、がんばってね?」 「 私達の旦那様っ 」 -カンッ!-
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京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 照「パンツ屋さ~ん!!」 京太郎「おや、また来たんですか照さん」 照「今日は咲のパンツを四枚くれ」 京太郎「もうすっかり常連さんですね」 京太郎「それで代金は?」 照「ああ」 照「菫パンツ一枚と亦野パンツ一枚と渋谷靴下三セットに大星パンツ二枚だ」 京太郎「う~ん、最近は大星パンツの価格が落ちてきてますからねぇ」 照「そこをなんとか」 京太郎「まあ照さんは常連ですしおまけしときましょう」 照「助かる」 京太郎「じゃあポイントカードを出してください」 照「はい」サッ 京太郎「今日は木曜日何でスタンプは三倍ですよ」 京太郎「お、あと咲パンツ一枚でスタンプ100個貯まりますよ」 照「む、今月はもうキツいんだけどな。菫の使用済みストロー10本とペットボトル3本で咲パンツは買えるか?」 京太郎「ええ、近頃菫さん関連は高騰しているので充分ですね」 照「じゃあそれで」 京太郎「これでポイントカードがスタンプいっぱいになりましたので商品贈呈です」 京太郎「こちらのカタログからお選びください」サッ 照「」ペラペラ 照「!?こ、これは!!」 照「この『脱ぎたて咲ブラ咲パンセット』というのはなんだ!!」 京太郎「そちらは文字通り脱ぎたての咲ブラ咲パンを即座にタッパーに回収、品質を保ったまま二日以内にお届けする品です」 照「これを頼む!!」 京太郎「そちらは入手が不定期になりますので入手次第メールで連絡致します」 照「分かった」 京太郎「では次回のご利用をお待ちしております」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 泉「お、パンツ屋さんや」 京太郎「おや二条さん。ちょうど良いところに来ましたね」 泉「へ?」 京太郎「つい先日、レアものを仕入れたところなんですよ」 京太郎「なんと弘世さんが使用したストロー10本とペットボトル3ぼ……」 泉「買った!!」 京太郎「それで代金は?」 泉「園城寺パン一枚に清水谷ブラパン1セット、船パン二枚や」 京太郎「それだとストローはともかくペットボトルの方は無理ですね」 泉「そんな!!そこをなんとかならへんの!?」 京太郎「これでもかなり勉強している方なんですけどね」 京太郎「江口さん関連が品薄なのでそれがあればよかったんですが……」 泉「一応江口先輩の着たタンクトップが一枚あるんやけど、クリーニング済みやしなぁ」 京太郎「ふむ」 京太郎「ではとりあえず今回は手付金としてそのタンクトップを貰いましょう」 京太郎「それで売らずにこちらで保管しておきますから」 泉「そうか。それなら頼むわ!」 京太郎「では今回の分のスタンプをポイントカードに押しときますね」ペタペタ 泉「あ、そういえば明後日ならポイントスタンプ四倍やったやん。損こいたわぁ」 京太郎「まぁ今回のものはレアものでしたからね。明後日には売れてしまっていたかもしれませんし」 泉「ならラッキーやったかな」 京太郎「それでは次回までに料金の方をお願いします。では」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 洋榎「久のパンツ出しぃや!!」 京太郎「いきなりですね愛宕さん」 洋榎「当たり前や。こっちは前々から予約入れとんのに中々手に入らんのやから」 京太郎「部長のは需要に供給が追い付いていないんですよ」 京太郎「とりあえず今回はパンツ二枚だけですが」 京太郎「以前から予約いただいていたのにお待たせしてしまったのでパンストを一枚サービスさせていただきます」 洋榎「ホンマか!?」 京太郎「はい、ですから今後ともご贔屓に」 洋榎「おう、贔屓にするで」 洋榎「ほんで代金なんやけどな」 洋榎「恭子パン二枚とうちの脱ぎたてホカホカパン一枚でどうや!!」 京太郎「はい、結構です」 洋榎「ほな、おおきにな!!」 京太郎「もしもし愛宕さんですか?実はお姉さんが二分前に脱いたパンツが手に入ったんですが──」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 憧「お、やっと着た」 京太郎「新子さん。今回はご足労いただきありがとうございます」 憧「別に構わないわよ。いつも世話になってるんだし」 京太郎「そう言っていただけるとありがたいです」 京太郎「ではこちらから注文していた松実宥さんのマフラー、パンツ、ブラ、その他は手に入りましたか?」 憧「もちろんよ。マフラー二着、パンツ三枚、ブラ四着、靴下五セット、他にも使用済み割り箸とか色々用意してあるわ」 京太郎「ありがとうございます。近頃松実宥さん関連は品薄が続いているので助かります」 憧「それで報酬は?」 京太郎「まずは高鴨さんの小学生時代のジャージ一着、中学生時代のジャージ二着です」 京太郎「ただ、小学生時代のジャージについては年代物ですので若干の品質の劣化があります」 憧「構わないわよ。というかどうやってそんなの手に入れたのよ」 京太郎「申し訳ありませんが仕入れ先については守秘義務がございますので」 憧「ゴメンね、野暮なこと聞いて」 京太郎「お気になさらず」 京太郎「次に千里山の江口さんのパンツ三枚、ブラ三着(内二着スポーツブラ)、短パン二着」 京太郎「小学生時代の卒業文集、中学生時代の卒業文集、使用済みフェイスタオル四枚」 京太郎「あとクリーニング済みですがタンクトップもお付け致します」 憧「充分よ」 京太郎「それでは商談成立ですね」 京太郎「ご用命があればいつでも御呼びください」ペッコリン 久「はい、須賀くん。約束していた前払いの品よ」 京太郎「手作りクッキーに和パン三枚」 京太郎「確かに受けとりました」 久「約束の品、期待しているわよ」 京太郎「任せてください」 春「」ポリポリ 京太郎「滝見さん。先日ご連絡したものはこちらにございます」 春「これが……」 京太郎「はい。『竹井久手作りクッキー』です」 春「」パク 春「美味しい///」 京太郎「では代金の方は」 春「……そこに置いてある」 京太郎「永水五人の巫女装束一着ずつの計五着、確かに受けとりました」 春「また呼ぶ」 京太郎「はい。どうぞご贔屓に」 京太郎「部長、ただいま戻りました」 久「そう。それで注文の品は?」 京太郎「こちらにあります」 京太郎「これがご注文の巫女装束サイズ違い五着です」 久「ありがとう須賀くん」 久「やっぱり巫女プレイをするにしても市販のコスプレなんかより本物を着させた方が背徳感も合わさってより興奮するわね」 久「サイズも一通りあるし誰とでもいけるわね」 京太郎「ご要望があればいつでもどうぞ」